今回は、2025年1月31日発売の新作テニスラケットシリーズ「テクニファイバー ティーファイト 2025」(Tecnifibre T-Fight 2025)の
- ラインナップ
- 各種スペック
- 使われているテクノロジー
- インプレ/解説動画
をまとめていきます。
5分で読めるよ。
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
Contents
新作情報 テクニファイバー ティーファイト 300/300S/305 2025 テクノロジー ラインナップまとめ
テクニファイバーの人気シリーズ「ティーファイト」に新作が登場。(既に予約の受け付け開始中)
ホワイトカラーが特徴的なデザインです。
Introducing the new T-Fight. Our iconic white frame is back, with a fresh design and new specs.
Check it out on https://t.co/BZN6kS8H4z#TFight pic.twitter.com/eIEUc4xi2L
— Tecnifibre (@tecnifibre) January 6, 2025
まずはラインナップについて詳しく見ていきましょう。
テクニファイバー ティーファイト 300 2025
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 295g⇒300g |
バランスポイント | 325㎜⇒320㎜ |
フレーム厚 | 23.5-23.5-24㎜⇒23-23.5-23㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
100インチ/300g/バランス320㎜の人気スペック。
前作は295g/バランス325㎜だったので、少し変更が加えられています。
フレーム厚も少し薄めになっている。
関連記事>>ティーファイト 295 2023 インプレ 評価 レビュー
テクニファイバー ティーファイト 300S 2025
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 22.5㎜⇒22.5-23-22.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
98インチ/300gのティーファイトシリーズのメインモデル。
300より少し面が小さくて振り抜きやすく、非常に人気のあるスペックです。
前作は「T-FIGHT 300」という名称だったけど、今作から「T-FIGHT 300S」になった。
「S」は「Speed」のSらしい。
フレーム厚は前作よりも少し厚めに調整されています。
テクニファイバー ティーファイト 305S 2025
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 325㎜⇒315㎜ |
フレーム厚 | 22.5㎜⇒22.5-23-22.5㎜ |
ストリングパターン | 18×19 |
305gのバージョン。
前作はバランス325㎜のトップヘビー系でしたが、今作はバランス315㎜のトップライト系になってます。
操作性がアップした仕様。
テクニファイバー ティーファイト 315S 2025
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 315g |
バランスポイント | 310㎜ |
フレーム厚 | 22.5㎜⇒22.5-23-22.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
ティーファイトシリーズの最重量モデル(315g)。
重さを活かした強打をしたいパワフルプレイヤー向きの設計です。
テクニファイバー ティーファイト 285 2025
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 280g⇒285g |
バランスポイント | 325㎜⇒320㎜ |
フレーム厚 | 23.5-23.5-24㎜⇒23-23.5-23㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
285gの軽量モデル。
女性やジュニア、操作性重視の男性向けのスペックです。
前作の280g/バランス325㎜から285g/バランス320㎜にスペックが変更となっている。
テクニファイバー ティーファイト 270 2025
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 270g |
バランスポイント | 335㎜⇒325㎜ |
フレーム厚 | 23.5-24-24㎜⇒23-23.5-23㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
標準より30g軽い超軽量タイプ。
軽くて振りやすいラケットを使いたい方におすすめです。
テクニファイバー ティーファイト 255 2025
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 255g |
バランスポイント | 335㎜⇒330㎜ |
フレーム厚 | 23.5-24-24㎜⇒23-23.5-23㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
標準より45g軽いティーファイトシリーズの最軽量モデル。
ジュニアやあまり力の強くない女性向けのスペックです。
ラケットに合わせてバッグの発売も開始
ラケットの発売に合わせて、バッグも4種類発売されます。
☑2本用
☑6本用
☑12本用
☑15本用
テクノロジー:スイングのしやすさとパワーを向上させた仕様
主に以下のテクノロジーが搭載されています。
スイングウェイトを調整して操作性をアップ
フレームの正面厚を4%厚くし、パワーを向上
RSセクション/RSLセクション
アイソフレックス(ISOFLEX)
スイングウェイトを調整して操作性をアップ
カーボンのレイアップ(編み方)を変更することで、ラケットの重さやバランスはそのままに、スイングウェイトの平均値を下げ、振りやすくした設計。
今まではラケットのトップ部分とボトム部分の比重が大きい仕様でしたが、今回は中心部分の比重を増やしているようです。
現代テニスは以前と比べて、よりスイングスピードを出しやすいラケットが選手に好まれているというデータを元に、調整された模様。
フレームの正面厚を4%厚くし、パワーを向上
フレームの正面厚を厚くすることで、打ち負けないパワーと球威の出しやすさをアップした仕様。
スイングウェイトが低いとパワーが減少する傾向にあるから、フレームを厚くすることでその弱点をカバーしている。
アイソフレックス(ISOFLEX)
フレームの硬さを部分的に変えているテクノロジー。
横糸が短い部分は硬くしてストリングを動きやすくし、横糸が長い部分は柔らかくしてストリングの動きを抑制することで、スイートスポットを広める効果があります。
RSセクション/RSLセクション
ティーファイトお馴染みの断面が6角形のフレーム形状を採用したテクノロジー。
300S/305S/315SはRSセクション、300/285/270/255はRSLセクションを搭載しています。
RSセクションと比べて、RSLセクションは7%フレームのボリュームがある設計。
四角いボックスフレームと丸みを帯びたラウンドフレームのそれぞれの良い所取りできる設計です。
ボックスフレームの特徴
⇒ボールが飛びにくい代わりにフレームがしなりやすくボールコントロール性能が高い
ラウンドフレームの特徴
⇒コントロール性能が落ちる代わりにボールの飛びが良い
RSセクションの特徴
⇒ボールコントロールしやすく飛びも良い
ボックスフレームとラウンドフレームの中間の性能を持っている感じですね。
コントロールと飛びのバランスが良いラケットになりやすい。
インプレ・解説動画
発売予定日 300S/305S/315S⇒2025年1月31日 その他⇒2025年3月中旬
発売予定日は300S/305S/315Sが2025年1月31日。
300/285/270/255が3月中旬の予定です。
既に予約の受け付け開始中!
まとめ:スイングしやすく、パワーもアップしたニューモデル
今回は「テクニファイバー ティーファイト 2025」についてまとめてきました。
スイングウェイトを下げることで振りやすくし、なおかつ反発力も備えた設計となっています。
飛びとコントロール性能のバランスの良さが特徴のテクニファイバーの主力シリーズ。
初回入荷分は数に限りがあるので、気になる方はお早めにどうぞ。
というわけで、以上です。
ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるから、実店舗で買うよりも5000~10000円くらい安く手に入るよ!
今回解説したテニス用品一覧