ヨネックスのブイコア98 2021とブイコア 95 2021ってどっちが自分に合っているかな?
違いが知りたい!
どちらもヨネックスの人気スピン系ラケットなので、どっちを使おうか迷いますよね。
そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際に両方使った私が使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ
本記事の内容
- スペック比較
- 使用感の違いを解説
結論は、
です。
個別のレビュー記事はコチラ↓
☑98
☑95
(※ブイコアシリーズは2023年1月に新作が発売されるので、最新モデルの情報を知りたい方はコチラの記事をご覧ください⇒新作情報まとめ ヨネックス ブイコア 2023)
ではでは、双方の違いについて細かくかみ砕いて解説していきますね。
3分位で読み終わるよ~。
Contents
【YONEX 2021】VCORE 98とVCORE 95のスペック比較
まずは簡単にスペック比較から。
VCORE 98 2021 | スペック | VCORE 95 2021 |
98平方インチ | フェイスサイズ | 95平方インチ |
305g | 重さ | 310g |
315㎜ | バランスポイント | 310㎜ |
22.5-23-21㎜ | フレーム厚 | 21.5㎜-22㎜-21㎜ |
16×19 | ストリングパターン | 16×20 |
どちらも面がやや小さめで重量は少し重く、バランスポイント(重心)は通常の320㎜より短めのトップライト系ラケット。
ある程度振っていける中~上級者を想定して設計されている感じです。
トップライト系はフルスイングしやすくボレー時の取り回しが利きやすい。
【YONEX 2021】VCORE 98とVCORE 95の使用感の違いを解説【インプレ】
次にこの二つのラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。
打感の柔らかさ
98>95
どちらもやや柔らかめな印象。
若干98の方が柔らかいかな~とは思いますが、95も硬さはほぼなく、ソフトな打球感です。
中上級者向けのスペックにしては柔らかくて腕に優しい。
しっかり振っていくとガットのたわみとフレームのしなりを感じられます。
ボールの飛びの良さ
98>95
反発性能は98の方が少し上。
どちらも当てるだけでボールが楽に飛ぶようなことはないですが、ある程度自分から打っていけるなら「飛ばなくてツラい」といったハードさはあまり感じないと思います。
98は中軌道、95は低軌道のショットになりやすい。
回転のかけやすさ
98>95
スピンアシストは両方かなり高い。
縦スイングでガンガンに回転をかけていくスイングで打つと打球がハネ、落ち、曲がります。
ドフラットが1点、フラットドライブが6点、超グリグリスピンが10点だとしたら、両方8.5点辺りのイメージ。
特に95は回転がかけにくいモデルが多い95インチのラケットの中ではトップクラスの回転量を誇ると思います。
【スライスに関して】
98はかなり回転のかかった変化の大きいスライスが打ちやすく、95は低軌道でスーッと滑っていくスライスが打ちやすいです。
変化大きめの98と、伸びていく95。
コントロール性能
95=98
どちらもボールが飛びすぎず、回転性能強めなのでコントロール性能はかなり高い。
意図せぬアウトはあまり起きない使い勝手の良さがあると思います。
安定してスピンショットを量産できる。
操作性&取り回しの良さ
95>98
95は面が小さくて空気抵抗があまりなく、振り抜きやすさが最高。
98もトップライト系なので割と操作性が高いタイプだと思います。
ストローク
98⇒ボールに厚く当てて振り抜くとベースライン際でグッと落ちる上質なフラットドライブになり、縦スイングでガンガンに回転をかけるとグリグリスピンになる。
2種類の異なる球種をその時々で使い分けやすいイメージです。
回転量多めのフラットドライブもグリグリスピンもどっちもいける。
95⇒98とほぼ同じ使用感ながら、面が小さいので振り抜きやすさがプラスされた印象。
とはいえ、スイートスポットも小さいので、ミスヒットした際の飛ばなさは98より感じやすいです。
よりラケットの芯で打ち抜ける技術力が要求される感じですね。
使いやすいコントロール系スピンラケットの98と、技術は必要だけど振り抜きやすさが最高な95という感じ。
【守備に関して】
走らされた際のボールの処理は両方とも簡単すぎず、難しすぎずなイメージ。
最低限ボールは飛ぶし打感も柔らかいので、使っていて超しんどいっていう感じはそんなにないと思います。
ボレー
98⇒当てるだけだと浅いボールになるので、そこそこしっかりボールを押して運んでいくとしっくりくると思います。
95⇒硬さや重さはそれほど感じないものの、スイートスポットが小さいので外すと思った以上に飛ばない。
98より難易度は高めな印象です。
ボールコントロールに関してはどちらもしやすい。
変にボールが浮かないし、落としたいところに落とせる。
サーブ
★98
フラットサーブ⇒スピードはまあまあ出るし、収まりも良い。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒かなり変化が大きめ。
フラットと回転系のバランス良し。
★95
フラットサーブ⇒コントロール性能と収まりが良く、バウンド後のノビも素晴らしい。
ただ、ラケット自体にそれほどパワーがないので、威力を出していくにはある程度自分からガンガン振っていく必要があります。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒打球の変化が割と大きめ。
面は小さいですが回転系が苦手という感触はなかったです。
振り抜きやすい!
まとめ:振り抜きやすさとスイートスポットの広さに違いあり
本記事ではヨネックスのブイコア98 2021とブイコア 95 2021を比較しつつインプレ・評価・感想レビューを書いてきました。
どちらもコントロール性能とスピン性能がかなり高くて柔らかめの打球感。
扱いやすいコントロール系スピンラケットを使いたい方⇒98
振り抜きやすさ重視の方⇒95
をそれぞれおすすめします。
では今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)