今回は、カナダのプロテニス選手、ミロシュ・ラオニッチ(Milos Raonic)の使用ラケット、ガット、シューズ、ウェア、ラケットバッグを紹介していきます。
Contents
ミロシュ・ラオニッチの使用ラケット
ラオニッチの使用ラケットの市販品モデルは「Wilson Blade 98 18×20 V7」です。
※プロテニス選手は独自にラケットをカスタマイズしているので、市販品とスペックが違うことがあります。
Wilson Blade 98 18×20 V7
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主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
フレーム厚 | 21㎜ |
バランスポイント | 320㎜ |
ストリングパターン | 18×20 |
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | ◎ | ◎ | 〇 |
女性 | ◎ | 〇 | △ |
Wilson Blade シリーズを使用する(したことのある)主なプロテニス選手一覧
トッププロ選手に人気の「Wilson Blade」シリーズの最新モデル(7代目、2019年8月発売)
標準的なものと比べると、フェイスサイズはやや小さめ、重量はやや重めのスペックです。

トップランカーの使用率が最も高いラケットがこのブレードシリーズ。
男女ともトップ100位以内の選手のうち、20人前後が使用中。
シリーズの前モデルだったCVはかなり硬めの打感でしたが、V7はかなり柔らかい打感を感じることが出来てボールも飛びも良くなりました。
ただ、それでもやはりフレーム厚21㎜のいわゆる”薄ラケ”なので、ラケット自体にそれほどパワーがなく、使いこなすにはある程度の筋力が必要。
一方でしなり感は強く、ガットがボールをしっかりホールドするのでコントロール性能は抜群です。

ボールを楽に飛ばしたい人にはちょっときつい。
だけどしっかり打っていける人には打感の柔らかさ、フレームのしなり感、球持ちの良さによる最高の打球感を感じられるラケット。
球種としては回転があまりかからないため、フラットショットが打ちやすいのが大きな特徴。
気持ち良い打球感を感じつつボールコントロールしたいフラット系プレーヤーの方には一押しのラケットです。
使用感や詳細情報は以下の記事でまとめているので、もっと詳しくこのラケットを知りたい方はご覧ください↓

2020年以前 Wilson Blade 98 18×20 CV
2020年以前はV7の一つ前の世代の「Wilson Blade 98 18×20 CV」を使用していました。
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V7と比べると、CVの方が打感は硬くボールの飛びが抑えめ。
また、カウンターベイル(CV)という特殊な衝撃吸収材が使われているため、疲労やケガのリスクを軽減するという特徴があります。
スペックに関しては、バランスポイントがV7の320㎜より5㎜長く、扱うのにパワーがいる一方で、ストロークやサーブの時に遠心力を利かせやすく作られています。

※バランスポイントって何?という方はコチラをどうぞ→【テニスラケットのバランスポイント】
かなりパワフルで硬い打感が好きなストローカーの方にはV7よりもCVの方がおすすめです。

CVは型落ちしているからお値打ち価格になっている。
インプレ・評価・感想レビューはコチラ↓

使用ストリング:ルキシロン エレメント
ストリングは非常に柔らかな打球感とコントロール性能に定評のあるポリエステルガットの「Luxilon Element」を使用中。
錦織選手も使用しています。
ミロシュ・ラオニッチの使用シューズ
ラオニッチの使用シューズは「New Balance MCHLAV」です。
New Balance MCHLAV
クッション性と安定性に優れたシューズ。
履き心地にも考慮されていて、長時間履いていても疲れにくい仕様となっています。
ミロシュ・ラオニッチの使用ウェア&ラケットバッグ
ラオニッチの使用ウェアはニューバランス製、ラケットバッグはウィルソン製です。
以上、カナダのプロテニス選手、ミロシュ・ラオニッチの使用ラケット、シューズ、ウェア、ラケットバッグ紹介でした。
ラオニッチのプレースタイルなどは以下の記事にまとめてあります↓
