今回は、ロシアのプロテニス選手、ダニール・メドベージェフ[メドベデフ](Daniil Medvedev)のプロフィール、プレースタイル、スタッツなどを紹介していきます。
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ダニール・メドベージェフのプロフィール
— Daniil Medvedev (@DaniilMedwed) January 20, 2024
生年月日 | 1996年2月11日 |
出身 | ロシア |
身長 | 198cm |
体重 | 83キロ |
利き腕 | 右利き、バックハンド両手打ち |
世界最高ランキング | 4位 |
グランドスラム最高成績 | 全豪 4回戦
全仏 1回戦 全英 3回戦 全米 準優勝 |
ツアー優勝回数 | 7回(マスターズ1000:2回、500:1回、250:4回) |
コーチ | Gilles Cervara |
話せる言語 | ロシア語、英語、フランス語 |
好きなショット、サーフェス | リターン、グラスコート |
好きなチーム | バイエルン・ミュンヘン |
好きな著名人 | ダビド・アラバ、ロベルト・レバンドフスキ |
趣味 | プレステ、チェス、読書 |
メドベージェフは6歳の時に父の勧めでテニスを開始。
テニスにより集中するために家族と共にフランスに引っ越し、そこのアカデミーに入学して技術を磨きました。
2016年にツアーデビューし、Top100位入りを達成。
2018年は飛躍の年で、デミノー、ジョンソン、錦織圭といった選手をそれぞれ決勝で破り3つの大会で優勝しました。
さらに2019年はシンシナシティでジョコビッチやゴファンを破りマスターズ初優勝を果たしたり、全米オープンで準優勝をするなど大躍進し、世界ランクも4位まで上がりました。
全米オープンはナダルに負けたものの、ワウリンカやディミトロフといった大物を破っての決勝進出は見事だった👏
一方で、時折黒人差別の発言をしたり、審判にキレて威嚇することもあり、気性の粗い面も持ち合わせています。
ダニール・メドベージェフのプレースタイル
プロフィールに続いて、次はメドベージェフのプレースタイルやスタッツについて書いていきます。
抜群の安定感を誇るシコラー
メドベージェフのプレースタイルは「抜群の安定感を誇るシコラー」です。
とにかくミスが少なく、相手の攻撃を受け切る防御力が彼の最大の武器。
基本的には相手コートの真ん中に打ち続け、甘い球が来たら一気に攻めるというのがお得意のパターン。
コート後方から一発で決まるようなギャンブルショットはあまり打ちません。
角度の付いたショットを打たれたらさらにきついコースに返球できるスーパーカウンターも得意なので、タイプ的にはジョコビッチやシモンに似ていると思います。
打つ球種はフォアもバックもフラット気味で打ち方は独特。
サーブはクイックサーブ。
メドベージェフのスーパーショット集はコチラ↓
サーブ&リターンのスタッツ(キャリア通算)
参考として、錦織選手とフェデラー選手のスタッツも載せてあります。
メドベージェフ | 錦織圭 | フェデラー | |
1stサーブが入る確率 | 59% | 61% | 62% |
1stサーブ時のポイント獲得率 | 74% | 71% | 77% |
2ndサーブ時のポイント獲得率 | 52% | 53% | 57% |
ブレイクポイントを防いだ確率 | 62% | 61% | 67% |
サービスゲームの獲得率 | 81% | 80% | 89% |
1stサーブのリターン時のポイント獲得率 | 29% | 31% | 33% |
2ndサーブのリターン時のポイント獲得率 | 53% | 53% | 51% |
ブレイクポイントの獲得率 | 40% | 41% | 41% |
リターンゲーム獲得率 | 25% | 27% | 27% |
サーブもリターンも非常にいい数値。
特にセカンドサーブ時のリターンの率はツアー屈指のリターナーである錦織選手と同等です。
サービスキープ率も8割を超えているので、隙はなさそうですね。
コート別勝率(キャリア通算)
クレー | ハード | グラス | |
勝率 | 38.5% | 68.3% | 60% |
クレーの勝率は結構低めですが、その分ハードとグラスは非常に高い数値。
得意なコートと苦手なコートがはっきりしていることがわかります。
能力値表
メンタル | 9/10 |
サーブ | 9/10 |
リターン | 9/10 |
フォアハンド | 9/10 |
バックハンド | 9/10 |
ボレー | 8/10 |
フットワーク | 8/10 |
常に安定しているフォアとバック、そしてリターンなどを高めの9点にしました。
というわけで以上、ロシアのプロテニス選手、ダニール・メドベージェフのプレースタイル、プロフィール、スタッツ紹介でした!