イーゾーン98 2020&ブイコア98 2018&ブイコアプロ97 2018の違いを徹底比較

ヨネックス

 

ヨネックスのテニスラケットのイーゾーン98 2020ブイコア98 2018ブイコアプロ97 2018の違いが知りたい!

3つともヨネックスの看板モデルであり、どれが一番自分に合っているのか迷っている方も多いと思います。

そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際に全部使った私が使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ

本記事の内容

  1. イーゾーン98 2020&ブイコア98 2018&ブイコアプロ98 2018のスペック比較
  2. それぞれの使用感の違いを解説

結論は、

「爆発力のEZONE98、硬めの打感でぶっ潰してボールを運びやすいVCORE98、しなりとコントロール性がバツグンのVCORE PRO97」

です。

(※個別のインプレ・評価・感想レビュー記事も書いているので、それぞれの特徴などをまだ詳しく知らない方はチェックしてみてください↓)

☑Ezone 98 2020

Yonex Ezone98 2020 インプレ 評価 感想レビュー
「Yonex Ezone98 2020(ヨネックス イーゾーン98 2020)」のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

☑Vcore 98 2018

Yonex Vcore 98 2018 インプレ 評価 感想レビュー
「Yonex Vcore 98 2018(ヨネックス ブイコア 98 2018)」のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

☑Vcore pro 2018

ヨネックス ブイコアプロ 97 2018 インプレ 評価 レビュー
「Yonex Vcore Pro 97 2018(ヨネックス ブイコアプロ97 2018)」のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

ではでは、細かくかみ砕いて3本の解説していきますね。

5分位で読み終わるよ~。

 

 

 

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【ヨネックス】イーゾーン98 2020&ブイコア98 2018&ブイコアプロ98 2018のスペック比較

まずは簡単にスペック比較から。

スペックEZONE98 2020VCORE98 2018VCORE PRO97 2018
フェイスサイズ98平方インチ98平方インチ97平方インチ
重さ305g305g310g
バランスポイント315㎜315㎜310㎜
フレーム厚23-24-19㎜22-22-21㎜20㎜
ストリングパターン16×1916×1916×19

イーゾーン98は至って平均的なスペック。

一方のブイコア98とブイコアプロ97は重めかつフレーム厚が20~22㎜とかなり薄く、コントロール系ラケット特有のハードっぽい仕様です。

フレームが薄いとボールを飛ばすパワーが出にくい反面、しなることでボールがフェイスに長い事乗っていてくれるから、コントロール性が上がる。

3本ともバランスポイント(重心)がグリップ寄りのトップライト系ラケットなのも特徴ですね。

トップライトはボレー時に取り回しが利きやすい。

【ヨネックス】イーゾーン98 2020&ブイコア98 2018&ブイコアプロ98 2018の使用感の違いを解説【インプレ】

次にこの3つのラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。

打感の柔らかさ

イーゾーン98 2020>>ブイコアプロ97 2018>ブイコア98 2018

イーゾーンは硬すぎず柔らかすぎずの標準的な打感。

ブイコアプロはやや硬く、ブイコアはさらに硬い印象です。

3本ともしなり系のラケットだから、スイングが速いなら柔らかく感じる一方、遅いなら硬さを感じるタイプ。

ボールの飛びの良さ

イーゾーン98 2020>>ブイコアプロ97 2018>ブイコア98 2018

パワーに関してもイーゾーンがこの中では最も上。

当てるだけで飛ぶようなことはないですが、振り切って打つと良い感じにパワーアシストが加わって爆発力のあるショットになります。

ブイコアプロとブイコアは控えめな反発性能。

ボールをぶっ潰して運べるパワーヒッター向け。

回転のかけやすさ

イーゾーン98 2020>>ブイコア98 2018>ブイコアプロ97 2018

イーゾーンはそこそこしっかり回転がかかり、強めの回転のフラットドライブが打ちやすいです。

ブイコアはスピン特化というコンセプトで作られてはいますが、98はそこまで回転はかからず、あくまで自然なフラットドライブが打てる印象。

ブイコアプロはあまり回転がかかりませんので、フラット系主体のプレーヤー向きだと思います。

スライスは3本とも浮きにくいから、滑る低軌道のショットがかなり打ちやすい。

コントロール性能

ブイコアプロ97 2018>ブイコア98 2018>>イーゾーン98 2020

ブイコアプロは飛びが抑えられており、なおかつよくしなるので、コントロール性は全ラケット中トップクラス。

ブイコアはブイコアプロ程はしならないですが、それでも非常に高いボールコントロール性能を誇ります。

飛距離やコースの調整がとてもしやすい。

イーゾーンは上記2本よりはややパワーに比重を置いたモデルなので、その分コントロール性は少し劣ります。

操作性&取り回しの良さ

イーゾーン98 2020=ブイコア98 2018>>ブイコアプロ97 2018

イーゾーンとブイコアは305gかつトップライトのラケットなので、操作性は高め。

ボレーの時などは特にラケットを動かしやすいです。

ブイコアプロもトップライト系だけど、310gあってちょっと重い。

ストローク

イーゾーン98 2020⇒振り切って打てると、適度なパワーアシストが効いてかなりスピードと威力のあるパワーショットが打てます。

バンバン打ってノータッチエースを狙っていくには良い相棒ですね。

ブイコア98 2020⇒打感が硬くボールが飛びにくいので、使用難易度は高め。

とはいえ、余計な味付けが無い分パワフルでボールをぶっ潰して運んでいきたい方には使いやすいと思います。

打ちごたえバツグン!

ブイコアプロ97 2020⇒クリーンヒットしたフラットショットをコントロールしつつ展開していく使い方がおすすめ。

フレームが20㎜しかないので、手に伝わってくる情報量もとても多いです。

使い手の力量をしっかり反映するラケット。

【守備に関して】

イーゾーンはパワーアシストが少しあるので、そこまで大変な感じはしません。

ブイコアとブイコアプロは打感硬めでボールが飛びにくい分、まあまあ大変です。

ブイコア98とブイコアプロ97は攻撃特化型ラケット。

ボレー

イーゾーン98 2020⇒トップライトかつパワーアシストも少しあるおかげでとてもやりやすい。

中級以上なら難しさは感じないかなと。

ブイコア98 2018⇒打感が硬く飛ばないので、しっかり面を作って押していく必要があります。

ただ大変な分コントロール性は高めです。

ブイコアプロ97 2018⇒ブイコア同様にコントロール性が高いですが、ブイコア程は硬さを感じない印象です。

ストローク同様にブイコア98とブイコアプロ97はパワーアシストはあまりいらないというコントロール志向の中上級~上級者向けの仕様。

サーブ

イーゾーン98 2020⇒スピードが出て爽快感のあるサーブが打てます。

コントロール性はまあまあで回転系サーブも比較的変化してくれる感じです。

ブイコア98 2018⇒打ったら打っただけ球威が出る印象。

パワフルプレーヤーならば強烈な軌道で打てる一方、そこまで力がない方だと球威もバウンド後の伸びも出ないタイプだと思います。

回転系サーブの変化はそこそこ。

ブイコアプロ97 2018⇒回転系はあまり変化しないですが、コントロール性と威力がピカイチ。

ラケット自体が重いので、その分ボールにも威力が乗る感じです。

パワーのEZONE98、打ちごたえのVCORE98、コントロールのVCORE PRO97

本記事ではヨネックスの看板モデルである「イーゾーン98 2020」、「ブイコア98 2018」、「ブイコアプロ97 2018」を比較しつつインプレ・評価・感想レビューを書いてきました。

3本とも中上級~上級向けのラケットだけど、性能にはそれぞれ違いがある。

どれもしっかりラケットを振っていける方にはおすすめなので、自分に合ってそうなものを選んでいただければと思います

では今回はこの辺で(‘ω’)ノ

今回解説したラケット用品一覧

 

 

(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)

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