ヨネックスのVCORE PRO 97 2019とVCORE PRO 100 2019ってどっちが自分に合っているかな?
違いが知りたい!
どちらもヨネックスの人気コントロール系ラケットなので、どっちを使おうか迷いますよね。
そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際に両方使った私が使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ
本記事の内容
- スペック比較
- VCORE PRO 97 2019とVCORE PRO 100 2019の使用感の違いを解説
結論は、
です。
個別のレビュー記事はこちら↓
☑ブイコアプロ 97 2019
☑ブイコアプロ 100 2019
(※最新作のブイコアプロ97 2021とブイコアプロ 100 2021の比較記事も書いてますので、気になる方はそちらをご覧ください↓)
ではでは、双方の違いについて細かくかみ砕いて解説していきますね。
5分位で読み終わるよ~。
Contents
【ヨネックス 2019】VCORE PRO97とVCORE PRO 100のスペック比較
まずは簡単にスペック比較から。
VCORE PRO 97 2019 | スペック | VCORE PRO 100 2019 |
97平方インチ | フェイスサイズ | 100平方インチ |
310g | 重さ | 300g |
310㎜ | バランスポイント | 320㎜ |
20㎜ | フレーム厚 | 21㎜ |
16×19 | ストリングパターン | 16×19 |
100は100インチ/300g/バランスポイント(重心)320gの至って標準的なラケットのスペック。
このスペックは最も万人に扱いやすい仕様で人気があり、メーカー各社が特に力を注いでいる。
97はフェイスサイズ小さめで重めのスペックなので、よりパワーのある中上級者に向けて設計されている感じですね。
【ヨネックス 2019】VCORE PRO97とVCORE PRO 100の使用感の違いを解説【インプレ】
次にこの二つのラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。
打感の柔らかさ
100>97
100は硬すぎず柔らかすぎずな印象。
97は少し打ちごたえのあります。
両方よくしなるから、スイングスピードが速いほど柔らかく感じ、遅いほど硬く感じると思う。
しなる分ガットとボールの接地時間も長く感じます。
ボールの飛びの良さ
100>>97
97はやや控えめな飛び感。
全く飛ばないってことはないけど、使いこなすにはちゃんとスイートスポットで捉えて振りぬいてボールを運んでいく必要あり。
100も当てるだけでボールが飛ぶということはないですが、97と比べるややパワーアシスト強め。
中級以上の方なら丁度良いパワー感だと思います。
回転のかけやすさ
100>>97
100はごくごく自然な回転量のフラットドライブが印象。
97は100より回転がかからず、基本フラット系のショットが打ちやすいです。
【スライスに関して】
両方ともスライスの乗り感は心地よく、楽に軌道低めで滑るスライスが打ちやすいです。
コントロール性能
97>>100
97のコントロール性能は最高クラス。
打球のコースの調整が抜群にしやすく、ガッツリ振り切ってもコートに収まってくれる安心感があります。
100も薄ラケというだけあって100インチ系ラケットの中ではコントロール性能高めです。
コントロール志向者にはどちらもかなり使いやすいはず\(^_^)/
操作性&取り回しの良さ
100>>97
100は黄金スペック(100インチ/300g/バランス320㎜)なことに加え、フレームも薄いので快適な操作性。
97はフェイスが小さいので振り切りやすいですが、310gとちょい重さは感じますね。
ストローク
97⇒しなり感が強く、ボールコントロール性能が最高。
パワーロスが少なくフルスイングした力が全てボールに伝わって放たれる感じがあり、バウンド後の伸びも素晴らしいです。
ガツガツ打てるパワフルな上級者には最適な使用感だと思う。
100⇒97には若干劣るものの、一般的な黄金スペックの中ではトップクラスのコントロール性能。
97同様によくしなりパワー&スピンアシストもちゃんとあるので、ある程度ラケットのパワーも借りつつフラットドライブをコントロールしたい人におすすめです。
あまりパワフルではない筆者にとっては、100のバランスの良さが合っていた。
【守備に関して】
97⇒反発力はあまりないので、走らされた時の対処はちょっと大変。
100⇒難しすぎず、簡単すぎず、至って標準的な感じです。
ボレー
97⇒守備時同様にラクラクボールが返ってくれるタイプではないので、ある程度の技術力は必要。
ボールコントロールはとてもしやすいです。
余計なパワーアシストはそんなにいらんという人には合ってるね。
100⇒飛びすぎず飛ばなすぎずのパワー感かつ、コントロール性能高めで非常にボレーしやすい。
中級者以上なら特に難しさは感じないと思います。
サーブ
両方ともフラットサーブはコントロール性能とバウンド後の伸びがトップクラスで、バウンド後に足元でグッと伸びるので、相手を苦しめられます。
スライスサーブ&スピンサーブのバウンド後の変化はまずまずな印象ですね。
しっかりラケットを振って高速サーブを叩き込みたい人向け!
まとめ:コントロール性能が最強の97、バランスの取れたコントロール系の100
本記事ではヨネックスのVCORE PRO 97 2019とVCORE PRO 100 2019を比較しつつインプレ・評価・感想レビューを書いてきました。
どちらもボールコントロールが超しやすく、バウンド後の伸びが良い。
- パワーと技術があってガッツリ振っていけるコントロール志向者⇒97
- ラケットのパワー&スピンアシストも適度に感じつつフラットドライブをコントロールしたい中級~中上級者⇒100
をそれぞれおすすめします。
では今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)