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ヘッド BOOM(ブーン) MP2022とSPEED(スピード) MP2020の違いを徹底比較

テニスラケットインプレ

 

ヘッドのブーン(BOOM)MP 2022スピード(SPEED)MP 2020ってどっちが自分に合っているかな?

違いが知りたい!

どちらもヘッドの人気ラケットなので、どっちを使おうか迷いますよね。

そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際に両方使った私が使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ

本記事の内容

  1. スペック比較
  2. 使用感の違いを解説

結論は、

「ブーンはスピードより球持ちが良く打球をコントロールしやすい。スピードはブーンよりボールを飛ばしやすく回転もかけやすい。打感はどちらも柔らかめ」

です。

個別のレビュー記事はこちら↓

☑ブーンMP 2022

ヘッド ブーン/BOOM MP 2022 インプレ 評価 レビュー ソフトなバランス型
「ヘッド ブーン/ブーム MP 2022」(HEAD BOOM MP 2022)のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

☑スピードMP 2020

ヘッド スピード MP 2020 インプレ 評価 感想レビュー 神ラケ
「Head Graphene 360 + Speed MP 2020」(ヘッド グラフィン 360+ スピード MP)のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

(※最新作のスピード MP 2022とブーン MP 2022の比較記事も書いてますので、気になる方はそちらをご覧ください↓)

【2022】ヘッド スピードMPとブーンMPの違い・比較・選び方を解説
ヘッドのスピード(SPEED)MP 2022とブーン(BOOM)MP 2022を徹底比較していきます。違いを知りたい方はご覧ください。

ではでは、双方の違いについて細かくかみ砕いて解説していきますね。

5分位で読み終わるよ~。

 

 

 

ヘッド ブーン MP 2022とスピード MP 2020のスペック比較

まずは簡単にスペック比較から。

BOOM MP 2022スペックSPEED MP 2020
100平方インチフェイスサイズ100平方インチ
295g重さ300g
315㎜バランスポイント320㎜
24㎜フレーム厚23㎜
16×19ストリングパターン16×19

スピードは100インチ/300g/バランス320㎜の黄金スペック系ラケット。

黄金スペックは幅広い層に最適化された使いやすいスペックで、非常に人気が高い。

ブーンはスピードより少し軽めの295gかつバランスが5㎜程度グリップ寄りのトップライト系ラケットです。

トップライト系はフルスイングしやすくボレー時に取り回しが利く。

ヘッド ブーン MP2022とスピード MP2020の使用感の違いを解説

次にこの二つのラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。

打感の柔らかさ

ブーンMP8~8.5/10
スピードMP8/10

打感はどちらも柔らかい。

ブーンはガットがボールを掴むホールド感(球持ち感)が強く、モチっとした打ち心地。

スピードはブーンほどホールド感は強くないですが、ガットのたわみがわかりやすく、ボールを包み込むような柔らかさがあります。

フレームはブーンの方がしなりやすく、柔らかさを感じやすい。

スピードはフレームは結構しっかりしていて面の安定性が高く、あっさり軽くボールを打ち出す。

ボールの飛びの良さ

ブーンMP7.5/10
スピードMP8/10

ブーンは飛びすぎず飛ばなすぎずの丁度良い飛び。

スピードはブーンより少し反発力が強く、ボールを楽に飛ばせます。

バランスの良いブーンとパワーのあるスピード。

【軌道について】

ブーンは低~中軌道辺りのフラットドライブ、スピードは中軌道の山なりスピンボールになりやすい。

若干ブーンの方が低めのショットを得意としています。

回転のかけやすさ

ブーンMP7/10
スピードMP8.5/10

回転はスピードの方が断然かかる。

ブーンはそこまで強烈に回転はかからず、フラットドライブ系のショットになりやすいです。

スピードはガットの間隔が広めに設計されているから、引っ掛かりが良くガッツリ回転がかかったスピンショットが打ちやすい。

バウンド後にボールがハネる。

【スライスに関して】

ブーン⇒球持ちが良くフェイスにボールを乗せて運べる感触が心地よい。

低~中軌道辺りの伸びるスライスになりやすい印象です。

スピード⇒スピン同様にきちんと回転がかかり、中軌道ショットになりやすい。

ボールコントロール性能

ブーンMP8/10
スピードMP7.5/10

ブーンの方がスピードより少し飛びが抑えめで球持ちが良いので、打球を狙った所に打ちやすく、意図せぬアウトも少ない。

スピードも回転が良くかかるので意図せぬアウトは少ないですが、飛びが強くあっさり飛ばす感触なので、コントロール性能は若干ブーンに負ける印象です。

スピードも悪くないけど、ブーンがそれ以上に良い。

操作性&取り回しの良さ

ブーンMP8.5~9/10
スピードMP8/10

ブーンは295gとやや軽量な上にバランス315㎜のトップライト系ラケットなので、非常に操作性が高くスイングしやすい。

体感だと285g前後くらいに感じます。

マジで軽く感じる。

スピードは100インチ/300gの標準的なスペックなので、至って普通です。

ストローク

ブーンMP⇒ソフトで球持ちの良い打ち心地を感じつつ、フラットドライブを狙った所にコントロールして打ち込める。

丁度良い反発力と高いコントロール性能により、ストレスなく安定してストローク展開できます。

スイートスポットが広めだからミスヒットもしにくい印象。

操作性もバツグン。

スピードMP⇒反発力とスピン性能が高く、楽に中軌道のスピンボールを展開できる。

面の安定性が高く打ち負けにくいので、カウンターショットなどもしやすいです。

打感も柔らかい。

  • 飛びとコントロール性能のバランスが良くフラットドライブが打ちやすい軽量のブーン
  • ブーンよりコントロール性能が少し落ちる代わりに飛びとスピン性能が高く打ち負けにくいスピード

といった印象です。

正直どっちもかなり使いやすいから、好みに感じるプレイヤーは多いと思う。

【守備に関して】

2本とも割と反発力はある部類なので、走らされた時のボールの処理はカンタン寄り。

難しさはないですね。

ボレー

ブーンMP⇒柔らかく、軽くて操作しやすく、スイートスポット広めでミスしにくく、飛びも丁度良い。

おまけにボールコントロールも結構しやすいので、ボレーに関しては最高レベルで使いやすいです。

頻繁にボレーに出るネットプレイヤーにイチオシ。

スピードMP⇒面が大きく、反発性と安定性も高いので比較的カンタン。

細かくボールコントロールしたいという上級者にはちょっとパワー感が邪魔かもですが、ボレーが苦手な人にも優しい良いラケットだと思います。

サーブ

★ブーンMP

フラットサーブ⇒割としっかり打ち抜いてもサービスエリアに収まりやすく、コースも狙いやすい。

スライスサーブ&スピンサーブ⇒回転は比較的かかりやすく、まあまあ曲がったりハネたりしやすいです。

フラットサーブの収まりの良さが印象的だった。

軽いから振り始めの腕への負担が少ないのも良い所。

★スピードMP

フラットサーブ⇒思い切って打つと若干飛びすぎるけど、8割位の力でラケットを振っていく分にはキッチリサービスエリア内に収まり、速度も出やすい。

スライスサーブ&スピンサーブ⇒ガッツリ回転がかかり、バウンド後の変化が大きめ。

スライスサーブでは打球が良く曲がり、スピンサーブでは高くハネます。

フラットサーブが得意なブーン、回転系サーブが得意なスピードという印象。

まとめ:飛びとコントロールのバランスが良いブーン、スピン&パワーのスピード

本記事ではヘッドのブーン(BOOM)スピード(SPEED)MPを比較してきました。

ヘッドの人気モデルなのは共通しているけど、使用感はだいぶ違う。

適度にボールが飛び、球持ちが良くフラットドライブをコントロールしやすい軽めのラケットが良い⇒ブーン

ボールが良く飛び、回転もガッツリかかる打ち負けにくいラケットが良い⇒スピード

といった風に選ぶと良いと思います。

では今回はこの辺で(‘ω’)ノ

今回解説したラケット用品一覧

 

(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)

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