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ヘッド ブーン MP 2022とグラビティ MP 2021の違いを徹底比較

テニスラケットインプレ

 

ヘッドのブーン(BOOM)MPグラビティ MPってどっちが自分に合っているかな?

違いが知りたい!

どちらもヘッドの人気ラケットなので、どっちを使おうか迷いますよね。

そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際に両方使った私が使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ

本記事の内容

  1. スペック比較
  2. 使用感の違いを解説

結論は、

「ブーンはグラビティより打感が柔らかくボールコントロールしやすい。グラビティはブーンよりボールに回転がかけやすく飛ぶ。フレームは両方とも適度にしなりやすい。」

です。

個別のレビュー記事はこちら↓

☑ブーンMP

ヘッド ブーン/BOOM MP 2022 インプレ 評価 レビュー ソフトなバランス型
「ヘッド ブーン/ブーム MP 2022」(HEAD BOOM MP 2022)のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

☑グラビティ MP

ヘッド グラビティ MP 2019&2021 インプレ 評価 レビュー
「Head Graphene 360+ Gravity MP(ヘッド グラフィン 360+ グラビティ MP)」のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

※最新モデルのブーンMP2022とグラビティMP2023の比較は以下の記事に書いているので、新作の情報知りたい方はこちらをご覧ください↓

ヘッド ブーン(BOOM) MP 2022とグラビティ MP 2023の違いを徹底比較
ヘッド ブーン(BOOM) MP 2022とグラビティ MP 2023を徹底比較していきます。違いを知りたい方はご覧ください。

ではでは、双方の違いについて細かくかみ砕いて解説していきますね。

5分位で読み終わるよ~。

 

 

 

ヘッド BOOM(ブーン) MPとGRAVITY(グラビティ) MPのスペック比較

まずは簡単にスペック比較から。

BOOM MPスペックGRAVITY MP
100平方インチフェイスサイズ100平方インチ
295g重さ295g
315㎜バランスポイント325㎜
24㎜フレーム厚22㎜
16×19ストリングパターン16×20

どちらも100インチ/295gです。

バランスポイントはブーンが315㎜のトップライト系、グラビティが325㎜のトップヘビー系といった違いがある。

トップライト系⇒重心がグリップ寄りのため軽さを感じやすく、フルスイングしやすくボレー時の操作性が高い。

トップヘビー系⇒重心がヘッド寄りのため操作性が落ちる代わりに遠心力を利かせやすく、ストロークやサーブで強力な打撃ができる。

ヘッド BOOM(ブーン) MPとGRAVITY(グラビティ) MPの使用感の違いを解説

次にこの二つのラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。

打感の柔らかさ

ブーンMP8~8.5/10
グラビティMP7.5/10

ブーンはかなり柔らかめ、グラビティはやや柔らかめくらいの打感。

ブーンはホールド感(球持ち感)が強く、モチっとした打ち心地でガットとボールの接地時間が長め。

グラビティもブーンほどではないですが、ガットのたわみはそこそこ感じられます。

フレームはブーンもグラビティも割としなる部類。

ボールの飛びの良さ

ブーンMP7.5/10
グラビティMP8/10

反発力はグラビティの方が強く、楽にボールが飛ぶ。

ブーンは飛びすぎず飛ばなすぎずの丁度良い飛びです。

グラビティはフレーム22㎜とだいぶ薄いのに、何故か良く飛ぶラケット。

【軌道について】

ブーンは低~中軌道辺りのフラットドライブになりやすく、グラビティは中軌道の山なりスピンボールになりやすいです。

回転のかけやすさ

ブーンMP7/10
グラビティMP8~8.5/10

回転はグラビティの方が明らかにかかりやすい。

急降下して良くハネるスピンショットが打ちやすいです。

ブーンは自然な回転量のフラットドライブが打ちやすい。

【スライスに関して】

ブーン⇒低~中軌道のスーッと滑っていくスライスが打ちやすい。

球持ちの良さを十分感じられ、ボールをフェイスに乗せて運べる感触が強いです。

”ノリ感”が心地よい。

グラビティ⇒しっかり回転がかかった中軌道のスライスを打ちやすいです。

ボールコントロール性能

ブーンMP8/10
グラビティMP7.5/10

ブーンは球持ちが良く飛びが適度なので、結構ボールを狙った所に打ちやすい◎

グラビティは標準的なコントロール性能です。

操作性&取り回しの良さ

ブーンMP8.5~9/10
グラビティMP8~8.5/10

両方ともやや軽量の295gですが、ブーンはバランス315㎜のトップライト系、グラビティはバランス325㎜のトップライト系なので、ブーンの方が軽さを感じスイングしやすい。

とはいえ、グラビティもフレームが薄くて空気抵抗は少なめなので、一般的なラケットの中ではどちらも操作性は高いですね。

ブーンは体感285g前後くらいに感じる。

疲れにくくビュンビュン振れる。

ストローク

ブーンMP⇒ソフトで球持ちの良い打ち心地を感じつつ、フラットドライブを狙った所にコントロールして打ち込める。

丁度良い反発力と高いコントロール性能により、ストレスなく安定してストローク展開できます。

スイートスポットが広めだからミスヒットもしにくい印象。

操作性もバツグン。

グラビティ MP 2019⇒しなり感を感じつつ、中軌道のスピンショットを展開しやすい。

ボールの飛びも良いので、楽にスピンショットを打ちたいならグラビティの方が合っていると思います。

打球の質には結構差がある。

【守備に関して】

2本とも割と反発力はある部類なので、走らされた時のボールの処理はカンタン寄り。

難しさはないですね。

ボレー

ブーンMP⇒柔らかく、軽くて操作しやすく、スイートスポット広めでミスしにくく、飛びも丁度良い。

おまけにボールコントロールも結構しやすいので、ボレーに関しては最高レベルで使いやすいです。

頻繁にボレーに出るネットプレイヤーにイチオシ。

グラビティMP⇒やや柔らかく、面も大きく、飛びも良いので比較的カンタン。

ちょっと飛びすぎるときもありますが、まあまあ使いやすいです。

サーブ

★ブーンMP

フラットサーブ⇒割としっかり打ち抜いてもサービスエリアに収まりやすく、コースも狙いやすい。

スライスサーブ&スピンサーブ⇒回転は比較的かかりやすく、まあまあ曲がったりハネたりしやすいです。

フラットサーブの収まりの良さが印象的だった。

軽いから振り始めの腕への負担が少ないのも良い所。

★グラビティMP

フラットサーブ⇒思い切って打つと若干飛びすぎるけど、8割位の力でラケットを振っていく分にはキッチリサービスエリア内に収まり、速度も出やすい。

スライスサーブ&スピンサーブ⇒ガッツリ回転がかかり、バウンド後の変化が大きめ。

スライスサーブでは打球が良く曲がり、スピンサーブでは高くハネます。

フラットサーブが得意なブーン、回転系サーブが得意なグラビティという印象。

まとめ:柔らかバランス型のブーン、パワー&スピンのグラビティ

本記事ではヘッドのブーン(BOOM)MPグラビティ MPを比較してきました。

ヘッドの人気ラケット2つ。

使用感は結構違う。

柔らかく適度にボールが飛び、球持ちが良くフラットドライブをコントロールしやすい軽めのラケットが良い⇒ブーン

やや柔らかめの打感でボールを飛ばしやすく、しっかり回転のかかった中軌道のスピンボールを展開したい⇒グラビティ

といった風に選ぶと良いと思います。

では今回はこの辺で(‘ω’)ノ

今回解説したラケット用品一覧

 

(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)

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