今回は、ノルウェーの若手テニス選手、キャスパー・ルード(Casper Ruud)のプロフィール、プレースタイル、スタッツなどを紹介していきます。
Contents
キャスパー・ルードのプロフィール
この投稿をInstagramで見る
生年月日 | 1998年12月22日 |
出身 | ノルウェー |
身長 | 183cm |
体重 | 77キロ |
利き腕 | 右利き、バックハンド両手打ち |
世界最高ランキング | 34位 |
グランドスラム最高成績 | 全豪 2回戦(2018) 全仏 3回戦(2019) 全英 1回戦(2019) 全米 1回戦(2018、19) |
ツアー優勝回数 | 1回(250大会) |
コーチ | Cristian Ruud |
憧れの選手 | ナダル |
好きなショット、サーフェス | フォアハンド、クレー |
好きなトーナメント | モンテカルロマスターズ |
好きなホッケーチーム | タンパベイ・ライトニング |
趣味 | NHL(アイスホッケーリーグ)鑑賞 |
ルードはNextGenツアーファイナル2019に出場した期待の新人かつ、ノルウェー男子史上最高ランク(34位)の選手です。
ジュニア時代はセルビアのミオミル・ケツマノビッチとダブルスを組んで2015年のウィンブルドンや2016年の全仏オープンでベスト4に進出した実績あり。
ジュニアランキング世界一位になったあとはプロに転向してフューチャーズやチャレンジャーズを転戦し、徐々にランキングを上げ、2019年にTop100位入りを達成しました。
その後の2020年のアルゼンチンオープンでは、ラヨビッチやロンデロといったクレーコーター達に競り勝ち、ツアー初タイトルを獲得。
ちなみに現コーチで父親のCristian Ruudは元世界ランク39位まで行ったプロテニス選手で、男子テニスでは珍しい父子同士のタッグということになります。

余談:フェデラーはクリスチャンとキャスパーの両方と試合をしたことがある。
そして両方に勝っている👏
ナダルの作ったアカデミーで日々トレーニングを積んでいるので、クレーが好きかつ、ナダルが憧れというのは納得です。
キャスパー・ルードのプレースタイル
プロフィールに続いて、次はルードのプレースタイルやスタッツについてまとめていきます。
コート後方に陣取るディフェンスタイプ
ルードはコート後方で構え、ひたすら返球しまくるディフェンス系の戦い方をします。
そして、武器は回り込んだフォアの逆クロス。
スタイル的にはナダルに似ているので、意識してると思いました。
粘り強いのでクレーコートでより強さを発揮できるタイプですね👍
ルードがノルウェー人として初めてツアー優勝した時の動画はコチラ↓
サーブ&リターンのスタッツ(キャリア通算)
参考として、錦織選手とフェデラー選手のスタッツも載せてあります。
ルード | 錦織圭 | フェデラー | |
1stサーブが入る確率 | 65% | 61% | 62% |
1stサーブのポイント獲得率 | 69% | 71% | 77% |
2ndサーブのポイント獲得率 | 51% | 53% | 57% |
ブレイクポイントを防いだ確率 | 62% | 61% | 67% |
サービスゲームの獲得率 | 79% | 80% | 89% |
1stサーブのリターン時のポイント獲得率 | 26% | 31% | 33% |
2ndサーブのリターン時のポイント獲得率 | 49% | 53% | 51% |
ブレイクポイントの獲得率 | 43% | 41% | 41% |
リターンゲーム獲得率 | 21% | 27% | 27% |
サーブもリターンも標準的な数値。
シンプルにストローク戦に持ち込んで勝負するタイプだと思います。
コート別勝率
クレー | ハード | グラス | |
勝率 | 70.4% | 28.6% | 0% |
(※60%を超えていれば十分トップクラス)
やっぱりクレーでの成績が良いですね。
グラスコートはツアーレベルだとまだあまり出場していないようです。
能力値表
メンタル | 8/10 |
サーブ | 8/10 |
リターン | 7/10 |
フォアハンド | 8/10 |
バックハンド | 8/10 |
ボレー | 7/10 |
フットワーク | 8/10 |
標準的なクレーコーターっぽい表になりました。
今後はストロークの安定性と武器のフォアハンド逆クロスをさらに磨いていけば、飛躍するのではないのかと思います!
以上、キャスパー・ルード選手のプレースタイル、プロフィール、スタッツ紹介でした!
ルードの使用ラケットなどは以下の記事にまとめてあります↓
