バボラのピュアドライブ2021とピュアストライク 100 2019(2020)ってどっちが自分に合っているかな?
違いが知りたい!
どちらもバボラの人気モデルなのでどっちを使おうか迷いますよね。
そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際に両方使った私が使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ
本記事の内容
- スペック比較
- 使用感の違いを解説
- おすすめの選び方
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
結論は以下の通りです。
ピュアドライブはパワー&スピード&面の安定性がトップクラス
ピュアストライクはパワー&コントロール性能のバランスが良く打感が柔らかめ
個別のレビュー記事はコチラ↓
☑ピュアドライブ 2021
☑ピュアストライク 100 2019/2020
ではでは、双方の違いについて細かくかみ砕いて解説していきますね。
5分位で読み終わるよ~。
ピュアドライブ2021/ピュアアエロ2022/ピュアストライク2020の比較解説動画はコチラ↓
ピュアドライブ30周年記念の数量限定カラー版「30th」や数量限定ウィンブルドンカラー版もあります。(デザインのみの変更で性能や使われているテクノロジーは2021年モデルと全く同じ)
バボラ ピュアストライク 100 2019/2020 101400
Contents
ピュアドライブ2021とピュアストライク 100 2019(2020)のスペック比較
まずは簡単にスペック比較から。
ピュアドライブ 2021 | スペック | ピュアストライク 100 2020 |
100平方インチ | フェイスサイズ | 100平方インチ |
300g | 重さ | 300g |
320㎜ | バランスポイント | 320㎜ |
23-26㎜ | フレーム厚 | 21-23-21㎜ |
16×19 | ストリングパターン | 16×19 |
どちらも100インチ/300g/バランス320㎜のいわゆる”黄金スペック”。
黄金スペックは幅広い層に最適化された使いやすいスペックで、非常に人気が高く、メーカー各社が特に力を入れている。
ただ、フレームの厚さはピュアドライブが一般的な黄金スペックと同じ最大26㎜なのに対し、ピュアストライクは薄めの21~23㎜となっています。
フレームが薄いとボールの飛びが控えめになってボールコントロールしやすくなる傾向がある。
ピュアドライブ2021とピュアストライク 100 2019(2020)の使用感の違いを解説【インプレ】
次にこの二つのラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。
打感の柔らかさ
ピュアドライブ 2021 | 7~7.5/10 |
ピュアストライク 100 2020 | 7.5~8/10 |
ピュアドライブは硬すぎず柔らかすぎず、ピュアストライクはやや柔らかめの打感。
2本ともソフトさに特化した感じはしないですが、ピュアストライクは割とガットのたわみはわかりやすいと思います。
ピュアストライクの方がソフト。
【球離れ】
ピュアドライブは弾きが良く、あっさりスカッとスピードボールを弾き飛ばせる感触。
球離れはやや早めだと思います。
ピュアストライクの球離れは特に早くも遅くもない印象。
ピュアストライクは少しガットがたわんでボールをホールドする感じがありつつ、あっさり軽く弾き出す感触もある。
ボールの飛びの良さ
ピュアドライブ 2021 | 8/10 |
ピュアストライク 100 2020 | 7.5~8/10 |
反発力はピュアドライブが強め、ピュアストライクは標準~やや強め辺り。
ただ、ピュアドライブも一般的なパワー系のように当てるだけでボールが吹っ飛ぶという感じはあまりなく、「パワー系の中ではやや抑えが利きやすいタイプ」だと思います。
ピュアストライクは逆に「飛び控えめなラケットが多いコントロール系」の中ではだいぶパワーアシスト強め。
まあまあ飛ぶ。
球速はパワーのあるピュアドライブの方が出しやすいです。
【軌道について】
ピュアストライク⇒低~中軌道のショットになりやすい
ピュアドライブ⇒低軌道の直球になりやすい
ピュアドライブの方が少し低めになりやすい。
回転のかけやすさ
ピュアドライブ 2021 | 7.5/10 |
ピュアストライク 100 2020 | 7.5/10 |
スピン性能はどちらも標準的。
自然な回転量のフラットドライブが最も打ちやすいです。
バボラのラケットで回転のかかりが良いラケットを使いたいならピュアアエロ2022の方がおすすめ。
【スライスに関して】
ピュアドライブ⇒中軌道辺りのスライスが打ちやすい
ピュアストライク⇒低~中軌道辺りのスライスが打ちやすい
コントロール性能
ピュアドライブ 2021 | 7.5/10 |
ピュアストライク 100 2020 | 8/10 |
ピュアストライクのボールコントロール性能は良好。
飛びを抑えやすいコントロール系ラケット程ではないですが、適度な反発力かつ軌道もやや抑えやすいので、十分打球を狙った所に打ちこみやすいです。
安定してコースを狙える。
意図せぬアウトも少ない印象。
ピュアドライブのコントロール性能は標準的。
ピュアストライクにコントロール性能は負けますが、ぶっ飛びすぎてアウトしまくりということもなく、そこそこ狙った所には打ちやすいと思います。
操作性&取り回しの良さ
ピュアドライブ 2021 | 8/10 |
ピュアストライク 100 2020 | 8/10 |
2本とも標準的なスペックなので、違和感ナシ。
ただ、ピュアストライクはフレーム厚が薄くて空気抵抗が少ないので、ピュアドライブよりも振り抜きやすいです。
ストローク
ストロークの使用感の違いを書いていきます。
ピュアドライブ2021
軌道低めの爆速フラットドライブをぶち抜くのが超気持ち良い\(^o^)/
力強いフラットドライブを相手コートに叩き込みたい場合にはまず間違いないラケットですね。
面の安定性も素晴らしく、剛速球や高速サーブが飛んできても打ち負けずに強烈なカウンターショットやリターンが打てるのも良い所。
ピュアストライク 100 2020
柔らかく軽めの打感を感じつつ、低~中軌道フラットドライブを安定してコントロールしやすい。
適度なパワーと良好なコントロール性能のバランスの良さが魅力です。
ピュアドライブのような圧倒的なパワーや面の安定性はないけども、パワー&コントロールの性能バランスが良いラケット。
ピュアドライブ⇒高速ショットを展開でき、打ち負けにくい
ピュアストライク⇒ソフトな打ち心地でフラットドライブをコントロールしやすい
といった違いがあります。
【守備に関して】
ピュアドライブはパワーが強く面の安定性が最強レベルなので、走らされてもラクに返球可能。
ピュアストライクはピュアドライブほどはラクではないですが、それでもラケット全般の中ではカンタン寄り。
難しくはないと思います。
ボレー
ボレーの使用感の違いを書いていきます。
ピュアドライブ2021
強打にブレない面の安定性とパワーのおかげで簡単。
スイートスポットも広く感じ、ボールを面に当てられさえすれば返球でき、それでいて飛び過ぎることも少なく、使いやすいです。
最高レベルで使いやすい。
ボレーレベルを1段階も2段階も引き上げてくれる。
結構弾きが良いので、パン!と鋭く速い攻撃的なボレーがしやすいのも特徴的です。
ピュアストライク 100 2020
ピュアドライブに面の安定性やパワフルさは負けるけど、比較的柔らかい打感かつ、あっさり軽く弾く感触で使いやすい。
飛びは適度で、まあまあボールコントロールしやすいです。
ピュアドラは超使いやすい、ピュアストはまあまあ使いやすいといったイメージ。
サーブ
サーブの使用感の違いを書いていきます。
ピュアドライブ2021
フラットサーブ⇒球速が出て収まりもまあまあ良い。
かなりスピードが出る。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒バウンド後の変化はそんなに大きくない印象。
ピュアストライク 100 2020
フラットサーブは結構しっかり打っても打球の収まりが良く、コースも狙いやすい印象。
スライスサーブはかなり良く曲がる。
スピンサーブのハネはそこそこといった感じです。
スピードの出るピュアドライブと、フラットと回転系のどちらもそつなくこなせるピュアストライクという感じ。
おすすめの選び方:パワー&スピード&面の安定性重視ならピュアドライブ、ソフトさ&パワー&コントロールのバランス重視ならピュアストライク
本記事ではバボラのピュアドライブ 2021とピュアストライク 100 2019(2020)を比較しつつインプレ・評価・感想レビューを書いてきました。
パワー系のピュアドライブ、バランス型のピュアストライク。
バボラの定番2機種。
おすすめの選び方は以下の通りです↓
- 楽にボールを飛ばしたい人
- ボールスピード重視の人
- 打ち負けない面の安定性重視の人
- ボレーのしやすさ重視の人
- フラットドライブ系プレイヤー
- 柔らかく軽めの打感が好きな人
- 適度な反発力を求める人
- ボールコントロールのしやすさ重視の人
- フラットドライブ系プレイヤー
では今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
バボラ ピュアストライク 100 2019/2020 101400
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)