ヘッドのテニスボールっていっぱい種類があるけど、どういった違いがあるの?
おすすめや選び方を教えて欲しい。
今回は上記の疑問に答えていきます。
本記事の内容
- ヘッドの硬式テニスボール3種を徹底比較して違いを解説
- おすすめの選び方を解説
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数＆購入数合計150本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター（＠tennis_torasan）
打感、ボールの飛び、耐久性などの使用感を詳しく書いていくので、
- それぞれのボールにどういった違いがあるのか知りたい方
はご覧ください(‘ω’)ノ
（※個別のインプレ・評価・感想レビュー記事も書いているので、それぞれの特徴などをまだ詳しく知らない方はチェックしてみてください↓）
ではでは、解説していきますね。
5分位で読み終わるよ～。
Contents
ヘッドのテニスボール3種を比較しておすすめを解説 ツアー XT/プロ/CP
今回打ち比べた機種とその特徴はざっくり表の通り。
| 機種名 | 特徴 |
| ツアー XT | 試合球、柔らかい打感、ゆったりとしたスピード感 |
| プロ | 練習球、やや硬い打感、弾き＆コスパの良さ |
| CP | 練習球、飛び＆耐久性＆コスパの良さ |
以下ではそれぞれを打ち比べた際の
- 打感の柔らかさ
- 打感の重さ
- 球離れの早さ
- ボールの飛びの良さ
- 球速の出しやすさ
- 耐久性（性能の持続性）
を詳しくまとめていきます。
打ち比べ環境
- ラケット:ブリヂストン エックスブレード
打感の柔らかさ
| 柔らかめ | ツアーXT |
| 標準 | CP |
| やや硬め | プロ |
ツアーXTはもっちりと潰れる柔らかさを感じやすいソフト系。
CPは”硬さを感じやすい耐久型テニスボール”にしてはまあまあ柔らかい。
プロは他の二つより硬く、やや打ちごたえがあります。
柔らかすぎるのが苦手な人にプロは合うと思う。
打感の重さ
| やや重め | プロ |
| 標準 | ツアーXT |
| やや軽め | CP |
プロは硬く重めの打感。
一方、CPはあっさり軽くボールが飛んでいく感じがあります。
球離れの早さ
| やや遅い | ツアーXT |
| 標準 | CP |
| やや早い | プロ |
ツアーXTは柔らかく潰れる系なので、球離れはゆっくりめ。
逆にプロは硬く弾き飛ぶ感じがして球離れが早いです。
CPはツアーXTとプロの中間辺りの印象。
ボールの飛びの良さ
| 標準 | ツアーXT |
| やや飛び強め | プロ、CP |
プロとCPは飛びが良く、飛距離が出やすい。
ツアーXTは飛びすぎず飛ばなすぎずの標準的な飛び感だと思います
球速の出しやすさ
| やや球速を出しやすい | プロ |
| 標準 | CP |
| やや球速を出しにくい | ツアーXT |
プロは硬く弾き飛ぶ感じがしてボールスピード＆バウンド後の球足の速さも出やすい。
スピード感があります。
スピード感重視ならプロがおすすめ。
ツアーXTは柔らかく潰れてゆっくり弾む感じがするので、球速はやや出しにくい。
ゆったりとしたスピード感です。
柔らか系テニスボールっぽいスピード感。
重さ
打つ前に重さを測った結果はこちら↓
| 機種名 | 重さ（g） |
| ツアー XT（4個） | 60/59/58.5/57.5 |
| プロ（4個） | 58.5/58/57/56.5 |
| CP（4個） | 59.5/59/58.5/57.5 |
3種とも2g前後バラつきがある模様。
ダンロップの「フォート」「AO」、ヨネックスの「ツアープラチナム」といった試合球と比べると、同じく試合球のツアーXTは個体差のバラつきが大きいかもしれません。
試合球は誤差0.5～1gくらいなことが多い。
ツアーXTの誤差は2.5gある。
耐久性（性能の持続性）
耐久性が高いのはプロとCPの2種類。
両方とも高耐久の素材を使用しているので、ある程度長い期間使う部活やサークルなどに最適。
また、空気の抜けを減らすテクノロジーも使われているので、バウンド力も持続しやすいテニスボールです。
長持ち!
コスパについて
価格もプロとCPが安い。
コスパ重視ならこの2種類がおすすめです。
※試合で勝つことが目的なら定期的にボールは変えましょう
ボールはずっと使っていると飛ばなくなり、バウンドも低くなり、ボールスピードやバウンド後のノビも出にくくなります。
一方、新品のボールは「よく飛ぶ」「高く跳ねる」「ボールスピードを出しやすい」といった特徴があります。
使い古したボールと新品のボールの使用感は全く別物。
古いボールだとアウトしないようなショットでも、試合で新品を使うと飛びすぎてアウトしまくりということは良く起きる。
また、慣れてないと新品の高く弾むボールの処理に手間取ることもありますね。
練習では上手くいっていたことが、試合だとミスばかりになることも…。
特に試合に出ないなら気にしなくても良いと思いますが、「試合で勝つために日々練習している」という方は、なるべく高い頻度でボールを変えることをおすすめします。
ヘッドのテニスボール3種のおすすめの選び方まとめ
おすすめの選び方は以下の通りです。
- 柔らかく球持ちの良い打感が好きな人
- ゆったりとしたスピード感を求める人
- 適度な飛び感を求める人
- ヘッドの試合球を使いたい人
☑プロ
- やや打ちごたえのある打感が好きな人
- 弾きの良さ＆スピード感を求める人
- コスパ＆耐久性に優れた練習球を使いたい人
☑CP
- あっさり軽く飛ばせる感触が好きな人
- 硬くない耐久型テニスボールを使いたい人
- コスパ＆耐久性に優れた練習球を使いたい人
種類によって少し差があるので、必要に応じてその時々に合ったボールを使うと良いと思います。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
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