今回は、アメリカのプロテニス選手、ソフィア・ケニン[ケネン](Sofia Kenin)のプロフィール、プレースタイル、スタッツなどを紹介していきます。
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ソフィア・ケニンのプロフィール
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生年月日 | 1998年11月14日 |
出身 | ロシア |
身長 | 170cm |
利き腕 | 右利き、バックハンド両手打ち |
世界最高ランキング | 12位 |
グランドスラム最高成績 | 全豪 優勝 全仏 4回戦 全英 2回戦 全米 3回戦 |
ツアー優勝回数 | 4回(グランドスラム:1回、インターナショナル:3回) |
コーチ | Alexander Kenin(実父) |
小さい頃にロシアからアメリカのフロリダに移住したケニンは、5歳からテニスを開始。
実父のAlexander Keninはずっと彼女のコーチですが、5歳から12歳までの間はさらに専門的な教えを乞うためプロのRick Macciの所でも練習していました。

ベテランのコーチでさえもいまだかつて見たことないくらいの才能を彼女は発揮していたらしいw
さらに、錦織選手がコーチングを受けたことで有名なニック・ボロテリーにも指導を受けたとのこと。
2012年からプロテニス選手としてのキャリアをスタートさせ、2015年に初めて4大大会の全米オープンにデビュー。
2019年にはツアー3勝を飾りキャリアハイの12位まで一気にジャンプアップさせました。
そして、現在開催中の2020年の全豪オープンを第14シードで迎え、ガウフやバーティといった難敵を倒し、決勝ではムグルサを破って優勝しました。
ソフィア・ケニンのプレースタイル
プロフィールに続いて、次はケニンのプレースタイルやスタッツについてまとめていきます。
鋭角のクロスショットが武器のアグレッシブベースライナー
ケニンは角度のついたクロス展開で相手をコートの隅に追いやることが得意なアグレッシブベースライナーです。
特にバックハンドクロスで相手のバック側にボールを集め、チャンスボールをフォアのクロスで逆サイドに決める、というのがお得意のパターン。
時折スライスを打ってリズムを変えたりもするので、相手としてはやりにくいかもしれません。
一方、フットワークやボレースキルは標準的で守備力はあまりない模様。
基本的にサーブとリターンでイーブン以上を保ちつつ、しっかり構えた状態でストローク戦に持ち込むのがケニンの戦い方だと思います。
高いストローク力を持つバーティとの一戦は面白かったです↓
サーブ&リターンのスタッツ(2019年)
参考として、大坂選手とハレプ選手のスタッツも載せてあります。
ケニン | 大坂なおみ | ハレプ | |
1stサーブが入る確率 | 65.4% | 60.6% | 68.9% |
1stサーブのポイント獲得率 | 66.2% | 71.9% | 63.4% |
2ndサーブのポイント獲得率 | 48% | 46.9% | 47.9% |
ブレイクポイントを防いだ確率 | 60% | 61.1% | 52.6% |
サービスゲームの獲得率 | 74.2% | 77.5% | 69.2% |
1stサーブのリターン時のポイント獲得率 | 33.4% | 37% | 41.6% |
2ndサーブのリターン時のポイント獲得率 | 57.5% | 54.7% | 57.3% |
ブレイクポイントの獲得率 | 45.4% | 46.6% | 50.5% |
リターンゲーム獲得率 | 34.3% | 34.7% | 44% |
ファーストサーブはそれほどでもないですが、セカンドサーブの質が良いためサービスゲームの獲得率は74%以上と高数値。
また、相手のセカンドサーブをリターンするのも得意みたいです。
能力値表
メンタル | 8/10 |
サーブ | 9/10 |
リターン | 8/10 |
フォアハンド | 9/10 |
バックハンド | 9/10 |
ボレー | 7/10 |
フットワーク | 7/10 |
鋭角クロスが持ち味のフォアとバックが高い評価になりました。
まだまだ上り調子の若い選手なので、今後さらに飛躍するだろうと思います。
というわけで以上、アメリカのプロテニス選手、ソフィア・ケニンのプレースタイル、プロフィール、スタッツ紹介でした!
ケニンの使用ラケットなどは以下の記事にまとめてあります↓
