ヨネックスのEZONE 98 2020とVCORE 98 2021ってどっちが自分に合っているかな？
違いが知りたい！
どちらもヨネックスの人気モデルなので、どっちを使おうか迷いますよね。
そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際に両方使った私が使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ
本記事の内容
- スペック比較
- 使用感の違いを解説
結論は、
です。
個別の詳細レビューはこちら↓
☑EZONE 98 2020
☑VCORE 98 2021
（※最新作のイーゾーン98 2022とブイコア 98 2021の比較記事も書いてますので、気になる方はそちらをご覧ください↓）
ではでは、双方の違いについて細かくかみ砕いて解説していきますね。
3分位で読み終わるよ～。
Contents
【YONEX】EZONE98 2020とVCORE 98 2021のスペック比較
まずは簡単にスペック比較から。
| EZONE 98 2020 | スペック | VCORE 98 2021 |
| 98平方インチ | フェイスサイズ | 100平方インチ |
| 305g | 重さ | 305g |
| 315㎜ | バランスポイント | 315㎜ |
| 23㎜-24㎜-19㎜ | フレーム厚 | 22.5-23-21㎜ |
| 16×19 | ストリングパターン | 16×19 |
フェイスサイズ、重さ、バランスは二つとも同じですが、フレーム厚に若干の違いあり。
イーゾーンはシャフト部が19㎜と薄めで、しなりやすい設計となっています。
メーカー側はラケットをしっかり振っていける中～上級者を想定して作ってそうなスペック。
【YONEX】EZONE98 2020とVCORE 98 2021の使用感の違いを解説【インプレ】
次にこの二つのラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。
打感の柔らかさ
ブイコア98>>イーゾーン98
ブイコアはガットのたわみがわかりやすいソフト系。
イーゾーンは硬すぎず柔らかすぎずな印象です。
ミスヒットした時の振動もブイコアの方が少ない。
ボールの飛びの良さ
ブイコア98>イーゾーン98
ブイコアは標準～やや強めな反発性能、イーゾーンは標準的な反発性能といった感じです。
両方当てるだけだとボールがあまり飛ばないですが、しっかり打っていくと球威が出てきます。
パワー感は2本とも近い。
回転のかけやすさ
ブイコア98>イーゾーン98
ブイコアはかけようと思えば超回転がかかるタイプ。
イーゾーンも割と回転はかけやすいタイプですね。
ドフラットが1点、フラットドライブが6点、超グリグリスピンが10点だとしたら、ブイコアが8～8.5点、イーゾーンが7.5点辺りのイメージ。
【スライスに関して】
イーゾーンは軌道を抑えたスライスが、ブイコアは回転量多めで変化の大きいスライスがそれぞれ打ちやすい印象です。
コントロール性能
ブイコア98>イーゾーン98
ボールコントロール性能はどちらも高め。
ブイコアは飛びが適度かつスピン性能高めで安定してスピン系のショットを量産できる。
イーゾーンはガットがボールを掴むホールド感が強めなので、ボールコントロールしやすいです。
ブイコアの方が回転が良くかかる分アウトの危険性はちょい低め。
操作性&取り回しの良さ
ブイコア98＝イーゾーン98
スペックがほぼ同じなので、操作性もほぼほぼ同格だと思います。
ストローク
イーゾーン98⇒しっかりボールを芯で捉えてハードヒットした時のフラットドライブのスピード、バウンド後の伸びは一級品。
爆発力があります。
前方向への推進力が凄まじい印象。
まあまあボールコントロールしやすいし、ガンガン打って攻撃していきたい人向け。
ブイコア98⇒スピン量多めで変化しやすいグリグリスピンと、ベースライン際でグンと落ちるスピーディなフラットドライブの2種類が打ち分け可能。
スピードやバウンド後の伸びはイーゾーンに負けますが、安定してスピン系のショットを量産しつつ相手を翻弄したいならかなり使いやすいと思います。
爆発力が魅力のイーゾーンと、安定×スピンが特徴のブイコアというイメージ。
【守備に関して】
走らされた時のボールの処理は、どちらも簡単すぎず難しすぎずの標準的な感じ。
初中級者だとちょいキツイかもしれないですが、中級以上ならそこまで違和感はないと思います。
ボレー
守備と同様に2本ともパワー系ラケットのように当てるだけで楽にボールが返る感じはないですが、全く飛ばないような難しさもない印象。
ボールコントロール性能が良く、トップライト系のおかげで取り回しも結構しやすいです。
サーブ
★イーゾーン98
フラットサーブ⇒ボールコントロールしやすく、バウンド後の伸びも素晴らしい。
スライスサーブ＆スピンサーブ⇒まあまあ変化大きめ。
★ブイコア 98
フラットサーブ⇒まあまあボールコントロールしやすく、バウンド後の伸びも良い。
スライスサーブ＆スピンサーブ⇒かなり変化が大きめ。
ボールが良く曲がり、ハネます。
2本ともかなりサーブは使いやすい!
まとめ：爆発力を求めるならイーゾーン98、スピンショットを安定して展開したいならブイコア98
本記事ではヨネックスのEZONE 98 2020とVCORE 98 2021を比較しつつインプレ・評価・感想レビューを書いてきました。
どっちもヨネックスの人気機種でスペックも近いけど、使用感にはそこそこ差がある。
ガンガン打って剛速球を打ち込みたいならイーゾーン98を、安定して変化大きめな回転系のショットを打っていきたいならブイコア98をそれぞれおすすめします。
では今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
（※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。）