今回は、カナダの若手テニス選手、フェリックス・オジェ=アリアシム[オーガー=エイリアシメ](Felix Auger=Aliassime)のプレースタイルを、プロフィールやスタッツと共に紹介していきます。
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フェリックス・オジェ=アリアシムのプロフィール
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出身 | カナダ |
生年月日 | 2000年8月8日 |
身長 | 193cm |
体重 | 88キロ |
利き腕 | 右利き、バックハンド両手打ち |
ツアー優勝 | 0回 |
コーチ | Guillaume Marx, Frederic Fontang |
話せる言語 | 英語、フランス語 |
好きなショット、 | フォアハンド |
好きなサーフェス、トーナメント | ハードコート、ロジャーズカップ |
趣味 | ピアノ演奏 |
彼はトーゴ出身の父、サム・アリアシムの手ほどきで5歳からテニスを始めました。
憧れのテニス選手はフェデラー。
世界ランクは2019年11月現在最高19位で、ツアー優勝こそないものの10代で既に3度準優勝をしているカナダ期待の星です。
また、モントリオール・カナディアンズというアイスホッケーチームのファンでもあるそうです。
そしてちょっと意外ではありますがピアノ演奏が趣味とのことで、2019年のモンテカルロマスターズの選手パーティーで披露した経験あり。
インスタに自宅での演奏動画を上げていたので見てみましたが、パワフルなテニスのスタイルとは裏腹に非常に繊細で美しい演奏だと思いました👏↓
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慈善事業にも力を入れていて、試合で1ポイント取るごとに5ドルをトーゴの子供たちのために寄付する活動を2020年の2月から開始しました。

まだ十代なのに出来過ぎた青年ですな👏(´;ω;`)
フェリックス・オジェ=アリアシムのプレースタイル
次に、アリアシムのプレースタイルやスタッツを紹介していきます。
スピン系のアグレッシブベースライナー
アリアシムのプレースタイルは、スピン系の球種を軸としたアグレッシブベースライナーです。
武器はバックハンドのダウンザライン。
追い込まれたところからエースを打ち抜けるので、彼の得点源となるショットです。
ファーストサーブは200キロを軽く超えるフラット系、セカンドサーブはかなり回転をかけたスライスサーブを打ちます。
また、ボレーのタッチもとても繊細でネットプレーも非常に上手。
彼のプレーは以下の動画にまとめられています↓
サーブ&リターンのスタッツ(キャリア通算)
参考として、錦織選手とフェデラー選手のスタッツも載せてあります。
アリアシム | 錦織圭 | フェデラー | |
1stサーブが入る確率 | 64% | 61% | 62% |
1stサーブ時のポイント獲得率 | 74% | 71% | 77% |
2ndサーブ時のポイント獲得率 | 49% | 53% | 57% |
ブレイクポイントを防いだ確率 | 64% | 61% | 67% |
サービスゲームの獲得率 | 80% | 80% | 89% |
1stサーブのリターン時のポイント獲得率 | 29% | 31% | 33% |
2ndサーブのリターン時のポイント獲得率 | 47% | 53% | 51% |
ブレイクポイントの獲得率 | 39% | 41% | 41% |
リターンゲーム獲得率 | 19% | 27% | 27% |
リターンはそうでもないですが、サーブのスタッツは中々良い数値。
錦織選手やフェデラーには今は及びませんが、これからもっと伸びていくだろうと思います。
コート別勝率(キャリア通算)
クレー | ハード | グラス | |
勝率 | 55.6% | 45.5% | 72.7% |
(※60%を超えていれば十分トップクラス)
どのコートでも高めの数値。
特にグラスコートはトップ層並みとなっています。
<評価表>
メンタル | 8/10 |
サーブ | 8/10 |
リターン | 7/10 |
フォアハンド | 8/10 |
バックハンド | 9/10 |
ボレー | 8/10 |
フットワーク | 8/10 |
サーブ、ストローク、ボレーと、どれをとってもハイレベルな技術を持っているので、2020年以降のグランドスラムで大活躍する可能性が非常に高い注目の若手選手だと思います。
以上、フェリックス・オジェ=アリアシムのプレースタイル、プロフィール、スタッツ紹介でした。
アリアシムの使用ラケットなどはこちらの記事にまとめてあります↓
