今回は、2025年9月4日発売の新作テニスラケットシリーズ「ヘッド パワー 2025」(HEAD PWR 2025)の
- ラインナップ
- 各種スペック
- 使われているテクノロジー
- インプレ/解説動画
をまとめていきます。

5分で読めるよ。
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Contents
新作情報 ヘッド PWR パワー 110 115 2025 ラインナップ スペックまとめ
ヘッドの新シリーズ「PWR」が登場。(既に発売開始中)
110がホワイトカラー、115がブラックカラーのデザインです。

良いね!
ヘッド PWR 2025の特徴は?
PWRは「軽さ」と「ボールを飛ばすパワー」をコンセプトにした軽量デカラケシリーズ。
ヘッド独自のテクノロジー「オーセチック2.0」を搭載し、振動吸収性と打球感を向上させた仕様となっています。

PWRはPOWERの略。
今までは”スピードシリーズの中の軽量デカラケモデル”という位置付けでしたが、今作から新シリーズとして展開していくようです。
今回のラインナップは以下の通り
- 110
- 115
以下ではそれぞれのラインナップや使われているテクノロジーについて解説していきます。
ヘッド PWR 110 2025
フェイスサイズ | 110平方インチ |
重さ | 265g |
長さ | 27.4インチ |
バランスポイント | 345㎜ |
フレーム厚 | 26-25-23㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
110インチ/265gのバージョン。
標準より0.4インチ長いロングスペックモデルです。

最大フレーム厚は26㎜と110インチ辺りのラケットにしては薄め。
反発力がありつつ、振り切って使ってもアウトしにくい軽量デカラケという位置付け。
ヘッド PWR 115 2025
フェイスサイズ | 115平方インチ |
重さ | 230g |
長さ | 27.7インチ |
バランスポイント | 375㎜ |
フレーム厚 | 29㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
115インチ/230gのバージョン。
フレーム厚は29㎜と非常に分厚く、スーパーパワーを誇る設計となっています。

230gは主要メーカーから発売されているラケットの中で最軽量の部類。
昔に発売された「Ti.S6」という、多くのプレイヤーから支持されているフレームを元に作られている。
手元部分からラケットヘッドに向けて広がっていく特殊なストリングパターンを採用していて、スイートスポットが広い所が特徴的です。
関連記事まとめ
テクノロジー:オーセチックをグリップに搭載し打球感を向上【AUXETIC2.0】
主に以下のテクノロジーが搭載されています。
- オーセチック2.0
- グラフィン インサイド
オーセチック2.0(Auxetic 2.0)
横に引っ張ると全体が均一に広がり、横に押し込むと全体が縮まる特殊な分子構造”オーセチック”をフレームのヨーク部(5時~7時の間の部分)とグリップ部分に採用。
※ヨーク部分は以下の箇所です↓
オーセチックを搭載したことによる効果は以下の通りです↓
◎ヨーク部分
⇒ミスヒットした際に本来なら起こるヨーク部の変形具合のばらつきを抑え、飛びや打球感の安定性に繋がる。
◎グリップ部分
⇒従来モデルよりも振動・衝撃を減らし、打球感を素早く正確に手に伝えることで、快適な打ち心地に繋がる。
前作はヨーク部分のみの搭載でしたが、グリップにも使うことで前のシリーズよりも振動吸収性がアップ。
また、打球のフィーリングを素早く正確に手に伝えてくれることから、飛んでいく打球の安定性やコントロールのしやすさも向上したラケットとなっています。

オーセチックのバージョン2.0。
オーセチックがあると打感が柔らかく、スイートスポットが広く感じる傾向にある。
分子構造をわかりやすくした模型は以下の通りです↓

通常の素材なら横に引っ張ると真ん中が細くなり、横に押し込むと真ん中が縦長になるけど、これは均一に広まり縮む。
グラフィン インサイド(Graphene Inside)
を使用して高い剛性とクリーンな打球感を実現しています。
インプレ・解説動画
インプレ・解説動画をまとめていきます。
発売予定日:2025年9月4日
発売予定は2025年9月4日です。

既に発売開始中!
まとめ:ヘッドの軽量デカラケ新シリーズ!
今回は「ヘッド PWR 2025」シリーズについてまとめてきました。
オーセチック2.0を搭載したヘッドの軽量デカラケの新シリーズとなっています。

110と115のラインナップ!
初回入荷分は数に限りがあるので、気になる方はお早めにどうぞ。
というわけで、以上です。

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今回解説したラケット用品一覧