今回は、カナダのプロテニス選手、ミロシュ・ラオニッチ(Milos Raonic)のプロフィール、プレースタイル、スタッツなどを紹介していきます。
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ミロシュ・ラオニッチのプロフィール
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生年月日 | 1990年12月27日 |
出身 | モンテネグロ |
身長 | 196cm |
体重 | 98キロ |
利き腕 | 右利き、バックハンド両手打ち |
世界最高ランキング | 3位 |
グランドスラム最高成績 | 全豪 ベスト4 全仏 ベスト8 全英 準優勝 全米 4回戦 |
ツアー優勝回数 | 8回(500大会:1回、250大会:7回) |
コーチ | Mario Tudor |
話せる言語 | 英語、モンテネグロ語 |
憧れの選手 | サンプラス |
好きなチーム | バルセロナ、トロント・ラプターズ、ブルージェイズ |
趣味 | 映画鑑賞、家族や友人と過ごす事 |
ラオニッチは、カナダ人として史上初めて4大大会のシングルス決勝に進出した選手。
3歳の時にモンテネグロからカナダに移住し、8歳でテニスを開始。
恵まれた体格を生かした力強いプレーでランキングを上げ、とうとう世界3位まで上り詰めました。

男子テニスで世界ランク3位もカナダ人男子の中では歴代最高!
マスターズ準優勝3回もすごい👏
2015年以降は怪我に苦しみグランドスラムも欠場することが多いですが、ウィンブルドンで準優勝をしたり、全豪オープンでもベスト4入りするなど上限値は非常に高い選手です。
試合中に激高することも少ないため、好青年という印象。
また、個人戦だけでなく、シャポバロフやアリアシムといった若手選手もカナダでは育ってきているので、国別対抗戦でもラオニッチは今後結果を出すかもしれません。
慈善活動としては、恵まれないユースのための団体を立ち上げて資金援助などを行ったりしています。
ミロシュ・ラオニッチのプレースタイル
プロフィールに続いて、次はラオニッチのプレースタイルやスタッツについてまとめていきます。
ビッグサーブが中心のオフェンス特化型
ラオニッチは
☑220キロを超すようなビッグサーブ
☑ボレー
☑逆クロスの回り込みフォアハンド
の3つを武器に積極的に攻めるオフェンス特化型選手です。
特にサーブは彼の一番の持ち味で、頻繁に時速220キロ前後の爆裂サーブでエースを打ち込むことが可能。
エースにならずとも良いリターンが返ってくることは稀なので、ネットに詰めてボレーで決めると言う場面も非常に多く見られます。

身長が2m近いラオニッチをパッシングで抜くのは至難の業‥‥!
また、ビッグサーバーにありがちなストローク力の弱さもラオニッチは克服しており、角度のついた回り込みフォアを逆クロスに叩き込んで主導権を握ることもしばしば。
バックハンドはスライスなど守備系のショットが多いので、そこと大柄な選手特有のフットワークは弱点かもしれません。
チリッチとのビッグサーバー対決は迫力がありました!🔥↓
サーブ&リターンのスタッツ(キャリア通算)
参考として、錦織選手とフェデラー選手のスタッツも載せてあります。
ラオニッチ | 錦織圭 | フェデラー | |
1stサーブが入る確率 | 63% | 61% | 62% |
1stサーブのポイント獲得率 | 81% | 71% | 77% |
2ndサーブのポイント獲得率 | 51% | 53% | 57% |
ブレイクポイントを防いだ確率 | 69% | 61% | 67% |
サービスゲームの獲得率 | 91% | 80% | 89% |
1stサーブのリターン時のポイント獲得率 | 27% | 31% | 33% |
2ndサーブのリターン時のポイント獲得率 | 46% | 53% | 51% |
ブレイクポイントの獲得率 | 36% | 41% | 41% |
リターンゲーム獲得率 | 16% | 27% | 27% |
サービスゲームの取得率は91%とツアー屈指の成績を誇ります。
スタッツで見ても紛れもないビッグサーバーということがわかりますね。
コート別勝率(キャリア通算)
クレー | ハード | グラス | |
勝率 | 64% | 68.6% | 70% |
サーブがカギを握るグラスコートでは勝率7割!👏
これは非常に高い数値です。
クレーでも64%あるので、ラリー戦でも他の選手に引けを取っていないことがわかりますね。
能力値表
メンタル | 8/10 |
サーブ | 10/10 |
リターン | 7/10 |
フォアハンド | 9/10 |
バックハンド | 7/10 |
ボレー | 10/10 |
フットワーク | 7/10 |
サーブ、フォアハンド、ボレーは高評価にしました。
グランドスラムを優勝できるポテンシャルは持っているので、怪我に気を付けて頑張ってほしいです👍
というわけで以上、カナダのプロテニス選手、ミロシュ・ラオニッチのプレースタイル、プロフィール、スタッツ紹介でした!