ヨネックスのEZONE 98 2020とVCORE PRO 97 2019ってどっちが自分に合っているかな?
違いが知りたい!
どちらもヨネックスの主力モデルなので、どっちを使おうか迷いますよね。
そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際に両方使った私が使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ
本記事の内容
- スペック比較
- イーゾーン98 2020とブイコアプロ97 2019の使用感の違いを解説
結論は、
です。
(※個別のインプレ・評価・感想レビュー記事も書いているので、それぞれの特徴などをまだ詳しく知らない方はチェックしてみてください↓)
☑イーゾーン98 2020
☑ブイコアプロ97 2019
ではでは、双方の違いについて細かくかみ砕いて解説していきますね。
5分位で読み終わるよ~。
Contents
【ヨネックス】イーゾーン98 2020とブイコアプロ97 2019のスペック比較
まずは簡単にスペック比較から。
イーゾーン 98 2020 | スペック | ブイコアプロ 97 2019 |
98平方インチ | フェイスサイズ | 97平方インチ |
305g | 重さ | 310g |
315㎜ | バランスポイント | 310㎜ |
23-24-19㎜ | フレーム厚 | 20㎜ |
16×19 | ストリングパターン | 16×19 |
どちらもややフェイスが小さく、重量は重め。
特にブイコアプロ97は310gあるので、そこそこパワーのある方向けとなっています。
メーカー側はラケットをしっかり振っていける中上級者を想定して作ってそうなスペック。
【ヨネックス】イーゾーン98 2020とブイコアプロ97 2019の違いを徹底比較 インプレ
次にこの二つのラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。
打感の柔らかさ
イーゾーン98 2020>ブイコアプロ97 2019
イーゾーンは硬すぎず柔らかすぎずの標準的な打球感。
ブイコアプロはやや硬めな印象です。
どちらもしなり系のラケットだから、スイングが速いなら柔らかく感じる一方、遅いなら硬さを感じるタイプ。
グリップ部にはVDMという振動吸収材が内蔵されているので、ミスヒットした時の雑振動は双方あまり感じないと思います。
ボールの飛びの良さ
イーゾーン98 2020>>ブイコアプロ97 2018
イーゾーンは当てるだけで簡単にボールが飛ぶことはないですが、ブイコアプロより若干パワー&スピンアシストがあり、しっかり振り切って打つと打球に爆発力が乗ります。
ブイコアプロは控えめな反発性能なので、ちゃんとラケットを振ってボールを運んでいく必要があります。
イーゾーンは球速が出しやすい。
回転のかけやすさ
イーゾーン 98 2020>>ブイコアプロ97 2019
イーゾーンはややスピンアシストが感じられ、少し回転量多めなフラットドライブが打ちやすい印象。
ブイコアプロはあまり回転がかからず、フラット系のショットが主になるイメージですね。
【スライスに関して】
どちらも軌道を抑えた良く滑る質の良いスライスが打ちやすいです◎
コントロール性能
ブイコアプロ97 2019>>イーゾーン98 2020
ブイコアプロは飛びが抑えられており、なおかつよくしなるので、コントロール性は全ラケット中トップクラス。
イーゾーンも全然悪くなくむしろコントロールしやすいタイプですが、ブイコアプロよりは反発性能と回転量が多いので、やや下だと思います。
ブイコアプロはショットのコースや飛距離の調整がマジでしやすい。
操作性&取り回しの良さ
イーゾーン98 2020>>ブイコアプロ97 2018
イーゾーンが305g&バランス315㎜なのに対し、ブイコアプロが310g&バランス310㎜なので、シンプルにイーゾーンの方が軽く感じると思います。
ブイコアプロはそこそこ力がある人向け。
ストローク
イーゾーン98 2020⇒適度なパワー&スピンアシストによって爆発力のある直球が打ちやすい◎
バンバン打って相手を圧倒するには良い相棒。
ただ、ブイコアプロよりは飛びが強く、打ち出し角度が上がって高軌道ショットになるとそのままアウトになりやすい点は注意が必要です。
攻撃時にはしっかり低~中軌道で打ち抜ける技術力がいる。
ブイコアプロ97 2020⇒クリーンヒットしたフラットショットが超コントロールしやすく、バウンド後の伸びも最高レベル。
フレーム厚が20㎜と薄いので、手に伝わってくる情報量もとても多いです。
しなり感が心地よい。
イーゾーンより飛びが抑えられているのでミスヒットするとボールはあまり飛ばないですが、割とラフに振ってもコート内にしっかり収まる安心感アリ。
コントロール志向者でしなりを感じつつ自分の腕っぷしで打っていきたい中上級~上級者には最適なモデルではないでしょうか。
【守備に関して】
イーゾーンはパワーアシストがそこそこあるので走らされた時でも普通に返球可能。
一方でブイコアプロは守備時はちょっと大変ですね。
ブイコアプロは攻撃特化型というイメージ。
ボレー
ブイコアプロは飛びが控えめなのでちょっと難しめ。(ボールコントロールはしやすいけれど)
イーゾーンはそこそこボールが飛ぶしトップライト系で操作性が高いので、割と楽です。
サーブ
ブイコアプロ⇒回転系サーブの変化は小さめですが、フラット系サーブのコントロール性能、バウンド後の伸び、ともに最高。
雑振動もあまり来ないし、ガンガンラケットを振っていけるならピッタリだと思います。
イーゾーン⇒ブイコアプロより若干コントロール性能は劣りますが、パワー&スピンアシストによってスピードが出やすく、回転系サーブの変化も割と大きめです。
フラット特化のブイコアプロと、オールラウンドなイーゾーン。
まとめ:爆発力重視のイーゾーン98 2020、最高レベルのコントロール性能がウリのブイコアプロ97 2019
本記事ではヨネックスのEZONE 98 2020とVCORE PRO 97 2019を比較しつつインプレ・評価・感想レビューを書いてきました。
どちらも中上級者向けのラケットだけど、打感やパワー&スピンアシスト量に違いあり。
ラケットのパワーも活かしつつ剛速球を打ち込みたいならイーゾーン98を、コントロール性能としなりによる打感を大事にしたいならブイコアプロ97をそれぞれおすすめします。
では今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)