当サイトの記事内には広告が含まれています

ダンロップ 2022 SX300とSX300ツアーの違いを徹底比較 選び方も解説

テニスラケットインプレ

 

ダンロップのSX300 2022SX300 ツアー 2022ってどっちが自分に合っているかな?

違いが知りたい!

どちらもダンロップの人気スピン系ラケットなので、どっちを使おうか迷いますよね。

そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際に両方使った私が使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ

本記事の内容

  1. スペック比較
  2. 使用感の違いを解説
  3. おすすめの選び方を解説

 

☑筆者情報

  • テニス歴20年以上
  • ラケット試打数&購入数合計200本以上
  • ガットインプレ数100種以上
  • 週末プレイヤー
  • ツイッター(@tennis_torasan

結論は、

「SX300の方がスピン性能が強力、SX300ツアーの方がボールコントロールしやすい、ボールの飛びの強さや打感の柔らかさは2つとも近い」

です。

個別のレビュー記事はこちら↓

☑SX300 2022

ダンロップ SX300 2022 インプレ 評価 感想レビュー ハイパースピン
「ダンロップ SX300 2022」(Dunlop SX300 2022)のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

☑SX300 ツアー 2022

ダンロップ SX300 ツアー 2022 インプレ 評価 レビュー スピン系98インチ
「ダンロップ SX300 ツアー 2022」(Dunlop SX300 Tour 2022)のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

ではでは、双方の違いについて細かくかみ砕いて解説していきますね。

5分位で読み終わるよ~。

 

 

 

ダンロップ SX300 2022とSX300ツアー 2022のスペック比較

まずは簡単にスペック比較から。

SX300 2022スペックSX300 ツアー 2022
100平方インチフェイスサイズ98平方インチ
300g重さ305g
320㎜バランスポイント315㎜
23-26㎜フレーム厚23-26㎜
16×19ストリングパターン16×19

SX300は100インチ/300g/バランス320㎜の黄金スペック系ラケット。

黄金スペックは幅広い層に最適化された使いやすいスペックで、非常に人気が高く、メーカー各社が特に力を入れている。

ツアーはSX300より面が小さく重いスペックで、ある程度ラケットをスイングして攻撃していきたいプレイヤー向けのタイプ。

また、98インチのラケットにしては珍しく最大フレーム厚が26㎜とやや厚め。

基本的にフレームが厚いとボールを飛ばすパワーが上がるので、ある程度飛びの良い設計にしているようです。

 

関連記事>>SX2022シリーズのラインナップやテクノロジー、詳細情報まとめ

ダンロップ SX300 2022とSX300ツアー 2022の使用感の違いを解説

次にこの二つのラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。

打感の柔らかさ

SX3008/10
SX300ツアー8~8.5/10

打感はどちらもかなり柔らかい。

ツアーの方が重さでボールを潰せるので若干柔らかい感じがしますが、SX300もガットのたわみがわかりやすく、十分ソフトです。

硬いガットを張らない限りは、2本ともハードさはそこまで感じないと思う。

良くたわむ。

両方もっちりとした打ち心地で、ホールド感(球持ち感)が強く、ガットとボールの接地時間は長めです。

ボールの飛びの良さ

SX3007.5~8/10
SX300ツアー7.5~8/10

反発力はどちらもやや強め辺り。

しっかり飛んでくれるけど、後述するようにスピン性能が2本ともいいから、ぶっ飛びすぎない。

SX300は100インチ/300gの黄金スペックにしては飛びすぎず、逆にツアーは98インチ/305gのやや中上級者寄りのスペックにしては飛ぶといった感じです。

ツアーの飛びが良いのは、フレームを厚めに設計していることも影響していると思う。

【軌道について】

SX300⇒打球は中~高軌道の山なりボールになりやすく、ネットしにくい

SX300ツアー⇒打球は中軌道系のショットになりやすい

回転のかけやすさ

SX3009.5/10
SX300ツアー8.5/10

SX300はバツグンに回転がかけやすく、他メーカー含め最強クラスのスピン性能。

超かかる!

ツアーも良くかかりますが、勝手に超回転がかかるというよりは自分からかけていった時に強烈にかかるタイプだと思います。

ツアーは普通に打つと低~中軌道のフラットドライブになる。

しかしガッツリ回転をかけて打つと曲がり、ハネ、急降下する軌道高めのグリグリスピン系のショットになる。

【スライスに関して】

SX300⇒低~中軌道の回転がしっかりかかった伸びていくショットが打ちやすい。

ボールをフェイスに乗せて運んでいく感じがわかりやすく、心地よいです。

ツアー⇒スライスも非常に良く回転がかかる。

バウンド後に滑る低めのスライスや、変化が大きい軌道高めのスライスなど色々打ちやすいです。

両方とも気持ち良い打ち心地。

ボールコントロール性能

SX3007.5~8/10
SX300ツアー8/10

どちらも球持ちが良く、そこまでぶっ飛ばない系なので、ボールコントロールは結構しやすい。

ただ、ツアーの方が軌道を抑えやすく、球種も少しフラットドライブ系なので、より狙った所に打ちやすいと思います。

操作性&取り回しの良さ

SX3008/10
SX300ツアー7.5/10

SX300は標準的な100インチ/300g/バランス320㎜なので、違和感ナシ。

ツアーはちょい重めの305gですが、特に大変な感じはしないです。

どちらも標準的な操作性。

軽いとか重いとかはない。

ストローク

SX300⇒柔らかく球持ちの良い快適な打ち心地で、強烈に回転がかかった中~高軌道グリグリスピンをラクに展開できる◎

スピン性能という点では他社の回転系ラケットも含め、最強クラスの回転量&打球の変化だと思います。

曲がり、急降下し、ハネるボールが打てる超回転系。

ストローク相手もヤバいと言っていたし、実際ミスも沢山引き出せた。

ツアー⇒SX300と同様に心地良い柔らかさと強めのホールド感がある。

また、軌道低めの直線的なフラットドライブとガンガンに回転がかかった山なりグリグリスピンを使い分けてコントロールして展開できるのも特徴的ですね。

十分な反発力と重量により、球威とバウンド後のボールのノビも良いです。

一般的なラケットと比べて自分の意思で操作できる回転量の幅が広い。

フラットドライブからグリグリスピンまでラクに打てる。

難しめのスペックにしては飛ぶラケットなのでパワフルな上級フラット系プレイヤーには合わなそうですが、飛びの良いスピン性能強めの98インチを使いたい方にはイチオシです。

【守備に関して】

両方とも反発力は十分あり、打感も柔らかいので、走らされた際のボールの処理はカンタン。

硬い、飛ばない、厳しいとは感じにくいですね。

ボレー

SX300⇒ソフトな打感で心地よい打ち心地。

ボールの軌道を浮かせてしまうとアウトすることもありますが、浮かないように意識してさえいれば飛びすぎず飛ばなすぎずの丁度良い飛びでだいぶ使いやすいです。

ツアー⇒やはり打感が柔らかく、飛びが適度でボールをコントロールして落としやすい。

面の安定感に優れ、打ち負けることもないですね。

両方ともストローク以上に打感が柔らかく感じた。

不快な振動と硬さがほぼない。

SX300は面が大きくスイートスポットが広い安心感、ツアーはボールコントロールのしやすさがそれぞれ良いと思います。

サーブ

★SX300

フラットサーブ⇒スピードをまあまあ出しやすく、サービスエリアへの収まりが良い。

スライスサーブ&スピンサーブ⇒超曲がるしハネる。

意識せずとも自然に打球に回転がかかります。

回転系サーブのボールの変化は申し分ないし、フラット系も中々。

★SX300ツアー

フラットサーブ⇒サービスエリア内への収まりの良さ、バウンド後のボールのノビ、コースの狙いやすさの3点とも良い。

スライスサーブ&スピンサーブ⇒スライスサーブの曲がり具合も良いですが、特にアドサイドからのスピンサーブの回転のかかりの良さが印象的。

かなり高くハネます。

フラットも回転系も文句なし。

SX300は結構使いやすい、ツアーは超使いやすいといった印象です。

おすすめの選び方:爆裂スピン重視ならSX300、コントロール性能も欲しいならツアー

本記事ではダンロップのSX300 2022SX300 ツアー 2022を比較してきました。

ソフトで球持ちの良い打感が共通しているスピン系の2本。

ハンパない回転性能を味わいつつ、強烈に変化するグリグリスピンを展開したい⇒SX300

高軌道スピンショットと低~中軌道のフラットドライブの2種を自在に使い分けてコントロールして展開したい⇒ツアー

といった風に選ぶと良いと思います。

では今回はこの辺で(‘ω’)ノ

今回解説したラケット用品一覧

 

(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)

タイトルとURLをコピーしました