今回は、オーストラリアのプロテニス選手、ニック・キリオス[キルギオス](Nick Kyrgios)の使用ラケット、シューズ、ウェア、ラケットバッグを紹介していきます。
Contents
ニック・キリオスの使用ラケット
キリオスの使用ラケットの市販品モデルは「Yonex Ezone 98 2020」です。
※プロテニス選手は独自にラケットをカスタマイズしているので、市販品とスペックが違うことがあります。
Yonex Ezone 98 2020
スペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 23㎜-24㎜-19㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | ◎ | ◎ | 〇 |
女性 | ◎ | 〇 | △ |
Yonex Ezoneシリーズを使用する(したことのある)主なプロテニス選手一覧
大坂なおみ選手が使っていることで有名なYonexの人気シリーズ「Ezone 98」の最新モデル。(6代目、2020年1月発売)

標準的なものと比べると、フェイスサイズはやや小さめ、重量はやや重めのスペック。
ボールの飛びは標準的で、打感はスイートスポットで打てればやや柔らかめの印象。
厚く当てて押し込みつつスイングすると、爆発的な剛速球が飛んでくれます。
また、スイートスポットも他のラケットと比べて広い設計(アイソメトリック)になっており、多少ミスヒットしても相手コートに返しやすいです。

アイソメトリックはヨネックス独自の技術。
実際の面の大きさは98インチだけど、体感だと99~100インチ位あるように感じるよ。
スロート部のフレーム厚は19㎜と薄くしなるため、ストリングがボールをしっかりホールドし、コントロール性能は高め。
球種としては、回転がマイルドにかかり、フラット~フラットドライブ辺りのショットが打ちやすいのが大きな特徴です。

グリップには振動吸収材のVDMが内蔵されていて、ボールヒットのキツイ衝撃があまり来ず、体に優しいのも良い所。
なお、バランスポイントは平均的な320㎜よりも5㎜短い「トップライト」に分類され、ボレー時に取り回しが利きやすくなっています。

※バランスポイントって何?という方はコチラをどうぞ→【テニスラケットのバランスポイント】
初心者の方やパワーのあまりない方には難しいですが、フラットドライブ系のショットでどんどん攻めていきたい中級~上級者のプレーヤーにはおすすめのラケットです。
色に関しては、2020年の全米オープンで大坂選手が優勝した際に使った限定カラーの「NAOMI OSAKA Limited」もあります。
使用感や詳細情報は以下の記事でまとめているので、もっと詳しくこのラケットを知りたい方はご覧ください↓

2019年以前 Yonex Ezone 98 2017
2019年以前では、一つ前のモデルである「Yonex Ezone 98 2017」を使用していました。(シリーズ5代目)
2020年モデルと比べると、重さやフェイスサイズなどは同じですが、こちらの方が若干スピン量が抑えられていて、飛びが強いです。

カラーはグリーンとブルーの二種類。
型落ちした分かなりお値打ち価格になっている。
インプレ・感想レビューはコチラ↓

ガット:Polytour Pro 120
キリオスの使用ガットは「Polytour Pro 120」です。
やわらかい打球感でボールを飛ばしやすいという特徴があります。
ニック・キリオスの使用シューズ
キリオスの使用シューズは「Nike Air Zoom Vapor X」です。
Nike Air Zoom Vapor X
特殊なクッション機能によってダッシュやターンの際の足への負担を減らしてくれる設計。
耐久性や履き心地がとても良く、ナイキ契約選手の多くが愛用しているプロ仕様のシューズです。
ニック・キリオスの使用ウェア&ラケットバッグ
キリオスの使用ウェアはナイキ製、ラケットバッグはヨネックス製です。
ウェアは売り切れたり店舗での取扱いが終了しやすいので、気になる方はお早めに。
以上、オーストラリアのプロテニス選手、ニック・キリオスの使用ラケット、シューズ、ウェア、ラケットバッグ紹介でした。
キリオスのプレースタイルなどはコチラの記事にまとめてあります↓
