こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー・テニスタイガーです(^^)/
今回は「ダンロップ SX600 2019」(Dunlop SX600 2019)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペックの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
- おすすめのガットの紹介
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
(※SXシリーズは2022年に最新作が出たので、新作の情報を確認したい方は「新作情報 ダンロップ SX300 2022 ラインナップ スペックまとめ」をご覧ください。)
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
Contents
ダンロップ SX600 2019のスペック
フェイスサイズ | 105平方インチ |
重さ | 270g |
長さ | 27.25インチ |
バランスポイント | 335㎜ |
フレーム厚 | 23-26.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
標準より面が5平方インチ大きく、30g軽い軽量デカラケモデル。
少ない力でラクにボールを飛ばしたい方向けの設計です。
面が大きいとガットのたわみ量が増えて柔らかい打感になりやすく、ボールも良く飛ぶ傾向にある。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | × | △ | 〇 |
女性 | △ | 〇 | ◎ |
テクノロジー/予備知識
スピンブーストテクノロジー | 動きが異なる2種類のグロメットを搭載し、打点のばらつきによる弾道のズレを抑制 |
ソニックコア インフィナジー | 高反発ウレタン素材。これを使用したことにより、ボールへの反発性能を高めた。 |
今作はオフセンターに当たった時でもミスショットになりにくいように注力して設計されたモデルのようですね。
ダンロップ SX600 2019のデザイン
ブラック×イエローのシンプルなデザイン。
105インチなので、ぱっと見た感じでも結構面が大きいなと感じます。
スイートスポットが広そう。
ダンロップ SX600 2019のインプレ・評価・レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、レビューを書いていきます。
打感の柔らかさ: 9/10
超柔らかい打感。
ガットのたわみがわかりやすく、あっさり軽めの打ち心地です。
面が大きいから良くたわむ。
ソフト系。
ボールの飛びの良さ: 8.5~9/10
反発性能は非常に強く、楽にボールが飛ぶ。
フラット系のショットを打つとアウトしやすいので、スピン系のショットを展開するのが基本的な使い方になると思います。
簡単にボールを飛ばしたい人に最適。
スピン性能が高いから回転をかけている分にはそんなにアウトしない。
【軌道について】
打球の軌道は上がりやすく、ネットしにくいです。
スピンのかけやすさ: 9.5/10
スピンは半端なくかかる。
面の大きいラケットはガットの目が粗いので100インチ以下のラケットよりも回転がかけやすくなるし、それにプラスしてスピン特化シリーズのSXの中の1本なので、超回転がかかります。
デカラケのスピン性能とSXシリーズのスピンテクノロジーがミックスされた超回転系ラケット。
【スライスについて】
軌道高めの回転がガッツリかかったスライスが打ちやすいです。
コントロール性能: 6.5/10
飛びの強いスピン系デカラケなので、打球を狙った所に打ち込むのはニガテな部類。
ボールをコントロールしてコースを突く使い方よりも、超回転で相手を翻弄する方が向いています。
操作性&取り回しの良さ: 9/10
面の大きさは感じますが、とても軽いのでラケットを操作しやすいです。
疲れにくい。
ストローク
柔らかくあっさり軽めの打感でカンタンに高軌道グリグリスピンが打てる。
急降下して超ハネます。
高くハネて打ちにくいショットになるから相手からミスを沢山引き出せる。
面が大きくてスイートスポットも広いので、ミスヒットもしにくい。
ラクラク超スピンラケットという印象です。
ただ、自分からビュンビュンラケットを振りたい中上級者だと飛びすぎてアウトしやすくなると思うので、あまり向いてないですね。
重量がだいぶ軽いから、相手がガンガン打ってくるようなハードヒッターだと若干打ち負けやすいかも。
【守備について】
当てるだけでも割と相手コートに返球でき、カンタン。
ボレー
面が大きく、打感が柔らかく、スイートスポットも広い超カンタン系。
たまに飛びすぎてアウトする点は気を付けておく必要がありますが、普通に使いやすいです。
ボレーがあまり得意ではないプレイヤーにとって優しいタイプ。
サーブ
フラットサーブ⇒思い切り打つと飛びすぎるけど、8割くらいの力でリラックスして打てば十分ボールはサービスエリア内に収まり、球速も出やすい。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒回転はバッチリかかる。
スライスサーブは超曲がるし、スピンサーブは良くハネます。
回転系サーブを軸に、時折ちょっとスピード感のあるフラットサーブを混ぜる使い方が良かった。
類似・競合ラケットの紹介
ライバルラケットを紹介していきます
ダンロップ SX300 LS 2022
100インチ/285gのバージョン。
面が小さいのでスイートスポットの広さと回転のかかりはSX600に負けますが、こちらの方が振り抜きやすいです。
通常サイズの軽量スピンラケット使いたいなら300LSの方がおすすめ。
ダンロップ CX200 OS
ダンロップの人気シリーズ「CX」の104インチ/290gのラケット。
SX600よりややボールの飛びとスピン量が抑えめで、打球をコントロールしやすいデカラケです。
デカラケのメリットであるソフトな打感とスイートスポットの広さがありつつ、そこまで強く飛ばないタイプ。
関連まとめ・ランキング記事
新作情報 ダンロップ SX300 2022 テクノロジー ラインナップまとめ
ダンロップ SX600 2019に合うおすすめのガットの紹介
スーパースピンラケットにしたいならガットもスピン系にするのがおすすめ。
柔らかい打球感を求めるならソフト系ガットも良いと思います。
ダンロップ SX600 2019はこんな人におすすめ
- ボールに超回転をかけたい人
- 柔らかくあっさり軽めの打感が好きな人
- ボールを楽に飛ばしたい人
- スイートスポット広めが良い人
- 軽いラケットを使いたい人
こんな人には向いてない
- フラット系プレイヤー
- ボールの飛びを抑えたい人
- 硬い打感が好きな人
まとめ:ソフトでよく飛ぶスピン特化デカラケ
本記事では「ダンロップ SX600 2019」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
柔らかく軽い打感、強めのボールの飛び、強力な回転性能が特徴のスピン特化デカラケ!
ソフトな打ち心地でラクに高軌道のグリグリスピンを展開したい初中級者の方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したテニス用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)