ダンロップ CX200 2021 インプレ 評価 感想レビュー フラット&コントロール

テニスラケットインプレ

こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ

今回は「ダンロップ CX200 2021」のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。

本記事の内容

  1. スペックの紹介
  2. 使われているテクノロジーをサクッと解説
  3. 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
  4. 類似・競合ラケットとの比較
  5. おすすめのガットの紹介

スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、

  • このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
  • ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方

はご覧ください(‘ω’)ノ

結論は、

「しっかりとした打ちごたえとコントロール性能の高さが特徴的な中上級~上級者向けフラット系ラケット」

です。

では、早速紹介していきます。

5分位で読み終わるよ~。

 

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ダンロップ CX200 2021のスペック

ダンロップ CX200 2021

フェイスサイズ98平方インチ
重さ305g
バランスポイント315㎜
フレーム厚21.5㎜
フレックスRA 64
ストリングパターン16×19

標準より少し面が小さく、5g重いスペック。

バランスポイント(重心)は普通より5㎜ほど手元よりのトップライト系ラケットです。

トップライト系はフルスイングしやすくボレー時に取り回しが利く。

またフレーム厚は21.5㎜と結構薄めで、フレームの柔らかさを指すRA値は前作よりも1ポイント下げた64。

しなりやすく設計されているので、ある程度ハードヒットできる人を想定して設計されてそうです。

<適正表>

上級者中級者初級者
男性
女性

テクノロジー/予備知識

パワーグリッド ストリングテックフェイス先端部のマス目を拡大し、中央部のマス目を密集させ、スイートエリアを拡大
ソニックコア高い反発性を発揮する素材をフェイスの2時/10時に用い、フレームの反発性と振動吸収性を高めるテクノロジー
フレックスブースターフレームの剛性を落とし、しなりやホールド感を高めたテクノロジー

 

土居選手のインタビュー動画↓

土居美咲選手CX200インプレッション

 

ダンロップ CX200 2021デザイン

どこからどう見てもかっこよすぎるデザイン( ̄▽ ̄)

鮮やかなレッドがいいですね。

超カッケー!

フレーム厚21.5㎜均一なので、薄く、シャフト部分もスッキリしています。

デザインはマットなブラックカラーの数量限定バージョンもあります。

ダンロップ CX200 2021のインプレ・評価・感想レビュー

次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。

打感の柔らかさ: 7.5/10

標準~やや柔らかめくらいな印象。

ボールの重みとガットがボールを掴むホールド感を強く感じるしっかりした打ち心地です。

芯を外すとボールの重さ&硬さを感じやすいけど、スイートスポットで打てると結構柔らかい。

手に伝わる情報量が多いラケットが好きな人には良いですね。

ボールの飛びの良さ: 6.5~7/10

反発性能はやや控えめ。

当てるだけだとあまり飛ばないので、しっかりと振って押し込みつつ打っていくスタイルに合うと思います。

前作の2018年モデルは割と飛ぶラケットだったから、この点は大きな違い。

軌道は低めになりやすい。

スピンのかけやすさ: 7/10

スピンアシストはそこまでないかなと。

基本フラット~回転量少なめなフラットドライブが打ちやすかったですね。

【スライスに関して】

スイートスポットで打てればよく伸びる質の良いスライスが打てる。

しかし、打点がズレると若干軌道が浮きやすく感じました。

コントロール性能: 8.5/10

ガッツリ振り抜いてもきちんとコートに収まり、コースを狙って打っていくのもやりやすいので、コントロール性能はかなり高め。

コントロール系シリーズというだけある。

操作性&取り回しの良さ: 7.5/10

標準より5g重いですが、バランスポイント(重心)も5㎜ほどグリップ寄りなので、そこまで違和感はないですね。

ストローク

しっかりラケットを振ってハードヒットしていくと、収まりの良い上質な低軌道フラットドライブを展開できる◎

ホールド感が強く、スイートスポットで捉えた時のガットのたわみ感も心地良いです。

ちゃんと自分から打っていきたい中上級~上級者にドンピシャ。

全然ボールが飛ばないようなガチのコントロール系ラケットほどしんどくない点も良い。

一方で、先述したように芯を外すとあまり飛ばないし、硬さ&重さを感じるので、初中級者には難しめなラケットですね。

【守備に関して】

ボールの飛びがあまり強くないので、走らされた際のボールの処理は少し難しいです。

もうちょいスイートスポット広いと嬉しかった。

守備よりも攻撃寄りのラケット。

ボレー

トップライト系ゆえに操作性はそこそこ高く、飛びすぎないパワー感でボールコントロールが非常にしやすい。

打感もそこまで硬く感じなかったので、ボレースキルがそこそこあればかなり使いやすいラケットだと思います。

快適な使用感。

サーブ

フラットサーブ⇒収まり良し、コントロール性能良し、バウンド後のノビ良しで文句なしです◎

スライスサーブ&スピンサーブ⇒打球の変化はやや小さめ。

フラット系でガンガン打っていく使い方が良いと思う。

 

前作 CX200 2018との比較

前作の「CX200 2018」と比べると、ボールの飛びがやや控えめになってよりコントロール性能を高めた印象。

しっかりハードヒットしてボールコントロールしたい⇒2021モデル

コントロールとパワーのバランスの良いラケットを使いたい⇒2018モデル

がそれぞれおすすめです。

RA値を下げてしなりやすくしたからその分飛びも抑えられている模様。

2018モデルは中級~中上級者、2021モデルは中上級~上級者に合うと思う。

類似・競合ラケットの紹介

☑ダンロップ CX400 ツアー 2021

ボールを飛ばすパワーと打球を狙った所に打ち込むコントロール性能のバランスの良さがトップクラスのダンロップの超人気モデル。(100インチ/300g)

飛びが控えめなのは厳しいかもな…という中級~中上級者の方にはCX200よりもCX400ツアーの方が使いやすいと思います。

CX200よりボールが飛んでくれる。

打感もだいぶソフトで非常に使いやすい神ラケの1本。

ダンロップ CX400 ツアー 2021 インプレ 評価 感想レビュー 神ラケ
「ダンロップ CX 400 ツアー 2021」(Dunlop CX400 Tour 2021)のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

☑ダンロップ SX300 2022

打感が柔らかいダンロップのスピン特化型ラケット。

フラット系のショットではなくガッツリ回転のかかったグリグリスピンショットを展開したいならこちらの方がおすすめです。

ダンロップ SX300 2022 インプレ 評価 感想レビュー ハイパースピン
「ダンロップ SX300 2022」(Dunlop SX300 2022)のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

☑バボラ ピュアアエロ 98 2023

バボラの超人気シリーズ「ピュアアエロ」の98インチ/305g/バランス315㎜のバージョン。

弾きの良さと高速フラットドライブのコントロールのしやすさが特徴的です。

CX200より打感は少し飛びが強く、ボールスピードを出しやすい。

バボラ ピュアアエロ 98 2023 インプレ 評価 感想レビュー スピード&コントロール
のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

ダンロップ CX200 2021に合うおすすめのガットの紹介

打感の柔らかさやホールド感をさらにアップしたい場合はソフト系ガットがおすすめ。

>>打感が柔らかいポリランキング7

>>打感が柔らかいナイロンランキング6

楽にボールを飛ばせるセッティングにしたいなら高反発系のガットも良いと思います。

>>ボールが飛びやすい高反発系ポリランキング5

>>ボールが飛びやすい高反発系ナイロンランキング5

ダンロップ CX200 2021はこんな人におすすめ

  • コントロール志向な人
  • フラット系プレーヤー
  • 手に伝わる情報量を重視する人

こんな人には向いてない

  • 楽にボールを飛ばしたい人
  • グリグリスピンを打ちたい人

まとめ:高いコントロール性能が持ち味のフラット系ラケット

本記事では「Dunlop CX200 2021」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。

やや柔らかめの打感、高いコントロール性能、低軌道フラット系ショットの打ちやすさが特徴的なラケット!

ハードヒットしてフラット系ショットをコントロールしていきたい中上級~上級者には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。

では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ

今回解説したラケット用品一覧

 

(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)

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