今回は、ポーランドのプロテニス選手、イガ・シフィオンテク[シュビオンテク](Iga Świątek)のプロフィール、プレースタイル、スタッツを紹介していきます。
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イガ・シフィオンテクのプロフィール
😍 New season, new racquet. @tecnifibre #collab pic.twitter.com/KfjzKYzIGV
— Iga Świątek (@iga_swiatek) January 11, 2024
生年月日 | 2001年5月31日 |
出身 | ポーランド |
身長 | 176cm |
利き腕 | 右利き、バックハンド両手打ち |
世界最高ランキング | 46位 |
グランドスラム最高成績 | 全豪 2回戦
全仏 優勝 全英 1回戦 全米 2回戦 |
ツアー優勝回数 | 1回 |
コーチ | Piotr Sierzputowski |
趣味 | AC/DCやピンクフロイドなどのロックミュージックを聞くこと |
5歳の時にテニスを開始。
始めたきっかけは一足先にテニスを始めていた姉を打ち負かしたかったからだそうです。
シフィオンテクの父親は1988年のソウルオリンピックで4人乗り漕艇の競技に出場したスーパーアスリート!
2016年にITFサーキットに出場し始め、2018年にウィンブルドンジュニアで優勝。
2019年には全仏で4回戦進出、インターナショナル大会のルガーノ(クレー)で準優勝など一定の成績を収め、61位でシーズンを終えました。
クレーコートが得意なのは間違いなさそう。
2020年の全仏でブレークスルーを迎え、前年準優勝のボンドロウソバや第一シードのハレプらを圧倒。
決勝では2020年の全豪優勝者であるケニンに打ち勝ち、初めてのツアー優勝がグランドスラム&男女を通してポーランド人初のグランドスラム制覇という偉業を達成しました。
彗星の如く現れたポーランドのスーパースター‥‥!!
イガ・シフィオンテクのプレースタイル
プロフィールに続けて、次はシフィオンテクのプレースタイルやスタッツについてまとめていきます。
安定感のあるアグレッシブベースライナー
シフィオンテクはミスが少ない安定感のあるアグレッシブベースライナーです。
一発でエースを取れるような攻撃力はないですが、じわりじわりとストローク戦で相手を圧倒し、チャンスがあれば一気に前に詰めて勝負を決められる積極性があります。
サーブ、リターン、ストロークの3つともとても安定している印象。
特にバックハンドのリターンとダウンザラインはかなりの精度を誇る。
大柄な割にフットワークも早く、守備範囲は広め。
意表を突くドロップやタッチのセンスが光るボレースキルも持っているので、バラエティに富んだ戦い方をする選手だと思います。
トップクラスのストローカーであるハレプを真正面から打ち破った試合は見事でした↓
サーブ&リターンのスタッツ(2019年)
参考として、大坂選手とハレプ選手のスタッツも載せてあります。
シフィオンテク | 大坂なおみ | ハレプ | |
1stサーブが入る確率 | 53.8% | 60.6% | 68.9% |
1stサーブ時のポイント獲得率 | 64.2% | 71.9% | 63.4% |
2ndサーブ時のポイント獲得率 | 49.5% | 46.9% | 47.9% |
ブレイクポイントを防いだ確率 | 51.9% | 61.1% | 52.6% |
サービスゲームの獲得率 | 66.3% | 77.5% | 69.2% |
1stサーブのリターン時のポイント獲得率 | 34.1% | 37% | 41.6% |
2ndサーブのリターン時のポイント獲得率 | 58.8% | 54.7% | 57.3% |
ブレイクポイントの獲得率 | 45.3% | 46.6% | 50.5% |
リターンゲーム獲得率 | 36.7% | 34.7% | 44% |
能力値表
メンタル | 9/10 |
サーブ | 9/10 |
リターン | 10/10 |
フォアハンド | 10/10 |
バックハンド | 10/10 |
ボレー | 9/10 |
フットワーク | 9/10 |
安定感のあるフォア&バック、リターンを高めに評価しました。
まだまだ伸び盛りの選手なので、今後どんどん強くなっていくと思います。
というわけで以上、ポーランドのプロテニス選手、イガ・シフィオンテクのプロフィール、プレースタイル、スタッツ紹介でした!