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2021 ヨネックス ブイコアプロ 97と100の違いを徹底比較 選び方も解説

ヨネックス

 

2021年モデルのYONEX VCORE PRO 97YONEX VCORE PRO 100ってどっちが自分に合っているかな?

違いが知りたい!

どちらもヨネックスの人気コントロール系ラケットなので、どっちを使おうか迷いますよね。

そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際に両方使った私が使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ

本記事の内容

  1. スペック比較
  2. 使用感の違いを解説
  3. おすすめの選び方を解説

 

☑筆者情報

  • テニス歴20年以上
  • ラケット試打数&購入数合計180本以上
  • ガットインプレ数100種以上
  • 週末プレイヤー
  • ツイッター(@tennis_torasan

結論は、

「どちらも打感柔らかめ、コントロール性能高めなフラットドライブ系ラケットなのは共通。しかし、ボールの飛びの強さや軌道の高さには差がある」

です。

(※個別のレビュー記事も書いているので、それぞれの特徴などをまだ詳しく知らない方はチェックしてみてください↓)

☑VCORE PRO 97 2021

ヨネックス ブイコアプロ 97 2021 インプレ 評価 レビュー
「Yonex Vcore Pro 97 2021」(ヨネックス ブイコアプロ 97 2021)のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

☑VCORE PRO 100 2021

ヨネックス ブイコアプロ 100 2021 インプレ 評価 感想レビュー 神ラケ
「Yonex Vcore Pro 100 2021」(ヨネックス ブイコアプロ 100 2021)のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

ではでは、双方の違いについて細かくかみ砕いて解説していきますね。

5分位で読み終わるよ~。

 

 

 

2021 ヨネックス ブイコアプロ 97と100のスペック比較

まずは簡単にスペック比較から。

VCORE PRO 97スペックVCORE PRO 100
97平方インチフェイスサイズ100平方インチ
310g重さ300g
310㎜バランスポイント320㎜
21㎜フレーム厚23㎜
16×19ストリングパターン16×19

100は100インチ/300g/バランスポイント(重心)320㎜の至って標準的なラケットのスペック。

このスペックは最も万人に扱いやすい仕様で人気があり、メーカー各社が特に力を注いでいる。

97はフェイスサイズ小さめで重めのスペックなので、よりパワーのある中上級者に向けて設計されている感じですね。

2021 ヨネックス ブイコアプロ 97と100の使用感の違いを解説

次にこの二つのラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。

打感の柔らかさ

100>97

100は結構柔らかめ、97はやや柔らかめ。

どちらも肘や手首に来る硬さや振動はあまりないですね。

2019年モデルはやや硬めの設計だったから、だいぶ変わった。

二つともハードヒットするとフレームがしなる柔らかさを感じ、ボールとガットの接地時間は長く、球離れはゆっくりな印象です。

ボールの飛びの良さ

100>97

100は反発性能が少し強く、適度にボールが飛ぶ。

97はボールの飛びが控えめなモデルが多い面の小さなラケットにしては割と飛びますが、100よりは少し抑えめな反発力ですね。

100は中軌道、97は低軌道の打球が打ちやすい。

ブイコアプロはボールが飛びにくいコントロール系シリーズという位置付けですが、この2本に関しては全く飛ばない、硬いといったシビアさはそこまで感じないと思います。

回転のかけやすさ

97=100

回転性能はほぼ同等な感触。

一般的には面の大きいラケットの方がスピンはかけやすいですが、今回はそこまで違いは感じませんでした。

両方とも自然な回転量のフラットドライブが打ちやすいですね。

ドフラットが1点、フラットドライブが6点、超グリグリスピンが10点だとしたら、97も100も7~7.5点辺りのイメージ。

【スライスに関して】

97は低軌道の滑るタイプのスライスが、100は中軌道のスライスがそれぞれ打ちやすいです。

コントロール性能

97>100

97は飛びがあまり強くなく、ホールド感も強いので、かなりボールコントロール性能は高め。

意図せぬアウトが起きにくく、安心して振り抜けて、狙ったところに打ち込める。

100は97にはちょっと負けますが、100インチ/300gのラケットの中ではだいぶコントロールしやすい部類です。

操作性&取り回しの良さ

100>>97

100は300g/バランス320かつ、フレームが割と薄くて空気抵抗が少なく、非常に振りやすい。

97は100より10g重いので、その点少し操作性は落ちますね。

ストローク

97⇒やや柔らかめの打感とフレームの心地よいしなりを感じつつ、低軌道のヘビーフラットドライブをきっちり狙ったところに打ち込める。

ある程度反発性能があり、硬さを感じにくいので、ハードスペックの中ではかなり使いやすいコントロール系ラケットだと思います。

中級者にはちょいムズイけど、上級者向けというほどシビアでもなく、中上級者に一番向いていると思う。

100⇒ボールを飛ばすパワーとコントロール性能のバランスが最高で、フラットドライブを安定して展開できる◎

攻撃時にはしっかり打球がコート内に収まり、守備時には相手コートにきちんと返球できる扱いやすさがあります。

打感も柔らかいし、中級者に超おすすめ。

筆者的に神ラケの1本。

【守備に関して】

走らされた際のボールの処理は、

97⇒難しくもなく、簡単でもなく、標準的。

100⇒ある程度ボールは飛ぶので、割とカンタン寄り。

といった印象です。

ボレー

どちらも打感柔らかめ、飛びすぎず飛ばなすぎずの丁度良いパワー感、抜群のコントロール性能により非常に使いやすい。

100は面も大きいし最高レベルの扱いやすさです。

97は100よりは少し難易度が上がりますが、それでも面の小さいラケット特有の難しさはあまり感じないです。

変にボールが浮かない&ガットとボールの接地時間が長いから打球を落としたいところに運べる。

サーブ

★97

フラットサーブ⇒コントロール性能良し、サービスエリア内への収まり良し、バウンド後のノビ良し。

スライスサーブ&スピンサーブ⇒打球の変化はそこそこ。

97インチにしては少しかかるかな~位で、大きく曲がったりハネはしないです。

★100

フラットサーブ⇒めいっぱい打つと飛びすぎるけど、8割位で打てばコントロールしやすい。

スライスサーブ&スピンサーブ⇒打球の変化量はまあまあ。

標準的な感触です。

フラットサーブが良い97と、クセの少ない100といった感じ。

 

おすすめの選び方:コントロール重視なら97、パワーとコントロールのバランス重視なら100

本記事ではヨネックスの「VCORE PRO 97 2021」「VCORE PRO 100 2021」を比較してきました。

どっちも打感ソフトでコントロール系にしては飛んでくれるラケット。

ある程度はボールが飛んでくれる打感の柔らかいコントロール系ラケットを使いたい中上級者⇒97

ボールを飛ばすパワーとコントロール性能のバランスが良い打感柔らかめなラケットを使いたい中級者⇒100

といったように選ぶと良いと思います。

では今回はこの辺で(‘ω’)ノ

今回解説したラケット用品一覧

 

(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)

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