今回は、錦織圭選手の新たなコーチとして就任した元ダブルス世界ランキング1位のマックス・ミルヌイ(Max Mirnyi)のプロフィールを、現役時のプレースタイルなどの動画も交えて紹介していきます。
マックス・ミルヌイのプロフィール
Max Mirnyi remembers watching @TheRealPatCash in the 1987 #Wimbledon final.
Now Cash, @TommyHaas13, @Bryanbros, @Bryanbrothers, @vika7 and other legends pay tribute to ‘The Beast’.
Tribute ➡️ https://t.co/gEzpAfqjbk pic.twitter.com/S19pdG5c3B
— ATP Tour (@atptour) December 18, 2018
生年月日 | 1977年7月6日 |
出身 | ベラルーシ |
身長 | 195cm |
体重 | 93キロ |
利き腕 | 右利き、バックハンド両手打ち |
シングルス最高ランキング | 18位 |
ダブルス最高ランキング | 1位 |
【シングルス】ツアー優勝回数 | 1回 |
【ダブルス】ツアー優勝回数 | 52回 |
【シングルス】グランドスラム最高成績 | 全米オープンベスト8(2002) |
【ダブルス】グランドスラム最高成績 | 優勝(全仏4回、全米2回) |
ニックネーム | ビースト |
趣味 | ギター演奏、クラシック音楽を聴くこと |
ミルヌイはダブルスで52回(内グランドスラム6回)も優勝しているベラルーシ出身のダブルススペシャリスト。
2018年まで現役選手でした。
高身長で恐れを知らないようなプレイから”Beast(野獣)”と言われていて、後半で動画も載せてますが、たしかに超攻撃的に攻めまくる様子は野獣みたいです。
父は元バレーボール選手、母は元水泳選手で200m型のバタフライでベラルーシの国内記録保持者なので、スポーツの素質をしっかり両親からミルヌイは受け継いだようですね👏
他にも国際法の学位を修得していたり、ユニセフやUNAIDSといった団体で慈善活動も行っています。
また、ミルヌイは錦織選手と同じIMGアカデミーの出身なので、二人は先輩後輩の間柄です。
アカデミー入学時のクラスの振り分けで8クラス中最下位の中からトップにのし上がれたのは、錦織選手とミルヌイだけだそうで、そんな二人がタッグを組むのは胸アツですね👍
ミルヌイは錦織選手が若いときに沢山練習相手になってくれたみたいで、錦織選手はそのことへの感謝のツイートを彼の引退時にしています↓
He allowed me to practice with him a lot when I was a young player at the Academy. The ultimate professional! Very thankful for the advice I always received from Max. https://t.co/8m3iCxDNcQ
— Kei Nishikori (@keinishikori) December 1, 2018
多分アカデミーの先輩として引退後は錦織選手のサポートをすることもうっすら考えていたんじゃないかな~と予想してます。
ミルヌイの武器だった強力なサーブとボレーを錦織選手が取り入れることが出来れば、グランドスラム制覇にぐっと近づくのではないでしょうか。
現役時のマックス・ミルヌイのプレースタイル&能力値表
超攻撃的なサーブ&ボレースタイル
長身から放つ高速サーブで主導権を握り、ネットを取りにいくサーブ&ボレーがミルヌイのプレースタイル。
相手側からすると彼のサービスゲームをブレイクするのは至難の業だったと思います。
一方で、バックハンドはスライス主流で攻撃性に欠け、フットワークもあまり良くない印象。
現役選手で言うとカルロビッチの戦い方をよりマイルドにしたような感じですね。
能力値表
メンタル | 8/10 |
サーブ | 9/10 |
リターン | 7/10 |
フォアハンド | 8/10 |
バックハンド | 7/10 |
ボレー | 9/10 |
フットワーク | 7/10 |
リターン、バックハンド、フットワークが武器の錦織選手とは正反対のような表になりました。
先述したようにサーブとボレーの技術をどれだけ錦織選手がミルヌイから吸収できるのかが今後の飛躍のカギになってきそうですね。
というわけで以上、錦織圭選手の新コーチとなったベラルーシ出身のダブルススペシャリスト、マックス・ミルヌイのプロフィール紹介でした!