ウィルソンがプロラボ(PRO LABS COLLECTION)ってシリーズを出したけど、どんなラケットなの?
プロストックとの違いは?
今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、プロラボの新作情報をまとめつつ解説していきます(‘ω’)ノ
5分で読めるよ。
※プロラボシリーズは2023年に新作モデルが出るので、最新情報を知りたい方はこちらの記事をご覧ください↓
新作情報 プロラボ プロスタッフ シックスワン 100/95 V14 テクノロジー ラインナップまとめ
新作情報 プロラボ ウルトラプロ V4 テクノロジー ラインナップまとめ
Contents
【ウィルソン プロラボ】 新作情報まとめ
「ウィルソン契約選手が使用するラケットを一般プレーヤーへ」というテーマの元に発売が決定した”プロラボ”。
5モデルが展開されているので、まずはさらっとデザインやスペックをご紹介します。
プロラボは5モデル展開
①BLADE PRO 16×19
重さ | 305g |
フェイスサイズ | 98平方インチ |
バランスポイント | 325㎜ |
フレーム厚 | 22㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
市販品はバランス320㎜、フレーム21㎜なので、こっちのほうが若干トップヘビー気味かつパワーもある感じですね。
こっちは塗装がツヤツヤ。
②BLADE PRO 18×20
重さ | 305g |
フェイスサイズ | 98平方インチ |
バランスポイント | 325㎜ |
フレーム厚 | 22㎜ |
ストリングパターン | 18×20 |
ストリングパターン以外は16×19と同じです。
③ULTRA PRO 97 16×19
重さ | 305g |
フェイスサイズ | 97平方インチ |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 19㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
ウルトラツアーのハードスペック版。
フレーム厚19㎜は最近のラケットでは中々ない薄さですね。
④ULTRA PRO 97 18×20
重さ | 305g |
フェイスサイズ | 97平方インチ |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 19㎜ |
ストリングパターン | 18×20 |
ストリングパターン18×20も登場。
⑤PRO STAFF SIX.ONE 95
重さ | 331g |
フェイスサイズ | 95平方インチ |
バランスポイント | 305㎜ |
フレーム厚 | 22㎜ |
ストリングパターン | 18×20 |
超ハードスペックなプロスタッフ!
プロスタッフは市販品も割と上級者向けのラケットですが、これはさらにその上をいくようなモデルですね。
5機種ともプロ仕様というだけあってスペックは超上級者向けっぽい!
発売本数は各100本だけの超限定
発売本数は5シリーズ各100本の合計500本だけ。
発売店は、
- ウィンザーラケットショップ渋谷店
- ラケットショップラフィノ
- 金沢テニス
- on court raquet
の4店舗です。
超限定モデルだね~。
※2023年にプロラボの新作が登場
2023年にプロスタッフV14とウルトラV4のデザインが施された最新版のプロラボが登場。
4本とも数量限定の激レア仕様です。
グロス塗装が施された超カッコいいラケット
〇シックスワン100(100インチ/305g/バランス305㎜)
〇シックスワン 95(95インチ/331g/バランス305㎜)
〇ウルトラプロ 16×19(97インチ/305g/バランス315㎜)
〇ウルトラプロ 18×20(97インチ/305g/バランス315㎜)
\詳細記事はこちら/
プロラボとプロストックの違いを解説
選手が自分用にカスタマイズしたラケット「プロストック」と、本作「プロラボ」との違いはウィルソン広報の方がガッツリ解説してくれていました↓
概要をまとめると、
- プロラボはプロストックの原型のラケット
- プロストックはチューニング(改造)したラケットなので、メーカー保障外になり一般発売はできない
- プロストックの流出源は不透明
といった感じです。
プロラボはプロストックの原型のラケット
選手用のラケットは一般向けに発売されるラケットとは違ったラインで製造され、シカゴにあるイノベーションセンターに送られ、そこで専門の職人(ロン・ロッキーさん)がカスタマイズするとのこと。
プロラボは職人がカスタマイズする前の、いわばプロストックの原型となる状態のラケットらしいです。
職人はプロラボを選手用に重さ、バランス、グリップの形など、事細かにセッティングする。
※選手によってはカスタマイズせずにプロラボの状態のまま使っている場合もアリ。
ということは重さやバランスは違うとはいえ、使われてるカーボン素材などは同じなので、打感やしなりといった重要な点はプロストックとプロラボは近そうですね。
プロストックは一般発売ができない
先述したようにプロストックはプロラボを選手一人ひとりの要望に合わせて細かくカスタマイズしています。
それはいわゆる”改造”と同じなので、保障外になり一般発売はできないようです。
まあこれは仕方ないよね。
メーカー的には改造したものを正規品として世には出せない。
あとウィルソンはプロストックの製作を特殊な技術を持った職人(ロン・ロッキーさん)だけにしか任せないっぽいので、単純に大量生産ができない点も大きいかもしれませんね。
プロストックの流出源は不透明
たまにネット市場でプロストック品が売られていたりしますが、これの出どころはウィルソン本社に聞いたけれど結局真相は不透明なままだそう。
本社から流出する可能性は限りなくゼロで、選手が誰かに渡しているか、中国の工場から流出しているかの2パターンくらいみたいです。
闇ですな(-_-;)
業者が作った偽物の可能性もある…。
偽物かもしれないプロストック品を高値で買ってしまう危険性を考えると、ウィルソンが発売していることがハッキリしているプロラボは安心感がありますね。
プロストックに興味があるなら打ってみる価値あり
今回はウィルソンから新発売されたプロ仕様のラケット「プロラボ」についてサクッとまとめてきました。
ハードスペックなので一般プレーヤーには中々扱うのが難しそうですが、ラケット好きでプロストックの打ち心地に興味があるなら使ってみても良さそうですね。
では、今回は以上です。
今回解説したラケット用品一覧