今回は、スイスのプロテニス選手、ジル・テイヒマン[タイシュマン](Jil Teichmann)の使用ラケット、シューズ、ウェア、ラケットバッグを紹介していきます。
Contents
ジル・テイヒマンの使用ラケット
テイヒマンの使用ラケットの市販品モデルは「ヘッド スピード MP 2022」です。
※プロテニス選手は独自にラケットをカスタマイズしているので、市販品とスペックが違うことがあります。
ヘッド スピード MP 2022(HEAD SPEED MP 2022)
主なスペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 300g |
フレーム厚 | 23㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
バランスポイント | 320㎜ |
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | 〇 | ◎ | ◎ |
女性 | ◎ | ◎ | 〇 |
スピードシリーズを使用する(したことのある)主なプロテニス選手一覧
ノバク・ジョコビッチが使用していることで有名なヘッドの看板シリーズ「スピード」の主力モデル(第8世代/2022年3月発売)。
フェイスサイズ100平方インチ、重さ300g、バランスポイント320㎜のいわゆる黄金スペック系のラケットです。

黄金スペックは最も万人に扱いやすい仕様で人気があり、メーカー各社が特に力を注いでいるスペック。
ガットの横糸のピッチ(間隔)が広めに作られていて、スピン性能とボールを飛ばすパワーが強く、楽に回転系のショットを展開しやすいタイプ。

良く飛ぶ回転系ラケットという位置付け。
また、今作からフレームのヨーク部(5時~7時の間の部分)にオーセチックと呼ばれる特殊な分子構造のテクノロジーを採用。
スイートスポットを外した際に本来なら起こるヨーク部の変形具合のばらつきを抑え、飛びや打球感の安定性に繋がる設計となっています。

ミスった時のラケットのサポート性能がアップした。
そして打感が柔らかくなった。
ソフトな打ち心地でラクにスピンショットを展開したい中級前後のプレーヤーにおすすめのラケットです。

100本以上ラケットを試打してきたけど、その中でもスピードMPはトップクラスに使いやすかった。
神ラケの1本。
MPだとボールが飛びすぎるかもな~という中上級者には310gの「プロ」が、ちょっと300gは重いという場合は285gの「TEAM」がそれぞれ合うと思います。

プロはジョコビッチ使用モデル。
TEAMは軽くてスイングしやすいバージョン。
スピード2022シリーズの詳細情報は以下記事にまとめているので、気になる方はご覧ください↓
2021年以前 ヘッド スピード MP 2020
2021年以前は「Head Graphene 360 + Speed MP 2020」(ヘッド グラフィン 360+ スピード MP 2020)を使用していました。
2020年モデルとの違いはオーセチックが採用されていない点とデザインのみ。

2020モデルは発売されてから時間が経っているので価格が下がっている。
なので、
ミスショットした時のサポート力を少し期待したい、もしくは最新モデルを使いたい⇒2022モデル
ホワイトカラーが好き、オーセチックは気にしない、少し安く買いたい⇒2020モデル
といった風に選ぶと良いと思います。
色に関しては、王者ジョコビッチ専用のブラックバージョンもあります。(2021年1月発売の数量限定カラー)
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ジル・テイヒマンの使用シューズ
テイヒマンは「Nike Air Zoom Vapor」シリーズのシューズを使用中。
Nike Air Zoom Vapor Pro
耐久性の高いメッシュで足元をクールな状態にキープ。メッシュの内側は、サポートが必要な部分を強化。外側には薄くしなやかなオーバーレイを施し、高い耐久性を確保。
データを活用してデザインされたヘリンボーンのアウトソール。スライドの動きを妨げることなくグリップ力を発揮します。 痛みにくいエリアのラバーを取り除き、これまでにない軽量化を実現。
ルブレフ、キリオス、ハレプといったナイキ契約選手の多くが愛用しているプロ仕様のシューズです。
ジル・テイヒマンの使用ウェア&ラケットバッグ
テイヒマンの使用ウェアはラコステ製、ラケットバッグはヘッド製です。
以上、スイスのプロテニス選手、ジル・テイヒマンの使用ラケット、シューズ、ウェア、ラケットバッグ紹介でした。
テニスラケットを買うのにおすすめのショップなどは以下の記事にまとめています↓
