こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回は「プリンス ビースト 100 280g 2019」(Prince Beast 100 280g 2019)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペックの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- おすすめのガットの紹介
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
(※ビーストシリーズは2023年9月に新作が発売されるので、最新モデルの情報を知りたい方はコチラの記事をご覧ください⇒【新作情報まとめ プリンス ビースト 2023】)
Contents
プリンス ビースト 100 280g 2019のスペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 280g |
フレーム厚 | 24-26-23㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
バランスポイント | 330㎜ |
標準より20g軽い軽量モデル。
女性やジュニア・操作性を重視する男性に向けて設計されているタイプですね。
軽くて振りやすそう。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | △ | 〇 | ◎ |
女性 | 〇 | ◎ | ◎ |
テクノロジー/予備知識
テキストリーム×トワロン | 球持ち感、球速のアップ、振動吸収に役立つハイブリッド素材 |
ATS | テキストリーム×トワロンをシャフト部、フレームの10時、2時に使用し、打球のコントロール性能をアップ |
2ピーススロート | ボールヒット時の衝撃を減らすパーツ |
パラレルホール | スイートエリアを拡大させるグロメットホール |
レクサスフレーム+エアロフェイス | ボックスとエアロの中間のフレーム形状⇒パワー×スピン×コントロールをバランスよくサポート |
プリンス ビースト 100 280g 2019のデザイン
光沢のあるレッドカラー。
カッコいい!
フレーム厚最大26㎜なので、ガッシリした見た目。
頑丈そうなフレームです。
「富士山」や「新幹線」などの日本をイメージした数量限定デザイン、「ジャパンリミテッド」もあります。
プリンス ビースト 100 280g JAPAN Limited 7TJ111
プリンス ビースト 100 280g 2019のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ: 7/10
硬すぎず柔らかすぎずな印象。
ガットのたわむソフトさはあまりないですが、特に硬い、重いといったこともなく、至って標準的な打ち心地です。
球離れは少し早め。
パパン!とテンポよく弾く。
ボールの飛びの良さ: 8.5/10
反発力はかなり強く、ボールが楽に飛ぶ◎
打球のスピードがかなり出やすいです。
しっかり打つとアウトしやすいけど、ラケットのパワーを借りて威力を出したい初中級~中級者には良さそうなパワー感。
【軌道について】
打球はやや低め~中軌道の辺りになりやすかったです。
スピンのかけやすさ: 7.5/10
スピン性能は標準的。
自然な回転量のフラットドライブが打ちやすいですね。
【スライスについて】
スライスはやや軌道高めになる印象です。
コントロール性能:6.5/10
飛びが非常に強く球離れも早い方なので、狙った所に打球を打ち込むのは苦手です。
コントロールよりもパワーで相手を圧倒する使い方が向いている。
操作性&取り回しの良さ: 8.5/10
280gなので非常に軽くて振りやすい。
バランス(重心)が10㎜程ラケットヘッド寄りのトップヘビー系とはいえ、操作性は良いと思います。
疲れずにブンブン振れる。
ストローク
スピーディで直線的なパワフルフラットドライブを楽に打てる◎
球離れも早いので、ボールがガットに当たってからすぐに勢いよく飛び出していく痛快な感触です。
フレームが厚めで頑丈な感じだから、軽量ラケットにありがちな「球威が出ない」「相手の強打に打ち負けやすい」といったこともなかった。
ただやはり、飛びが強い分ボールのコントロールは難しい。
ミスって軌道高めに打ってしまうとそのままアウトになりやすいです。
ボールの飛びを抑えたいパワフルな中上級者には合わないと思う。
【守備について】
飛び強めなので、走らされた際のボールの処理はカンタン系。
ボレー
スイートスポットを外すとそれなりに硬さを感じますが、ボールの飛び自体は良好。
特に難しくもなく、簡単でもなくといったイメージです。
軽くて操作性が高いのは良いところ。
サーブ
フラットサーブ⇒ボールスピードが出やすく、打球の収まりやバウンド後のノビも良い。
コースを狙っていくコントロール性能はあまりないですが、打球の質自体はかなり良いと思います。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒打球の変化は標準的。
大きく曲がったりハネたりはしないですね。
フラットサーブがかなり打ちやすい。
ストロークだと飛びすぎる感があったけど、サーブだと割とサービスエリア内に収まる。
類似・競合ラケットの紹介
ライバルラケットを紹介していきます。
プリンス ビースト 100 280g 2023
ビースト 100 280gの2023年モデル。(100インチ/280g/バランス330㎜)
2019モデルとボールスピードの出しやすさや弾きの良さは近いですが、2023年モデルの方が振動吸収性が良くなった印象です。
プリンス ツアー 100 290g 2022
パワー&スピン&コントロールのバランスが良いソフトな打ち心地の人気ラケット。
打感の柔らかさ重視ならツアーの方がおすすめです。
柔らかい!
バボラ ピュアドライブ 2021
パワー系ラケットの王様的存在。(300g)
ビースト280より飛びやや抑えめで、パワー系の中では比較的ボールコントロールしやすいラケットの印象です。
面の安定性も最強レベル。
打ち負けない。
関連まとめ記事
新作情報 プリンス ビースト 2023 テクノロジー ラインナップまとめ
プリンス ビースト 100 280g 2019に合うおすすめのガットの紹介
打感の柔らかさ重視ならソフト系ガットがおすすめ。
回転量を引き上げたいならスピン特化系ガットも良いと思います。
ナイロンだとちょっと飛びすぎて困るという場合は、反発力を抑えやすいタイプをテンション高めに張ると良い感じになると思います。
プリンス ビースト 100 280g 2019はこんな人におすすめ
- 軽いラケットを使いたい女性・ジュニア
- 操作性を重視する男性
- ボールを楽に飛ばしたい人
- ボールスピードを上げたい人
- フラットドライブ系プレイヤー
こんな人には向いてない
- ボールの飛びを抑えたいコントロール志向な人
- ガンガンに回転をかけたい人
- パワフルな人
まとめ:パワフルフラットドライブが打てる軽量パワー系
本記事では「プリンス ビースト 100 280g 2019」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
ボールスピードを出しやすい軽量のパワー系ラケット!
軽くてパワーのあるフラットドライブ系ラケットを使いたい方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
プリンス ビースト 100 280g JAPAN Limited 7TJ111
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)