今回は、セルビアのプロテニス選手、ドゥシャン[ドゥサン]・ラヨビッチ(Dusan Lajovic)のプロフィール、プレースタイル、スタッツなどを紹介していきます。
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ドゥシャン・ラヨビッチのプロフィール
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生年月日 | 1990年6月30日 |
出身 | セルビア |
身長 | 183㎝ |
体重 | 83キロ |
利き腕 | 右利き、バックハンド片手打ち |
世界最高ランキング | 23位 |
グランドスラム最高成績 | 全豪 2回戦 全仏 4回戦 全英 2回戦 全米 3回戦 |
ツアー優勝回数 | 1回(250:1回) |
コーチ | Jose Perlas |
ニックネーム | Dutzee |
憧れの選手 | サンプラス |
好きなショット、サーフェス | バックハンド、ハード |
好きなトーナメント | ドーハ |
もしテニス選手になってなかったら? | サッカー選手になっていた |
趣味 | FCバルセロナの応援 |
7歳からテニスを始めたラヨビッチは、2007年にプロに転向するも中々ツアーレベルでは活躍することが出来ませんでした。
2013年は転機の年で、デビスカップのメンバーとして選ばれ、準優勝を経験。
翌年の2014年の全豪で4大大会デビューし、全仏では4回戦まで勝ち進みました。(ナダルに敗戦)

この後約5年近くはあまりぱっとしない成績だった‥‥。
しかし、2019年のモンテカルロマスターズではティームやゴファンといったトップランカーを破り、準優勝&トップ25入りを達成。
さらにクロアチアオープンで自身初のツアー優勝をしました。
また、2020年のATPカップでは、ジョコビッチに次ぐ2番手としてセルビアをひっぱり、ハチャノフやアリアシムを倒して見事優勝👏。
アラサーになってから花開いた選手なので、かなり遅咲きのだと言えますね。

同国の英雄であるジョコビッチの影響は少なからずあったと思うな~。
ドゥシャン・ラヨビッチのプレースタイル
プロフィールに続いて、次はラヨビッチのプレースタイルやスタッツについて書いていきます。
片手バックハンドが武器のオールラウンダー
ラヨビッチのプレースタイルは、オールラウンダーです。
基本的にはコート後方でボールを拾いつつ、チャンスがあればネットに出る積極性がラヨビッチの持ち味。

ムキムキの肉体だけど意外と俊足!
武器は片手バックハンドで質の良いパッシングとスライスを使い分けることが可能。
一発で戦況を変えるほどのショットは打たない分、ガッツリと打ち合ってじわじわと主導権を握っていくのがラヨビッチの強みだと思います。
負けはしたものの、モンテカルロマスターズの決勝でフォニーニ相手に激戦を繰り広げた試合は見どころ満載です↓
サーブ&リターンのスタッツ(キャリア通算)
参考として、錦織選手とフェデラー選手のスタッツも載せてあります。
ラヨビッチ | 錦織圭 | フェデラー | |
1stサーブが入る確率 | 66% | 61% | 62% |
1stサーブ時のポイント獲得率 | 68% | 71% | 77% |
2ndサーブ時のポイント獲得率 | 52% | 53% | 57% |
ブレイクポイントを防いだ確率 | 60% | 61% | 67% |
サービスゲームの獲得率 | 78% | 80% | 89% |
1stサーブのリターン時のポイント獲得率 | 28% | 31% | 33% |
2ndサーブのリターン時のポイント獲得率 | 49% | 53% | 51% |
ブレイクポイントの獲得率 | 40% | 41% | 41% |
リターンゲーム獲得率 | 20% | 27% | 27% |
1stサーブの入る確率は錦織選手やフェデラー以上。
ただ、リターンはあまり得意ではなさそうです。
コート別勝率(キャリア通算)
クレー | ハード | グラス | |
勝率 | 50.7% | 41.9% | 25% |
(※60%を超えていれば十分トップクラス)
勝率的にみるとラヨビッチはクレーコーターだと言えますね。
グラスコートの成績はやや寂しいと思いました。
能力値表
メンタル | 8/10 |
サーブ | 7/10 |
リターン | 7/10 |
フォアハンド | 8/10 |
バックハンド | 8/10 |
ボレー | 8/10 |
フットワーク | 9/10 |
フットワークを高めに評価しました。
30才を超えてからキャリアハイを更新する選手もたまにいるので、それを期待したいと思います。
というわけで以上、セルビアのプロテニス選手、ドゥシャン・ラヨビッチのプロフィール、プレースタイル、スタッツ紹介でした!
ラヨビッチの使用ラケットなどは以下の記事にまとめてあります↓
