今回は、スイスのプロテニス選手、ベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic)のプロフィール、プレースタイル、スタッツを紹介していきます。
ベリンダ・ベンチッチのプロフィール
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生年月日 | 1997年3月10日 |
出身 | スイス |
身長 | 175cm |
利き腕 | 右利き、バックハンド両手打ち |
世界最高ランキング | 7位 |
グランドスラム最高成績 | 全豪 4回戦 全仏 3回戦 全英 4回戦 全米 ベスト4 |
ツアー優勝回数 | 4回(プレミア5:2回、プレミア:2回) |
趣味 | 映画鑑賞、雑誌購読、友達と会う事 |
チェコスロバキア人でホッケー選手だった父とハンドボール選手だった母を持つベンチッチは、3歳のときに同国のスーパースター、ヒンギスの母であるメラニーのスクールでテニスを開始。

メラニーには10年近く指導を受けていた。
そのこともあってベンチッチは「ヒンギス2世」と呼ばれている。
プロに転向したのは2011年で、2013年の全仏とウィンブルドンジュニアを制し、ジュニアランク1位にもなっています。
2015年は飛躍の年で、ラドワンスカ、ハレプをそれぞれ決勝で破り2大会で優勝。

最高ランクは32位まで上がり、年間最優秀新人賞を受賞!
その後は左手首の怪我で大きく順位を落としましたが、2019年に復活し、ベキッチや大坂なおみなどを倒して全米で初のベスト4入りを達成。

大坂なおみには2019年の3回の対戦で全て勝っているため、相性がかなり良い模様。
世界ランクも最高8位まで上がりWTAファイナルズにも出場しました。
ベリンダ・ベンチッチのプレースタイル
プロフィールに続けて、次はベンチッチのプレースタイルやスタッツについてまとめていきます。
バランス型ベースライナー
ベンチッチのプレースタイルは、攻撃と守備のバランスが取れたベースライナーという印象です。
特にバックハンドのダウンザラインは精度、パワー共に高く超強力。

クロスラリーとストレート展開を器用に使い分けてストロークで堅実的に主導権を握りに行くのがベンチッチの戦い方‥‥!
サーブは非常にトスが高い点が特徴的ですね。
200キロは行かないですがコースが良くて威力もあると思います。
また、チャンスがあればネットを取りに行く積極性も持ち合わせていて、攻撃のバリエーションは高め。
2019年の全米オープンで前年の優勝者である大坂なおみを破った試合はベンチッチの持ち味が十分発揮されています↓
サーブ&リターンのスタッツ(2019年)
参考として、大坂選手とハレプ選手のスタッツも載せてあります。
ベンチッチ | 大坂なおみ | ハレプ | |
1stサーブが入る確率 | 61.7% | 60.6% | 68.9% |
1stサーブ時のポイント獲得率 | 67.5% | 71.9% | 63.4% |
2ndサーブ時のポイント獲得率 | 46.3% | 46.9% | 47.9% |
ブレイクポイントを防いだ確率 | 55.5% | 61.1% | 52.6% |
サービスゲームの獲得率 | 71.4% | 77.5% | 69.2% |
1stサーブのリターン時のポイント獲得率 | 34.9% | 37% | 41.6% |
2ndサーブのリターン時のポイント獲得率 | 58.7% | 54.7% | 57.3% |
ブレイクポイントの獲得率 | 45.5% | 46.6% | 50.5% |
リターンゲーム獲得率 | 35.6% | 34.7% | 44% |
サーブもリターンもかなり優秀なスタッツ。
特に苦手とかはないと思います。
能力値表
メンタル | 8/10 |
サーブ | 9/10 |
リターン | 9/10 |
フォアハンド | 8/10 |
バックハンド | 9/10 |
ボレー | 9/10 |
フットワーク | 8/10 |
サーブ&リターン、そしてバックハンドなどを高く評価しました。
ヒンギス2世と言われているベンチッチが4大大会を制することができるのか、注目したいと思います。
というわけで以上、スイスのプロテニス選手、ベリンダ・ベンチッチのプレースタイル、プロフィール、スタッツ紹介でした!
ベンチッチの使用ラケットなどは以下の記事にまとめてあります↓
