ヨネックスのEZONE 100 2020とウィルソンのULTRA 100 V3.0 2020ってどっちが自分に合っているかな?
違いが知りたい!
どちらも超人気のパワー系ラケットなので、どっちを使おうか迷いますよね。
そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際に両方使った私が使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ
本記事の内容
- スペック比較
- 使用感の違いを解説
結論は、
です。
(※個別のインプレ・評価・感想レビュー記事も書いているので、それぞれの特徴などをまだ詳しく知らない方はチェックしてみてください↓)
☑EZONE 100 2020
☑ULTRA 100 2020
ではでは、双方の違いについて細かくかみ砕いて解説していきますね。
5分位で読み終わるよ~。
Contents
イーゾーン100 2020とウルトラ100 V3.0 2020のスペック比較
まずは簡単にスペック比較から。
EZONE 100 2020 | スペック | ULTRA 100 |
100平方インチ | フェイスサイズ | 100平方インチ |
300g | 重さ | 300g |
320㎜ | バランスポイント | 320㎜ |
23.5-26-22㎜ | フレーム厚 | 24-26-23㎜ |
16×19 | ストリングパターン | 16×19 |
どちらも100インチ/300g/バランス320㎜/フレーム厚最大26㎜の完全な黄金スペックモデルですね。
黄金スペックは最も万人に扱いやすい仕様で人気があり、メーカー各社が特に力を注いでいるスペック。
イーゾーン100 2020とウルトラ100 V3.0 2020の使用感の違いを解説【インプレ】
次にこの二つのラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。
打感の柔らかさ
ウルトラ=イーゾーン
どちらも非常にソフトな打感。
ウルトラは「ガットのたわみやすさ」が顕著で、イーゾーンは広いスイートスポットによる「面のどこで打っても柔らかさを感じられる良さ」があります。
打感の柔らかさを求めるならどちらも最適な使用感。
ボールの飛びの良さ
イーゾーン>>ウルトラ
イーゾーンはTHE・パワー系といった感じの反発性能を持ち、中軌道の打球が楽に飛ぶ◎
一方のウルトラはパワー系にしてはやや抑え気味のパワー感で、ボールは飛ばしやすいけど決して飛びすぎない絶妙な反発性能です。
カンタンに球速のある打球を飛ばすならイーゾーン、振り切ってもアウトしにくいパワー感が欲しいならウルトラが良い。
回転のかけやすさ
イーゾーン>ウルトラ
僅差ではありますが、イーゾーンの方が若干スピン量が多いイメージ。
ウルトラはフラット寄りの速球もしくは自然な回転量のフラットドライブが打ちやすいです。
ドフラットが1点、フラットドライブが6点、超グリグリスピンが10点だとしたら、イーゾーン8点、ウルトラ7.5辺りのイメージ。
【スライスに関して】
両方とも浮きにくいスライスショットが打ちやすいと思います。
コントロール性能
ウルトラ>イーゾーン
コントロール性能はウルトラの方が上。
前述したようにウルトラはパワー系にしてはやや抑え目な飛びなので、思い切って振っても打球がコートに収まりやすいです。
イーゾーンはちょい飛び強めゆえにコントロールはそこまで高くないかなと。
イーゾーンで強打したい場合はスピン回転をしっかりかけてコート内に収めることを意識する必要アリ。
操作性&取り回しの良さ
イーゾーン=ウルトラ
どちらも同じ黄金スペックなので、ほぼ同格です。
ストローク
イーゾーン⇒広めのスイートスポットのおかげで面のどこで打っても柔らかさを感じやすく、ボールが飛んでくれる◎
回転もしっかりかかるので、無理せずパワフルなフラットドライブを打ちたい方向けです。
普通のラケットならミスヒットになってしまう球も、硬さや飛ばなさをあまり感じずちゃんと相手コートに返ってくれる安心感がある。
ウルトラ⇒イーゾーンほどスイートエリアは広くないものの、芯で捉えた時のガットのたわみやすさ、打感の柔らかさは最高。
そこそこしっかり打ってもアウトしにくいパワー感なので、攻撃時も思い切ってアタックしていける良いラケットだと思います。
打感の柔らかさと絶妙な反発性能が魅力。
【守備に関して】
どちらも割と飛び強めで面の安定性も高いので、剛速球を打たれたり走らされた時でも簡単に返球可能。
守備型プレーヤーには心強い味方になると思います。
ボレー
イーゾーンもウルトラも守備と同様に打感が柔らかくてボールが飛びやすいのでボレーはトップクラスにやりやすい。
100インチのラケットを問題なく使えるなら難しさは感じないと思います。
自分のボレーレベルを数段階引き上げてくれる。
頻繁にネットに出る人やダブルスプレーヤーに向いている。
サーブ
★イーゾーン
フラットサーブ⇒コントロール性能とバウンド後の伸びはボチボチだけど、スピードは出やすい。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒結構しっかり回転がかかり、変化が大きめ。
★ウルトラ
フラットサーブ⇒バウンドの伸びはボチボチだけど、サービスエリア内には収まりやすく、スピードも出やすい。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒まあまあ回転がかかり、変化は大きめ。
両方ともガツガツフルスイングするよりかは、力まず8割位の力でフラットや回転系のサーブを展開するのに適している。
まとめ:スイートスポットの広いイーゾーン、ガットがよくたわむウルトラ
本記事ではEZONE 100 2020とULTRA 100 V3.0 2020を比較しつつインプレ・評価・感想レビューを書いてきました。
人気のパワー系ラケット同士だけど、使用感はちょっと違う。
スイートスポットの広さを感じつつ楽にパワフルなフラットドライブを打ちたい⇒イーゾーン
ガットのたわみやすさを感じつつ振り切って打っていきたい⇒ウルトラ
をそれぞれおすすめします。
では今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)