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ダンロップ FX500ツアー/SX300ツアー/CX200の違いを比較 2022 2023

テニスラケットインプレ

 

ダンロップのFX500ツアー2023/SX300ツアー2022/CX200 2021ってどれが自分に合っているかな?

違いが知りたい!

3本ともダンロップの人気ラケットなので、どれを使おうか迷いますよね。

そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際にすべて使った私が使用感の違いについて解説していきます(‘◇’)ゞ

本記事の内容

  1. スペック比較
  2. 使用感の違いを解説
  3. おすすめの選び方を解説

 

☑筆者情報

  • テニス歴20年以上
  • ラケット試打数&購入数合計180本以上
  • ガットインプレ数100種以上
  • 週末プレイヤー
  • ツイッター(@tennis_torasan

結論は以下の通りです↓

一番ボールスピードを出しやすくボレーしやすいFX500ツアー

一番強烈な回転がかけやすいSX300ツアー

一番柔らかくホールド感があり、ボールコントロールしやすいCX200

 

個別のレビュー記事はこちら↓

☑FX500 TOUR 2023

ダンロップ FX500 ツアー 2023 インプレ 評価 レビュー 柔らかスピード系
「ダンロップ FX500 ツアー 2023(DUNLOP FX500 TOUR)」のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

☑SX300 TOUR 2022

ダンロップ SX300 ツアー 2022 インプレ 評価 レビュー スピン系98インチ
「ダンロップ SX300 ツアー 2022」(Dunlop SX300 Tour 2022)のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

☑CX200 2021

ダンロップ CX200 2021 インプレ 評価 感想レビュー ホールド感&コントロール
「Dunlop CX200 2021」のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

 

ではでは、違いについて細かくかみ砕いて解説していきますね。

5分位で読み終わるよ~。

 

解説動画はコチラ↓

ダンロップ FX500ツアー2023/SX300ツアー2022/CX200 2021を徹底比較【 #98ならダンロップ 】

 

 

 

 

ダンロップ FX500ツアー/SX300ツアー/CX200のスペック比較 2021 2022 2023

まずは簡単にスペック比較から。

FX500ツアー2023SX300ツアー2022CX200 2021
フェイスサイズ98平方インチ98平方インチ98平方インチ
重さ305g305g305g
バランスポイント315㎜315㎜315㎜
フレーム厚21~23㎜23~26㎜21.5㎜
ストリングパターン16×1916×1916×19

3本とも98インチ/305g/バランス315㎜のスペック。

フレーム厚はCX200が最も薄く、SX300ツアーが最も厚い設計です。

基本的にフレームが厚いとボールを飛ばすパワーが上がる。

逆に薄いとフレームがしなりやすくなってボールとガットの接地時間が長くなり、打球をコントロールしやすくなる。

 

▼関連記事

>>新作情報 FX500 2023シリーズ ラインナップ テクノロジーまとめ

>>新作情報 SX300 2022シリーズ ラインナップ テクノロジーまとめ

ダンロップ FX500ツアー/SX300ツアー/CX200の使用感の違いを解説 2021 2022 2023

次にラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。

打感の柔らかさ

FX500ツアー8/10
SX300ツアー8~8.5/10
CX2008.5/10

3本とも柔らかめですが、その中でもCX200とSX300ツアーはかなりソフトな打球感。

CX200は最もフレームがしなる柔らかさを感じられるので、特にスイングを速めた時にもっちりとした打ち心地です。

一番しなる柔らか系。

ボールの重みも割と感じやすい。

SX300ツアーもCX200ほどではないですが、適度にしなり、ガットのたわみによる柔らかさも感じる印象。

FX500ツアーはフレームがあまりしならない代わりに、ガットがたわみやすく、他の2本ほどではないにしても、十分柔らかさを感じられると思います。

CX200⇒一番しなって柔らかい

SX300ツアー⇒適度なしなり+適度なたわみ

FX500ツアー⇒適度なたわみ

という感じ。

【球離れについて】

CX200はしなりによるホールド感/球持ち感が強く、ボールとガットの接地時間が長い。

一方FX500ツアーは球離れがやや早く、ガットがたわんでからあっさり軽く、スカッとボールが飛んでいきます。

しなるホールド系のCX200とあっさり弾くFX500ツアー。

両極端にあると思う。

SX300ツアーは適度なしなり+たわみがあるので、CX200ほどではないにしても、やや球離れはゆっくりの印象です。

ボールの飛びの良さ

FX500ツアー7.5~8/10
SX300ツアー7.5~8/10
CX2007~7.5/10

FX500ツアーとSX300ツアーの反発力は標準~やや強め辺り。

ボールが飛びすぎず飛ばなすぎず、丁度良いパワー感です。

攻撃時には相手コートにしっかり収まり、守備時にはきちんと相手コートに返せる。

使いやすい。

特にFX500ツアーは弾きが良いのでボールスピードはかなり出しやすいです。

CX200はやや控えめ~標準辺りのパワー感。

楽にボールを飛ばしたいプレイヤーには向いてないですが、意図せぬ飛びすぎが少なく、アウトをしにくい良さがあります。

柔らかくしなって球持ちが良い代わりに、打球を弾き飛ばすパワーはちょっと抑え気味。

飛びすぎない系。

【軌道について】

FX500ツアー⇒軌道低めの直球になりやすい

SX300ツアー⇒中軌道辺りのショットになりやすい

CX200⇒低~中軌道辺りのショットになりやすい(FX500ツアーとSX300ツアーの間くらい)

回転のかけやすさ

FX500ツアー7.5~8/10
SX300ツアー8.5/10
CX2007~7.5/10

スピン性能は明らかにSX300ツアーが最も強力。(98インチのラケットの中ではトップクラス)

普通に打つと低~中軌道のフラットドライブになる一方、ガッツリ回転をかけて打つと曲がり、ハネ、急降下する軌道高めのグリグリスピン系のショットになります。

打ち比べしてすぐにSX300ツアーがダントツで回転がかかるな~と思った。

グリグリスピンで相手からミスを引き出しやすいです。

FX500ツアーとCX200はフラットドライブ系寄りの印象ですが、比較するとFX500ツアーの方が回転がかけやすい印象です。

CX200はフラット系。

【スライスに関して】

FX500ツアー⇒一番スピードが出て軌道が低め、かつ軽めの打感で良く飛ぶ

SX300ツアー⇒一番回転がかかり、バウンド後に滑る低めのスライスや、変化が大きい軌道高めのスライスなど色々打ちやすい

CX200⇒一番打感が柔らかく、フレームのしなりによってボールを乗せて運べる感じが強い

強みが分かれている。

ボールコントロール性能

FX500ツアー8/10
SX300ツアー8/10
CX2008.5/10

ボールを狙った所に打ち込むコントロール性能はCX200が一番。

球持ちが良く、反発力も少し控えめなので、ガッツリ振り抜いてもきちんとコートに収まり、アウトミスが少なく、コースを狙って打ち抜きやすいです。

コントロール性能重視ならCX200がおすすめ。

FX500ツアーは弾きの良いスピード系、SX300ツアーはスピン系ということもあってCX200には負けますが、それでも良好なコントロール性能だと思います。

2本とも飛びが強すぎないから、必要十分なコントロール性能だと思う。

操作性&取り回しの良さ

FX500ツアー7.5/10
SX300ツアー7.5/10
CX2007.5/10

3本とも標準的な98インチのスペックなので、特に違和感ナシ。

ストローク

ストロークの使用感の違いを書いていきます。

FX500ツアー 2023

一番軌道低めの高速フラットドライブを打ちやすく、まあまあ打感が柔らかく、ボールコントロール性能も良好。

スカッと速球を打ち抜きやすいです。

スピードタイプ。

SX300ツアー 2022

一番回転がかけやすく、軌道が上がり、打感かなり柔らかめ、ボールコントロール性能も良好。

急降下して高く弾むグリグリスピン系のショットを打ちやすいです。

スピンタイプ。

CX200 2021

一番柔らかく球持ちの良い打感でフラットドライブを安定してコントロールしやすい。

FX500ツアーのようなスピード感、SX300ツアーのようなやスピン性能はないですが、「自分のスイングを素直に打球に反映してくれる良さ」があります。

柔らかコントロールタイプ。

【守備に関して】

FX500ツアーとSX300ツアーは反発力が十分あるので、走らされた際のボールの処理はカンタン寄り。

一方CX200はやや飛びが控えめなので、他の2本と比べて少し難しいと思います。

CX200は守備より攻撃に向いたラケット。

ボレー

ボレーの使用感の違いを書いていきます。

FX500ツアー 2023

打感が柔らかく、飛びが適度で、面の安定性が超高く、相手の打球に押されたり打ち負けたりしにくい。

3本の中で最もラクにボレー出来る印象です。

一番カンタンだと思う。

SX300ツアー 2022

基本的にFX500ツアーと近い使用感。

面の安定性はFX500ツアーほどではない感じですが、十分ボレーしやすいです。

ラケット全般で見ればSX300ツアーも面の安定性が良い部類だと思う。

打球の軌道は若干上がる感触。

CX200 2021

3本の中で最も飛びが控えめかつ球持ちが良いので、ボールコントロールしやすい。

当てるだけで返球できるラクさや打ち負けない強固な面の安定性があるわけではないですが、ボレースキルがある方にとっては使いやすいラケットだと思います。

落としたいところに運べる。

サーブ

サーブの使用感の違いを書いていきます。

フラットサーブ

FX500ツアーが最もスピードが出て、なおかつサービスエリア内への収まりも良い。

気持ち良く速球を叩き込める。

フラットサーブ主体ならFX500ツアーがイチオシ!

SX300ツアーも収まりが良く、コースを狙いやすい。

CX200はラケット自体のパワーがあまり強くないので、球威は自分のスイングで生み出していく必要アリ。

ただ、ガッツリ打ってもサービスエリア内に打球は収まりやすく、コントロール性能やバウンド後のノビも良い。

スライスサーブ&スピンサーブ

SX300ツアーが明らかに最も回転がかかり、打球が曲がったりハネたりしやすい。

FX500ツアーとCX200の回転のかかりはそこそこといった感じで、自分でかけた分だけ変化する印象です。

回転系サーブ主体ならSX300ツアーがおすすめ。

おすすめの選び方:スピード重視ならFX500ツアー/スピン重視ならSX300ツアー、/ホールド&コントロール重視ならCX200

本記事ではFX500ツアー2023/SX300ツアー2022/CX200 2021を比較してきました。

ダンロップの人気の98インチ3本。

おすすめの選び方は以下の通りです↓

FX500ツアー2023

ボールスピードの出しやすさ重視の人

柔らかく軽めの打感が好きな人

弾きの良さ重視の人

適度なパワーと良好なコントロール性能を求める人

SX300ツアー2022

スピン性能重視の人

柔らかめの打感を求める人

適度なパワーと良好なコントロール性能を求める人

CX200 2021

ボールコントロール性能重視の人

打感の柔らかさと球持ちの良さ重視の人

飛びすぎないパワーを求める人

自分のスイングを素直に打球に反映してくれるラケットを使いたい人

では今回はこの辺で(‘ω’)ノ

今回解説したラケット用品一覧

 

 

(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)

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