TecnifibreのTF40 305とT-Fight 305 XTCってどっちが自分に合っているかな?
違いが知りたい!
二つともテクニファイバーの人気モデルですが、どちらも「コントロール」に重きを置いたモデルだと謳われているので、どっちを使おうか迷うこともあると思います。
そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際に両方使った私が使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ
本記事の内容
- TF40 305とT-Fight 305 XTCのスペック比較
- TF40 305とT-Fight 305 XTCの使用感の違いを解説
結論は、
です。
(※個別のインプレ・評価・感想レビュー記事も書いているので、それぞれの特徴などをまだ詳しく知らない方はチェックしてみてください↓)
☑TF40 305
☑T-fight 305 XTC
ではでは、細かくかみ砕いて双方を解説していきますね。
5分位で読み終わるよ~。
Contents
【テクニファイバー】TF40 305とT-Fight 305 XTCのスペック比較
まずは簡単にスペック比較から。
TF40 305 | スペック | T-Fight 305 XTC |
98平方インチ | フェイスサイズ | 98平方インチ |
305g | 重さ | 305g |
325㎜ | バランスポイント | 325㎜ |
21.7㎜ | フレーム厚 | 22.5㎜ |
18×20 | ストリングパターン | 18×19 |
TF40の方が少しフレームが薄く、ガットも横糸が一本多くて目が細かい仕様。
どちらも標準よりやや面が小さく、5g重く、バランスポイント(重心)が5㎜程ラケットヘッド寄りのトップヘビー系です。
トップヘビーのラケットはサーブやストロークで遠心力を利かせやすい。
【テクニファイバー】TF40 305とT-Fight 305 XTCの使用感の違いを解説【インプレ】
次にこの二つのラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。
打感の柔らかさ
TF40 305 >>T-Fight 305 XTC
TF40はやや柔らかく、T-Fightは硬すぎず柔らかすぎずの印象。
両方ともボールをガットが掴んでいるホールド感やしなり感はしっかり感じられます。
ボールの飛びの良さ
TF40 305>>>T-Fight 305 XTC
飛びに関してはやや差が大きめ。
TF40はストリングパターン18×20を全く感じさせない飛びの良さで、パワーアシストも結構あるタイプ。
一方のT-Fight 305 XTCは控えめの飛び性能であり、一生懸命スイングしないとボールは飛んでくれません。
適正としては、
- TF40⇒体重55~65キロ位のそこそこ打てる中級者
- T-Fight⇒体重65キロ以上のパワフルストローカー
だと思います。
スピンのかけやすさ
TF40 305 >>>T-Fight 305 XTC
スピン量に関しても差は大きく、TF40は余裕でフラットドライブ以上の回転がかけられるのに対し、T-Fightはほぼほぼフラット系のショットが主となります。
T-Fightは縦スイングしてもボールがあまり変化しないから、素直にクリーンヒットしたフラットショットを打ち込む方が向いている。
バックハンドスライスはどちらも軌道を抑えやすく、打ちやすかったです。
コントロール性能
T-Fight 305>>TF40 305
コントロール性はT-Fightの勝ち。
T-Fightはホールド感やしなり感がありなおかつ飛びも抑え目なので、非常に高いコントロール性能を誇ります。
TF40もコントロール性は比較的高いモデルですが、T-Fightより全然飛ぶので、比較するとしたらこんな感じかと思います。
T-Fightはガチのコントロールラケットで、TF40はライトなコントロールラケットっていうイメージ。
操作性&取り回しの良さ
TF40 305>T-Fight 305
スペック的には二つとも305g/バランス325㎜ですが、TF40の方が少し軽く感じました。
スイングウェイトはT-Fightの方が重く作られているようなので、スイングするにはよりパワーが必要だと思います。
両方とも305gでバランスが標準より5㎜程トップヘビーだから、取り回しはそこまで良くない。
ストローク
TF40 305は適度なパワーアシスト、回転量、打感の柔らかさがあり、とても扱いやすいバランス型。
そこそこ飛ばしてくれて、コントロール性能も欲しい人には欠点はあまりないラケットだと思う。
T-Fight 305 XTC⇒低軌道のフラットショットをコントロールしつつ相手コートに打ち込むのがやりやすい◎
先述したように重さがあって飛びにくい分、力の弱い方にはきついですが、パワフルでコントロール志向のフラット系ストローカーには最適なモデルだと思います。
ボレー
どちらも打感が柔らかくボールも割と飛んでくれるので、超難しいということはありません。
ただ、取り回しの面でやや普通のラケットよりもやりにくいため、頻繁にボレーに出るようなプレイヤー向けではないと思います。
あくまでストローク主体のプレーヤー向け。
サーブ
TF40⇒フラットサーブはスピードが出て収まりが良く、スライスサーブとスピンサーブの変化はそこそこといった感じ。
振り初めのしんどさもそれほどありません。
T-Fight 305 XTC⇒ストローク同様に回転系のサーブはそれほど変化なし。
一方のフラットサーブはしっかりと振りぬけると鋭い軌道で相手コートに突き刺さります。
フラット系サーブをコントロールしながら打つには最適。
振り初めはやはり重さを感じしんどさがあります。
パワーのある方向けですね。
まとめ:バランスの良いTF40 305、コントロール志向のT-Fight 305 XTC
本記事ではテクニファイバーの「TF40 305」と「T-Fight 305 XTC」を比較しつつインプレ・評価・感想レビューを書いてきました。
どちらもコントロール系だけど、だいぶキャラクターに違いはある。
パワーアシストとコントロール性能、そしてスピン性能がバランスよく欲しいならTF40を、フラット系でガッツリコントロールしたいならT-Fightをそれぞれおすすめします。
では今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)