こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー・テニスタイガーです(^^)/
今回はダンロップ屈指の人気モデル「ダンロップ CX400 ツアー 2021」(DUNLOP CX400 TOUR 2021)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペックの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
- おすすめのガットの紹介
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計170本以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。

ソフトな打ち心地とちょうどいい飛び感&高いボールコントロール性能が素晴らしい!
神ラケ!
では、早速紹介していきます。

5分位で読み終わるよ~。
Contents
ダンロップ CX400 ツアー 2021のスペック
「ダンロップ CX400 ツアー 2021」(DUNLOP CX400 TOUR 2021)
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 23㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
RA値 | 67 |
100インチ/300g/バランス320㎜の黄金スペック系ラケット。

黄金スペックは万人に最も扱いやすい仕様で人気があり、メーカー各社が特に力を入れている。
フレーム厚に関しては26㎜が主流の黄金スペックの中では少し薄めの23㎜です。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | 〇 | ◎ | ◎ |
女性 | ◎ | ◎ | 〇 |
テクノロジー/予備知識
Powergrid Stringtech | フェイス先端部のマス目を拡大し、中央部のマス目を密集させ、スイートエリアを拡大 |
Sonic Core | 高い反発性を発揮する素材をフェイスの2時/10時に用い、フレームの反発性と振動吸収性を高めた |
Flex Booster | フレームの剛性を落とし、しなりやホールド感を高めた |
ダンロップ CX400 ツアー 2021のデザイン
光沢のあるレッドカラーが印象的な超カッコいいデザイン\(^_^)/
フレーム厚23㎜なので、少しスッキリほっそりした見た目です。
デザインはマットなブラックカラーの数量限定カラーバージョンもあります。
ダンロップ CX400 ツアー 2021のインプレ・評価・レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、レビューを書いていきます。
打感の柔らかさ: 8/10
かなり柔らかめな印象。
ガットのたわみ感やフレームのしなりがわかりやすく、硬さや振動などは少なめな心地よい打球感です。

ソフト系。
ガットがボールを掴むホールド感(球持ち感)も十分感じられるタイプです。
ボールの飛びの良さ: 7.5/10
反発性能はやや強く、適度にボールは飛んでくれる。
CXシリーズはボールの飛びが抑えられたコントロール系シリーズですが、CX400ツアーは一般的な筋力のプレイヤーなら全然ボールが飛ばないといったシビアさは感じにくいと思います。

絶妙な反発性能。
【軌道について】
軌道はそこまで上がらず、低軌道~中軌道辺りになりやすい印象です。
スピンのかけやすさ: 7~7.5/10
回転性能は標準的。
極々自然な回転量のフラットドライブが打ちやすいです。
【スライスについて】
スライスは低軌道~中軌道でスーッと伸びていき、それがしっかりコート内に収まるイメージ。
コントロール性能: 8~8.5/10
飛びすぎず飛ばなすぎずの丁度良い飛び&球持ちの良さにより、非常にボールコントロールしやすい◎
100インチ/300gのラケットの中ではかなりコントロール性能高めな部類だと思います。
操作性&取り回しの良さ: 8/10
標準的な重さ、面の大きさなので、違和感ナシ。
ストローク
柔らかい打感と心地よいしなり&ホールド感を味わいつつ、しっかりフラットドライブをコントロールして狙った所に打ち込める◎
意図せぬアウトが起きにくく、コース調整がしやすいので安心してスイングできます。

柔らかい打ち心地でボールコントロールしやすく、飛びすぎず飛ばなすぎずの丁度良い飛びで言う事なし。
攻める時はしっかりボールがコートに収まり、守る時もきちんと相手コートに打球を返しやすいスーパーバランス型です。
強いて言うなら、
- ガンガンにスピンをかけたいスピナー
- 硬い打感が好きな人
- マッチョな人
- 超ラクにボールを飛ばしたい初級者
にはそんなに向いていないかなと。
逆に言うと、上記4パターンに当てはまらず300gのラケットを無理なく振れるなら試してみて欲しいラケットの筆頭です(^^)/
【守備について】
比較的ボールは飛んでくれるので、走らされた際のボールの処理はややカンタン寄り。
めっちゃ楽というわけではないですが、飛ばないなー難しいなーとは感じにくいと思います。
ボレー
ストローク同様に打感柔らかめで適度にボールが飛び、ボールコントロールしやすい。
アウトする心配もほぼなく、それでいてボールが浅くなりやすいといった欠点もそれほど感じませんでした。

反発力の強いパワー系ラケットのように当てるだけで飛んでくれるようなラクさはないけど、普通にボレーしやすい。
サーブ
フラットサーブ⇒コースのコントロールをしやすく、打球の収まりも良い。
バウンド後のボールのノビはまあまあだと思います。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒割と回転はかかり、きちんと打球は変化してくれる。

フラットサーブも回転系もそつなくこなしてくれる。
ストローク、ボレー、サーブのどれもバランスが取れていて全体的に高性能な印象。
人気が高いのも良くわかる名機だと思います。
類似・競合ラケットの紹介
☑ダンロップ CX 200 2021
CX400ツアーより飛び控えめなコントロール系ラケット。(98インチ/305g)
ハードヒットしたい中上級~上級者にはCX200の方が向いていると思います。

☑ヨネックス ブイコアプロ 100 2021
CX400ツアーとかなり近い使用感のスーパーバランス型のライバル機種。(100インチ/300g)
若干ブイコアプロの方がボールが飛び、フレームがしなる感触が強い打ち心地だと思います。

打感はCX400ツアーの方がちょっと打感が柔らかいと思う。

☑ダンロップ SX300 2022
強力なスピン性能を持つ回転特化ラケット。
柔らかく球持ちの良い打感でグリグリスピンを展開したいならSX300の方が向いています。

ダンロップ CX400 ツアー 2021に合うおすすめのガットの紹介
CX400ツアーの持ち味である打感の柔らかさやホールド感をさらにアップしたい場合はソフト系ガットがおすすめ。
楽にボールを飛ばせるセッティングにしたいなら高反発系のガットも良いと思います。
ダンロップ CX400 ツアー 2021はこんな人におすすめ
- 柔らかい打感が好きな人
- ホールド感重視の人
- ボールの飛びとコントロール性能のバランスの良さを求める人
- フラットドライブ系プレーヤー
こんな人には向いてない
- 硬い打感が好きな人
- ガンガンにスピンをかけたい人
- 超パワフルな人
まとめ:適度な飛びと高いコントロール性能を持つソフト系
本記事では「ダンロップ CX400 ツアー 2021」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。

かなり柔らかい打感、飛びすぎず飛ばなすぎずの丁度良い飛び、高いコントロール性能が特徴のラケット!
ソフトな打ち心地とホールド感を感じつつ、適度にボールを飛ばしきっちりコントロールもしたい中級~中上級者には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したテニス用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)