今回は、中国のプロテニス選手、チュ・リン[朱琳](Lin Zhu)の使用ラケット、シューズ、ウェア、ラケットバッグを紹介していきます。
Contents
チュ・リンの使用ラケット
リンの使用ラケットの市販品モデルは「Yonex Vcore 100 2021」です。
※プロテニス選手は独自にラケットをカスタマイズしているので、市販品とスペックが違うことがあります。
Yonex Vcore 100 2021
Lin zhu beats Sam stosur 7-6 7-6 in the 1st round of the Melbourne summer set 2 #zhu #round1 #melbournesummerset2 ( Getty ) pic.twitter.com/V1ALdVUF96
— Phil (@tennis_phil) January 5, 2022
スペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 24-25-22㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | 〇 | ◎ | ◎ |
女性 | ◎ | ◎ | 〇 |
Yonex VCOREシリーズを使用する(したことのある)主なプロテニス選手一覧
スピン回転をかけることに特化したヨネックスの超人気シリーズ「Vcore」の最新モデル。(6代目、2021年1月発売)
フェイスサイズ100平方インチ、重さ300g、バランスポイント320㎜のいわゆる黄金スペックのラケットです。

黄金スペックは最も万人に扱いやすい仕様で人気があり、メーカー各社が力を注ぎ込んでいるスペック。
打感は比較的柔らかく、ボールが楽に飛んでくれるタイプ。
ガットがたわむ感触がわかりやすい設計となっています。

前作はちょっと硬めの打感だったから、より柔らかな打感が好きな人向け。
球種としては、非常に強めの回転がかかるので、グリグリスピン系のショットが打ちやすいのが大きな特徴。
なお今作からグリップ部にはヨネックス独自の振動吸収材「VDM」が搭載されており、肘や手首に優しい作りになっているのも良いですね。

VDMは普段振動止めを使っている人が使わなくても済むくらい雑振動を取り払ってくれる効果がある。
パワフルな人がフラット系でガンガン打つとアウトしやすいですが、柔らかめの打感を感じつつ、強烈なスピンショットを楽に展開していきたい方にはおすすめです。
ブイコア100だとちょっとボールが飛びすぎるかもという場合は98インチ/305gの中上級者向けラケット「ブイコア98」が、
300gのラケットは自分には重い…という場合は100インチ/280gの軽量ラケット「ブイコア100L」がそれぞれおすすめです。
実際の使用感や詳細情報は以下の記事でまとめているので、もっと詳しく知りたい方はご覧ください↓
2020年以前 Yonex VCORE 100 2018
2020年以前は「Yonex Vcore 100 2018」を使用していました。
スペックや強烈なスピン回転が掛けやすい点は2021モデルと全く同じですが、こちらはやや打感が硬く作られています。

- ガットのたわみを感じる柔らかめの打感が好きな人⇒2021モデル
- やや硬めで打ちごたえのある打感が好きな人⇒2018モデル
がそれぞれ合っていると思う。
2018モデルは発売後2年くらい経っているので、その分お手頃価格になっています。
インプレ・評価・感想レビューはこちら↓

ガット:Yonex Polytour Spin 125
リンの使用ガットは「Yonex Polytour Spin 125」です。
ボールの飛びは控えめで、スピンが良くかかる仕様となっています。
チュ・リンの使用シューズ
リンは「Nike Air Zoom Vapor」シリーズのシューズを使用中。
Nike Air Zoom Vapor Pro
耐久性の高いメッシュで足元をクールな状態にキープ。メッシュの内側は、サポートが必要な部分を強化。外側には薄くしなやかなオーバーレイを施し、高い耐久性を確保。
データを活用してデザインされたヘリンボーンのアウトソール。スライドの動きを妨げることなくグリップ力を発揮します。 痛みにくいエリアのラバーを取り除き、これまでにない軽量化を実現。
ルブレフ、キリオス、ハレプといったナイキ契約選手の多くが愛用しているプロ仕様のシューズです。
チュ・リンの使用ウェア&ラケットバッグ
リンの使用ウェアはナイキ製、ラケットバッグはヨネックス製です。
以上、中国のプロテニス選手、チュ・リンの使用ラケット、シューズ、ウェア、ラケットバッグ紹介でした。