今回は、クロアチアのプロテニス選手、マリン・チリッチ(Marin Cilic)のプロフィール、プレースタイル、スタッツなどを紹介していきます。
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マリン・チリッチのプロフィール
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生年月日 | 1988年9月28日 |
出身 | ボスニアヘルツェゴビナ |
身長 | 198㎝ |
体重 | 89キロ |
利き腕 | 右利き、バックハンド両手打ち |
世界最高ランキング | 3位 |
グランドスラム最高成績 | 全豪 準優勝 全仏 ベスト8 全英 準優勝 全米 優勝 |
ツアー優勝回数 | 18回(GS:1回、MS:1回、500:2回、250:14回) |
コーチ | Wayne Ferreira |
ニックネーム | Chila |
憧れの選手 | イヴァニセビッチ、リュビチッチ |
好きなサーフェス | ハードコート、グラスコート |
好きなトーナメント | ACミラン、サッカークロアチア代表 |
好きな著名人 | カカ、ロビーニョ(共にサッカー選手) |
チリッチは7歳の時に従兄弟と共にテニスを開始。
2005年の全仏ジュニアで優勝し、同年にプロ転向。
すぐにツアーレベルで準決勝まで進出しトップ100位入りも達成しました。

順調すぎるほどのキャリア初期👏
2008年にツアー初優勝し、2010年には全豪でベスト4入り&世界ランクトップ10入りも果たしました。
その後一時期薬物検査に引っ掛かって4か月間出場停止されたものの、2014年の全米ではシモン、フェデラー、錦織選手などを倒しグランドスラムで初めての優勝を経験。

この時のチリッチは神がかっていて、特にサーブが半端なかった!
それからも好調は続き、4大大会で2回の準優勝とデビスカップの優勝も達成済み。
世界ランクは最高3位までいきました。
ちなみに慈善活動も積極的にしており、サッカークロアチア代表のモドリッチと一緒にテニスを通したチャリティイベントなどを開いたりしています↓
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マリン・チリッチのプレースタイル
プロフィールに続いて、次はチリッチのプレースタイルやスタッツについて書いていきます。
ビッグサーブとフォアが武器のアグレッシブベースライナー
チリッチのプレースタイルは、アグレッシブベースライナーです。
武器は時速220キロを超えるほどのサーブと、コート後方からエースを狙えるほどパワフルなフォア。

恵まれた体格から繰り出されるパワフルさがチリッチの持ち味。
一方で大柄な分フットワークはあまり良くなく、守備力もいまいちという印象。
調子に波があるタイプでダメな時は早期敗退することも多いですが、乗っているときはBig4(フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレー)でも止めることができないほどの爆発力を発揮します。
錦織選手と戦った2014年全米の決勝の動画はコチラ↓
サーブ&リターンのスタッツ(キャリア通算)
参考として、錦織選手とフェデラー選手のスタッツも載せてあります。
チリッチ | 錦織圭 | フェデラー | |
1stサーブが入る確率 | 57% | 61% | 62% |
1stサーブ時のポイント獲得率 | 77% | 71% | 77% |
2ndサーブ時のポイント獲得率 | 53% | 53% | 57% |
ブレイクポイントを防いだ確率 | 64% | 61% | 67% |
サービスゲームの獲得率 | 84% | 80% | 89% |
1stサーブのリターン時のポイント獲得率 | 30% | 31% | 33% |
2ndサーブのリターン時のポイント獲得率 | 50% | 53% | 51% |
ブレイクポイントの獲得率 | 39% | 41% | 41% |
リターンゲーム獲得率 | 23% | 27% | 27% |
1stサーブにポイント取得率が非常に高いですね。
リターンのスタッツも良好だと思います。
コート別勝率(キャリア通算)
クレー | ハード | グラス | |
勝率 | 61.9% | 65.4% | 70.1% |
(※60%を超えていれば十分トップクラス)
どのコートでも勝率6割越え。
紛れもないトップ選手の1人だと言えます。
能力値表
メンタル | 9/10 |
サーブ | 9/10 |
リターン | 8/10 |
フォアハンド | 9/10 |
バックハンド | 9/10 |
ボレー | 9/10 |
フットワーク | 7/10 |
フットワーク以外は高い評価にしました。
少なくともあと一回くらいはグランドスラムを制覇しそうだと思います。
というわけで以上、クロアチアのプロテニス選手、マリン・チリッチのプロフィール、プレースタイル、スタッツ紹介でした!
チリッチの使用ラケットなどは以下の記事にまとめてあります↓
