ダンロップのCX400ツアー2021とSX300 2022ってどっちが自分に合っているかな?
違いが知りたい!
どちらもダンロップの主力ラケットなので、どっちを使おうか迷いますよね。
そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際に両方使った私が使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ
本記事の内容
- スペック比較
- 使用感の違いを解説
結論は、
です。
個別のレビュー記事はこちら↓
☑CX400ツアー 2021
☑SX300 2022
ではでは、双方の違いについて細かくかみ砕いて解説していきますね。
5分位で読み終わるよ~。
ネイビーとホワイトの2種類の数量限定カラーバージョンもあります。(ネイビーの方には名コーチ”パトリック・ムラトグルーのサイン付き”)
Contents
ダンロップ CX400ツアー2021とSX300 2022のスペック比較
まずは簡単にスペック比較から。
CX400ツアー2021 | スペック | SX300 2022 |
100平方インチ | フェイスサイズ | 100平方インチ |
300g | 重さ | 300g |
320㎜ | バランスポイント | 320㎜ |
23㎜ | フレーム厚 | 23~26㎜ |
16×19 | ストリングパターン | 16×19 |
どちらも100インチ/300g/バランス320㎜の黄金スペックモデル。
黄金スペックは最も万人に扱いやすい仕様で人気があり、メーカー各社が特に力を注いでいるスペック。
フレームはSX300の方が厚めの設計です。
ダンロップ CX400ツアー2021とSX300 2022の使用感の違いを解説
次にこの二つのラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。
打感の柔らかさ
CX400ツアー | 8/10 |
SX300 | 8/10 |
どちらもかなり柔らかい打感。
ガットのたわみがわかりやすいです。
マイルドな打ち心地。
ホールド感(球持ち感)が強く、ガットとボールの接地時間は長めです。
ボールの飛びの良さ
CX400ツアー | 7.5/10 |
SX300 | 7.5~8/10 |
CX400ツアーは飛びすぎず飛ばなすぎずの丁度良い反発力。
SX300はCX400ツアーより少し強めの飛びです。
どちらにしても適度な飛び。
アウトしにくく、それでいて飛ばなすぎて難しいということもない絶妙な反発力。
【軌道について】
CX400ツアー⇒低~中軌道の直線系のショット
SX300⇒中~高軌道の山なりショット
になりやすいです。
打ちやすい軌道はだいぶ差があると思う。
回転のかけやすさ
CX400ツアー | 7~7.5/10 |
SX300 | 9.5/10 |
スピン性能はSX300が圧倒的。
普通に打っても回転がかかるし、回転をかけるスイングで打てば曲がり、急降下し、高くハネるグリグリスピンになります。
最強レベルの回転量。
CX400ツアーは自然な回転量のフラットドライブが打ちやすいです。
【スライスに関して】
どちらも低~中軌道のスーッと滑っていくスライスが打ちやすいです。
ボールコントロール性能
CX400ツアー | 8~8.5/10 |
SX300 | 7.5~8/10 |
CX400ツアーは丁度良い飛び&球持ちの良さにより、非常にボールコントロールしやすい◎
100インチ/300gのラケットの中ではかなりコントロール性能高めな部類だと思います。
申し分ないコントロール力。
SX300も飛びが強いものが多いスピン特化ラケットの中ではそこまで飛びすぎずホールド感も良いので、比較的ボールコントロールはしやすいです。
操作性&取り回しの良さ
CX400ツアー | 8/10 |
SX300 | 8/10 |
標準的な重さ、フェイスサイズなので違和感ナシ。
ストローク
CX400ツアー⇒柔らかい打ち心地で、ボールコントロールしやすい。
フラットドライブを狙った所に打ち込めるし、バランスの良い適度な飛び感でストレスなく快適にストローク展開ができます。
攻撃時にはきちんと打球がコートに収まり、守備時にはボールがちゃんと相手コートに返ってくれる安心感がある。
バランスの良さが神。
SX300⇒強烈に回転がかかったグリグリスピンを楽に打てる◎
ソフトで球持ちの良い打ち心地を感じつつ、比較的ボールコントロールしやすく、意図せぬアウトをしにくいです。
適度な飛びでフラットドライブをコントロールしやすいCX400ツアーと、グリグリスピンが簡単に打てるSX300。
【守備に関して】
どちらもボールはちゃんと飛んでくれるタイプなので、走らされた時のボールの処理はカンタン寄りです。
ボレー
CX400ツアー⇒ストローク同様に打感柔らかめでボールコントロールしやすい。
アウトする心配もほぼなく、それでいてボールが浅くなりやすいといった欠点もそれほど感じませんでした。
SX300⇒ソフトな打感で心地よい打ち心地。
ボールの軌道を浮かせてしまうとアウトすることもありますが、浮かないように意識してさえいれば飛びすぎず飛ばなすぎずの丁度良い飛びでだいぶ使いやすいです。
サーブ
★CX400ツアー
フラットサーブ⇒コースのコントロールをしやすく、打球の収まりも良い。
バウンド後のボールのノビはまあまあ。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒割と回転はかかり、きちんと打球は変化してくれる。
フラットサーブも回転系もそつなくこなしてくれる。
★SX300
フラットサーブ⇒スピードをまあまあ出しやすく、サービスエリアへの収まりが良い。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒超曲がるしハネる。
意識せずとも自然に打球に回転がかかります。
まとめ:フラットドライブ系のCX400ツアー、スピン特化のSX300
本記事ではダンロップのCX400ツアー2021とSX300 2022を比較してきました。
ソフトでホールド感が強いのは共通。
CX400ツアーが軌道低めのフラットドライブ系、SX300が軌道高めのグリグリスピン系。
適度な反発力でフラットドライブをコントロールして展開したい⇒CX400ツアー
強力なスピン性能によるグリグリスピンで相手を圧倒したい⇒SX300
といった風に選ぶと良いと思います。
では今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
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