今回は、アメリカのプロテニス選手、スローン・スティーブンス(Sloane Stephens)のプロフィール、プレースタイル、スタッツを紹介していきます。
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スローン・スティーブンスのプロフィール
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生年月日 | 1993年3月20日 |
出身 | アメリカ |
身長 | 170cm |
利き腕 | 右利き、バックハンド両手打ち |
世界最高ランキング | 3位 |
グランドスラム最高成績 | 全豪 ベスト4 全仏 準優勝 全英 ベスト8 全米 優勝 |
ツアー優勝回数 | 6回(GS:1回、プレミアマンダトリー:1回、プレミア:1回、インターナショナル:3回) |
コーチ | Kamau Murray |
好きなコート | クレー |
元アメフト選手の父と元競泳選手の母を持つスティーブンスは、9歳からテニスを開始。

大体5歳前後からテニスを始めているプロが多いから、9歳はかなり遅めのスタートだね。
2009年にプロに転向し、2010年の全仏&全英&全米のジュニアダブルスを優勝しました。
ツアー初優勝を果たしたのは2015年。
シティオープンの決勝でパブリュチェンコワを倒しました。
2016は怪我で休んだものの、2017年に大躍進し、ノーシードながら全米オープンを優勝するという快挙を達成。

この時はバーティ、セバストワ、ビーナス、キーズといった強豪達を打ち破った👏
2018年の全仏ではハレプに敗れたものの準優勝に輝き、世界ランクは最高3位まで上り詰め、WTAファイナルズの出場権を獲得。
WTAファイナルズで決勝でスビトリナに負けるまでは大坂なおみ、ベルテンス、ケルバー、プリスコバをそれぞれ撃破しました。
スローン・スティーブンスのプレースタイル
プロフィールに続けて、次はスティーブンスのプレースタイルやスタッツについてまとめていきます。
ミスの少ないカウンターパンチャー
スティーブンスのプレースタイルは「カウンターパンチャー」です。

相手コートのセンターに返球することを基本的な戦術としている、ミスが非常に少ない選手。
相手が痺れを切らしてキツイコースを狙ってきたら、強烈なカウンターショットで逆襲するのがお得意のパターン。
ミスが少ないので、相手がいらだってミスをすることも多いです。
あまり大柄ではない分、一撃でポイントを取れるパワーショットは打たないですが、足が速く守備力は高め。

ガッツリ打ち合って隙を探るスティーブンスの戦い方は個人的にかなり好み!
セバストバ、ビーナス、キーズなどの強豪を破って優勝した2017年全米でのスティーブンスの活躍は以下の動画で確認できます↓
サーブ&リターンのスタッツ(2019年)
参考として、大坂選手とハレプ選手のスタッツも載せてあります。
スティーブンス | 大坂なおみ | ハレプ | |
1stサーブが入る確率 | 69% | 60.6% | 68.9% |
1stサーブ時のポイント獲得率 | 59.4% | 71.9% | 63.4% |
2ndサーブ時のポイント獲得率 | 48.1% | 46.9% | 47.9% |
ブレイクポイントを防いだ確率 | 51.6% | 61.1% | 52.6% |
サービスゲームの獲得率 | 62.4% | 77.5% | 69.2% |
1stサーブのリターン時のポイント獲得率 | 37.5% | 37% | 41.6% |
2ndサーブのリターン時のポイント獲得率 | 55.6% | 54.7% | 57.3% |
ブレイクポイントの獲得率 | 42.3% | 46.6% | 50.5% |
リターンゲーム獲得率 | 34.3% | 34.7% | 44% |
2019年は不調の年でしたが、基本的にはサーブよりもリターンの良い選手で、相手のセカンドサーブをしっかり叩いていくタイプの選手です。
能力値表
メンタル | 9/10 |
サーブ | 7/10 |
リターン | 9/10 |
フォアハンド | 8/10 |
バックハンド | 8/10 |
ボレー | 8/10 |
フットワーク | 8/10 |
ミスをせずにチャンスをしっかりと掴めるメンタル面とリターンを高めに評価しました。
最近は調子を落としているので、今後どうカムバックするか注目したいと思います。
というわけで以上、アメリカのプロテニス選手、スローン・スティーブンスのプロフィール、プレースタイル、スタッツ紹介でした!
スティーブンスの使用ラケットなどは以下の記事にまとめてあります↓
