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イーゾーン98 2022とブイコアプロ 97 2021の違いを徹底比較

ヨネックス

 

ヨネックスのイーゾーン(EZONE)98 2022ブイコアプロ(VCORE PRO)97 2021ってどっちが自分に合っているかな?

違いが知りたい!

どちらもヨネックスの人気ラケットなので、どっちを使おうか迷いますよね。

そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際に両方使った私が使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ

本記事の内容

  1. スペック比較
  2. 使用感の違いを解説

結論は、

「ボールスピードを出しやすい方が良いならイーゾーン、フレームがしなる柔らかさを感じやすくボールコントロールしやすい方が良いならブイコアプロ」

です。

個別のレビュー記事はこちら↓

☑EZONE 98 2022

ヨネックス イーゾーン 98 2022 インプレ 評価 感想レビュー 超人気
「ヨネックス イーゾーン 98 2022」(YONEX EZONE 98 2022)のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

☑VCORE PRO 2021

ヨネックス ブイコアプロ 97 2021 インプレ 評価 レビュー
「Yonex Vcore Pro 97 2021」(ヨネックス ブイコアプロ 97 2021)のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

ではでは、双方の違いについて細かくかみ砕いて解説していきますね。

5分位で読み終わるよ~。

 

ブラックカラー版「イーゾーン 98 2024 アクアナイトブラック」もあります。(デザインのみの違いでスペックやテクノロジーは2022版と同じ)

 

 

イーゾーン98 2022とブイコアプロ97 2021のスペック比較

まずは簡単にスペック比較から。

イーゾーン 98 2022 スペック ブイコアプロ 97 2021
98平方インチ フェイスサイズ 97平方インチ
305g 重さ 310g
315㎜ バランスポイント 310㎜
23.5-24.5-19.5㎜ フレーム厚 21㎜
16×19 ストリングパターン 16×19

どちらも標準よりやや面が小さく重い中~上級者向けのスペック。

フレーム厚はイーゾーン98が最大24.5㎜なのに対し、ブイコアプロ97が21㎜とだいぶ差があります。

フレームが薄いと飛びが控えめになる代わりにフレームがしなって球持ちが良くなり、ボールコントロールしやすくなる傾向がある。

イーゾーン98 2022とブイコアプロ97 2021の使用感の違いを解説

次にこの二つのラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。

打感の柔らかさ

イーゾーン 7.5~8/10
ブイコアプロ 7.5/10

どちらもやや柔らかめの打感。

イーゾーンは球離れがやや早く、あっさり軽くボールを打ち出すのに対し、ブイコアプロはフレームが非常に柔らかくしなるので、ガットとボールの接地時間は長めです。

ブイコアプロはスイングが速いほど柔らかさを感じるタイプ。

2本ともやや難しめのスペックだけど、硬さは感じにくい。

ボールの飛びの良さ

イーゾーン 7.5~8/10
ブイコアプロ 7~7.5/10

反発力はイーゾーンがやや強め~強め辺り、ブイコアプロが標準~やや強め辺り。

イーゾーンは弾きが良く、あっさり軽めの打ち心地でスカッとスピードボールが飛んでいきます。

ボールが飛びすぎたり飛ばなすぎたりせず、割とバランスの良い飛び感。

ブイコアプロはイーゾーンより少し飛びやスピード感は抑えめですが、97インチ/310gのハードスペックのラケットにしては比較的飛んでくれる印象です。

【軌道について】

打球の軌道はどちらもやや低めの直球になりやすいです。

回転のかけやすさ

イーゾーン 7.5~8/10
ブイコアプロ 7~7.5/10

スピン性能はどちらも標準辺り。

イーゾーンは自分から回転をかけるスイングで打てば結構スピンはかかりますが、基本的には2本とも自然な回転量のフラットドライブが最も打ちやすいです。

イーゾーンはかけようと思えばだいぶかかる。

【スライスに関して】

イーゾーン⇒スーッと滑る中軌道のショット

ブイコアプロ⇒スーッと滑る低軌道のショット

がそれぞれ打ちやすい印象です。

ボールコントロール性能

イーゾーン 8/10
ブイコアプロ 9/10

ブイコアプロはホールド感(球持ち感)が強く飛びも標準的なラケットと比べるとやや抑えられているので、打球を狙った所に打ち込みやすい。

意図せぬアウトもしにくいです。

コントロール系シリーズ”ブイコアプロ”の上位機種というだけある。

イーゾーンはブイコアプロより飛ぶし球離れも少し早いですが、まあまあボールコントロールはしやすいと思います。

操作性&取り回しの良さ

イーゾーン 7.5/10
ブイコアプロ 6.5~7/10

イーゾーンは98インチ/305g/バランス315㎜の標準に近いスペックなので、違和感ナシ。

ブイコアプロは310gあるので、ちょっと重さは感じますね。

ストローク

イーゾーン98⇒弾きが良く、比較的軽めの打ち心地でスカッと高速のフラットドライブを打ち込める◎

ボールコントロール性能もまあまあ高く、打感も割と柔らかく、シンプルに使いやすいです。

球速の出しやすさ、柔らかさ、飛びとコントロール性能のバランスの良さの3点が魅力。

スピード重視のプレイヤーにはイチオシ。

ブイコアプロ⇒フレームのしなる柔らかさを感じつつ、きっちりボールコントロールして低軌道ヘビーフラットドライブを狙ったところに打ち込める◎

重量があるので打球に威力が出しやすく、バウンド後のノビも優秀です。

スピードが出しやすいイーゾーンと、威力とノビのある打球をコントロールしやすいブイコアプロ。

【守備に関して】

走らされた時のボールの処理は、

イーゾーン⇒反発力がある分ややカンタン

ブイコアプロ⇒特に簡単でも難しくもない

といった印象です。

飛ばなくてツラい、厳しいという感じはあまりしない。

ボレー

守備と同様に2本とも100インチのパワー系ラケットのように当てるだけで楽にボールが返る感じはないですが、全く飛ばないような難しさもない印象。

しっかり真ん中で打っている分には柔らかさを感じられ、飛びも適度で丁度良いです。

98インチ前後のラケットを普通に使えるなら問題ないと思う。

サーブ

★イーゾーン

フラットサーブ⇒ストローク同様に非常に球速が出しやすく、剛速球が飛んでいく。

スライスサーブ&スピンサーブ⇒割と打球は変化する。

スライスサーブはしっかり曲がり、スピンサーブは良くハネる印象です。

とにかく球が速い。

★ブイコアプロ

フラットサーブ⇒フルスイングしてもサービスエリアに収まりやすく、コントロール性能、バウンドのノビも良い。

スライスサーブ&スピンサーブ⇒打球の変化はそこそこ。

97インチにしてはまあまあかかるけど、大きく曲がったりハネたりはしない感触です。

フラット系でしっかり打っていくと良さが発揮される。

まとめ:スピードのイーゾーン、しなりとコントロールのブイコアプロ

本記事ではヨネックスのイーゾーン(EZONE)98 2022ブイコアプロ(VCORE PRO)97 2021を比較してきました。

強みがハッキリと分かれている2本。

好みによって選びやすいと思う。

あっさり軽めの打感でスカッと超スピードのフラットドライブを展開したい⇒イーゾーン

しなりと球持ちの良さを感じつつ、球威とノビのある打球をコントロールして展開したい⇒ブイコアプロ

といった風に選ぶと良いと思います。

では今回はこの辺で(‘ω’)ノ

今回解説したラケット用品一覧

ブラックカラー版「イーゾーン 98 2024 アクアナイトブラック」もあります。(デザインのみの違いでスペックやテクノロジーは2022版と同じ)

 

(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)

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