今回は、オーストラリアのプロテニス選手、ニック・キリオス( Nick Kyrgios)のプロフィール、プレースタイル、スタッツなどを紹介していきます。
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ニック・キリオスのプロフィール
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生年月日 | 1995年4月27日 |
出身 | オーストラリア |
身長 | 193cm |
体重 | 85キロ |
利き腕 | 右利き |
世界最高ランキング | 13位 |
グランドスラム最高成績 | 全豪 ベスト8 全仏 3回戦 全英 ベスト8 全米 3回戦 |
ツアー優勝回数 | 6回(500大会:3回 250大会:3回) |
コーチ | なし |
憧れの選手 | フェデラー、ツォンガ |
好きなショット、サーフェス | サーブ、全てのコート |
好きなトーナメント | ウィンブルドン、全米オープン |
好きな著名人 | レブロン・ジェームズ、ケビン・ガーネット、マイケル・ジョーダン |
趣味 | バスケ、バスケ鑑賞(NBAのボストン・セルティックスのファン)、コメディや映画を見ること |
キリオスはデミノーと並ぶオーストラリアのエース選手です。
ギリシャ人で画家の父とマレーシア人の母を持ち6歳でテニスを始めたキリオスは、2013年の全豪オープンジュニアで優勝しました。
さらに翌年の全豪オープンでは144位で当時1位のナダルに勝ち、そのままベスト8まで進出。

10代でグランドスラムのベスト8‥‥かなり早咲き!
大会ごとにムラがあり、一回戦負けも多い反面、声援を力に変えられるタイプの選手なので、乗っているときはトップ選手を連続で破って優勝することもあります。
Big4に対しても複数回勝ち星を挙げていて、王者ジョコビッチには勝ち越しています。(すごすぎるw)
また、暴言を吐く悪童としても有名で、罰金処分になるしばしば。
その一方で、同じアジア系の錦織圭選手のことはリスペクトしていると度々話しています。

キリオスは若いときに白人の選手たちから差別を受けていて、練習相手が見つからなかったときに錦織選手が声をかけたんだとか。
アジア系で頑張っているもの同士で分かり合えることがあったのかも‥‥。
度重なる暴言も、アジア系として差別を受けてきた暗い過去が要因の一つだと思います。
慈善活動としては、恵まれない子供たちへの基金を設立し、サービスエースを打つごとに募金をしています。
ニック・キリオスのプレースタイル
プロフィールに続いて、次はキリオスのプレースタイルやスタッツについてまとめていきます。
アグレッシブオールラウンダー
キリオスは一発でエースが取れるサーブやストローク力を持ち、ボレーも積極的にするオールラウンダーの選手。
調子が良いときはジョコビッチやナダルでも止められないほどの攻撃力を発揮します。
特にサーブは彼の一番の武器であり、苦しいときにサービスエースを打ち込んで危機を脱するシーンはよく見かけますね。
アンダーサーブやトリッキーの股抜きショットも度々使うため、キリオスの試合では歓声が上がることが多いです。
ただ、守備力はあまりなく、先に攻められると厳しい試合展開になりがち。

たまに不機嫌になって無気力プレーしちゃったりw
相手との勝負というよりも自分の調子次第でパフォーマンスが大きく変わると思います。
キリオスのスーパープレイ集はコチラ↓
サーブ&リターンのスタッツ(キャリア通算)
参考として、錦織選手とフェデラー選手のスタッツも載せてあります。
キリオス | 錦織圭 | フェデラー | |
1stサーブが入る確率 | 65% | 61% | 62% |
1stサーブのポイント獲得率 | 77% | 71% | 77% |
2ndサーブのポイント獲得率 | 53% | 53% | 57% |
ブレイクポイントを防いだ確率 | 66% | 61% | 67% |
サービスゲームの獲得率 | 88% | 80% | 89% |
1stサーブのリターン時のポイント獲得率 | 24% | 31% | 33% |
2ndサーブのリターン時のポイント獲得率 | 47% | 53% | 51% |
ブレイクポイントの獲得率 | 39% | 41% | 41% |
リターンゲーム獲得率 | 16% | 27% | 27% |
サーブの率はビックサーバー並みに素晴らしい反面、リターンの率はやや低め。
コート別勝率(キャリア通算)
クレー | ハード | グラス | |
勝率 | 54.3% | 65.7% | 61.1% |
ハードとグラスで6割越え👏
やはりビックサーバーっぽい感じだと思います。
能力値表
メンタル | 9/10 |
サーブ | 9/10 |
リターン | 7/10 |
フォアハンド | 8/10 |
バックハンド | 8/10 |
ボレー | 8/10 |
フットワーク | 7/10 |
強力なサーブとトップランカーにも勝てるメンタルを高く評価しました。
というわけで以上、オーストラリアのプロテニス選手、ニック・キリオスのプレースタイル、プロフィール、スタッツ紹介でした!
キリオスの使用ラケットなどは以下の記事にまとめてあります↓
