おすすめの人気ナチュラルガット（ストリング）5種類を打ち比べて特徴を徹底比較!

こんにちは～テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(^^)/

今回は、

を解説していきます。

打感、ボールの飛び、回転性能などの使用感を詳しく書いていくので、

はご覧ください(‘ω’)ノ

ではでは、それぞれの違いについて細かくかみ砕いて解説していきますね。

個別のインプレ・評価・感想レビュー記事はコチラ↓

タッチ VS

トニック

ウィルソン ナチュラル

エックスワンバイフェイズ

 

 

 

 

 

おすすめの人気ナチュラルガット（ストリング）5種類 を打ち比べしてわかった違いを解説

今回打ち比べた機種は表の通り。

※エックスワンバイフェイズはナチュラルではないですが、「ナチュラルに最も近いナイロン」として世界一売れているナイロンなので、比較対象として入れています。

以下ではそれぞれを打ち比べた際の

の6点をさらに詳しくまとめていきます。

打感の柔らかさ

10/10	ウィルソンナチュラル125、エックスワンバイフェイズ124
9.5～10/10	ウィルソンナチュラル130、タッチVS125
9.5/10	タッチVS130
9～9.5/10	エックスワンバイフェイズ130
9/10	トニック

ウィルソンナチュラル125とエックスワンバイフェイズ124は極上の柔らかさ。

超ソフトフィーリングなので手首や肘への優しさが半端ないです。

ウィルソンナチュラル130、タッチVS125＆130も最高レベルの柔らかさ。

「ナチュラルは意外とそこそこ打ちごたえがある」という話も聞いていましたが、個人的にとても柔らかく感じました。

エックスワンバイフェイズ130は上位5種には負けますが、ナイロンの中では結構柔らかく快適。

トニックは7つの中で最も打ちごたえがあります。

打感の重さ

超軽い	ウィルソンナチュラル125＆130、エックスワンバイフェイズ124、タッチVS125
やや軽い	タッチVS130
標準	トニック、エックスワンバイフェイズ130
やや重い	ナシ

ウィルソンナチュラル、エックスワンバイフェイズ124、タッチVS125はスーパー軽やか。

超ソフトかつ軽快にボールが飛んでいきます。

タッチVS130も十分な軽さ。

トニックとエックスワンバイフェイズ130は平均的なナイロンくらいの軽さだと思います。

ボールの飛びの良さ

9.5～10/10	タッチVS125＆130、トニック
9.5/10	ウィルソンナチュラル125＆130
9/10	エックスワンバイフェイズ124
8.5～9/10	エックスワンバイフェイズ130

ナチュラル5種は最強パワー。

軽く打ってもコート後方までしっかり飛距離が出るし、球速とノビの出しやすさもエックスワンバイフェイズと比べて段違いです。

ラクにボールを飛ばしたい方やスピード＆ノビが欲しいならナチュラルガット以上の選択肢はないですね。

5種の中で比較すると、飛距離は全部同格ですが、タッチVSとトニックは弾きのよるスピード感がちょっとだけウィルソンより強めの印象です。

エックスワンバイフェイズ124はナチュラルには負けますが、それでもナイロンの中ではかなり強めのパワー感。

エックスワンバイフェイズ130は7種の中で最も飛びを抑えやすいので、アウトミスを避けたいなら向いていると思います。

軌道の高さ

中～高	ウィルソンナチュラル125＆130
中	タッチVS125＆130、エックスワンバイフェイズ124
低～中	トニック、エックスワンバイフェイズ130

ウィルソンは少し上がりやすく、トニックとエックスワンバイフェイズ130はやや低めの直球になりやすい印象。

ウィルソンはソフトなスーパーホールド系、トニックとエックスワンバイフェイズ130は少し弾き寄りの感触なので、軌道の高さにもその影響があると思います。

回転のかけやすさ

8/10	エックスワンバイフェイズ124
7.5～8/10	ウィルソンナチュラル125、タッチVS125
7.5/10	ウィルソンナチュラル130、タッチVS130、トニック、エックスワンバイフェイズ130

スピン性能はバイフェイズ124が一番優秀で、他は標準的。

やはり細い方が太い方よりちょっと回転がかかる感じがしますが、全体的に見て、特にガットが回転を強力にアシストする感触は少なく、自分でかけた分だけ回転がかかる感触です。

球離れの早さ

やや早い	トニック
標準	エックスワンバイフェイズ130
やや遅い	ウィルソンナチュラル125＆130、タッチVS125＆130、エックスワンバイフェイズ124

トニックは7つの中で最も球離れが早く、スカッと速球が飛んでいく。

エックスワンバイフェイズ130は早すぎず遅すぎず、中間辺りの感触です。

ウィルソンナチュラル、タッチVS、バイフェイズ124は柔らかい分ガットがしっかりたわんでボールをホールドする感じがわかりやすいです。

コスパについて

価格は安い順にエックスワンバイフェイズ⇒トニック⇒タッチVS⇒ウィルソンナチュラルとなっています。

テンション維持性能について

ナチュラルガットは最高のテンション維持性能を誇るので、緩みにくく、快適な使用感が持続しやすい。

高価格帯ですが、ナイロンやポリと比べて長い間張っていても違和感なく使い続けられるので、張替の頻度やコストを抑えられます。

補足①バボラ タッチ トニック130とタッチ VS 130の違い

タッチVSとトニックは作られている素材や製造方法は同じ。

ただ、太さが1.30㎜に近い精度で作れた個体を「タッチVS130」としてパッケージ化し、少し太さにバラツキが出てしまった個体を「タッチ トニック<135」として少し安めに売っているようです。

打ち比べた結果の性能差としては、タッチVS130の方が打感が柔らかく、ホールド感（球持ち感）が強めで少し軌道が上がり、トニック130の方が打感が硬く、弾きが強く軌道が低めになりやすい。

飛距離&球速&バウンド後のノビの出しやすさはほとんど同じだと思います。

「トニックはタッチVSよりバラつきがある廉価版というだけ」というネット情報もありますが、打感には差があるので、それも考慮した上でどちらか決めるのがおすすめです。

 

 

補足②タッチVS125/130とウィルソンナチュラル125/130の選び方

4つとも打感の柔らかさ、反発力、バウンド後のノビが最強クラスなのは共通。

ただ、その中でも打感のソフトさ＆軽さ＆球持ちに秀でていて、なおかつ少し軌道が上がるのがウィルソンナチュラル125と130。

一方、パワーとスピードが良いのはタッチVS125と130かなと思います。

 

 

 

補足③125と130の選び方

タッチVSもウィルソンナチュラルも125の方がちょっと打感が柔らかくて軽く、少し回転をかけやすい印象。

一方、130は125よりも耐久性とテンション維持性能が良い設計。

飛距離&球速&バウンド後のノビの出しやすさはほとんど同じだと思います。

補足④ナチュラルガットは雨に弱い

ナチュラルは天然素材で出来ていて水分を吸ってしまうので、雨の日の使用はNG。

少し濡れたくらいならサッと拭いて乾かしておけば大丈夫ですが、基本的に雨の日はナイロンやポリを使うようにした方が良いと思います。

補足⑤エックスワンバイフェイズ124が向いているプレイヤー

エックスワンバイフェイズ124は最高レベルの打感の柔らかさ＆軽さ＆ホールド感を誇り、この3点はナチュラル5種に負けていない。

しかも価格はナチュラルと比べてかなり安く、ナイロンなのでナチュラルより雨に強い所がメリットです。

飛距離&球速&バウンド後のノビはナチュラルに勝てないですが、それでもナイロンにしてはかなり良い部類なので、ソフトさやコスパ、雨での使用を考えているプレイヤーにはおすすめです。

 

 

補足⑥エックスワンバイフェイズ130が向いているプレイヤー

エックスワンバイフェイズ130は124やナチュラルガットよりも反発力が低めかつ打感が硬いですが、強打した時のバウンド後のノビは結構良いかなと。

ナチュラルガットだと価格的に手が出ないし、124だと飛びすぎたり耐久性的に微妙というプレイヤーには一番合っていると思います。

おすすめの人気ナチュラルガット（ストリング）の選び方まとめ

おすすめの選び方は以下の通りです。

ガットによってラケットの良さを最大限引き出せることもあれば、またその逆もあるので、色々試してみることをおすすめします。

では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ

今回解説したテニス用品一覧