今回は、ダンロップの2022年1月発売の新作テニスラケットシリーズ「SX300 2022」の、
- ラインナップ
- 各種スペック
- 使われているテクノロジー
- 解説動画
の4つをまとめていきます。
5分で読めるよ。
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
Contents
新作情報 ダンロップ SXシリーズ 2022 ラインナップ スペックまとめ
ダンロップのスピン特化シリーズ「SX」に新作が登場。
イエローを基調としたデザインとなっています。
NEW「SX」シリーズついに解禁🌟弾道補正機能の進化でスピンのかかりやすさがさらに体感できる!形状もあらたにフルモデルチェンジしました✨
柔らかさは残しながら安定感も抜群。スピンがかかっているのが体感でき、飛距離や弾道の安定性も向上しています。#SpinGenerationhttps://t.co/aAlTToBLyG pic.twitter.com/nMUiT4rGFl— Dunlop Tennis Japan_ダンロップテニス (@dunloptennisjp) December 3, 2021
今回のラインナップは以下の5モデル。(既に全機種の発売が開始中)
以前のシリーズとの大きな違いは、
- デザイン
- スペック&フレーム形状(モールド)の微調整
- 新テクノロジーの採用
です。
まずはラインナップについて詳しく見ていきましょう。
ダンロップ SX300 ツアー 2022
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 23~26㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
RA値 | 68 |
中上級者に人気の98インチ/305g系スペック。
標準よりバランスポイント(重心)が5㎜ほどグリップ寄りのトップライト系ラケットです。
2019モデルのsx300ツアーは100インチ/310gだったから、面を小さく、軽くして振り抜きやすくした模様。
RA値はフレームの硬さを表す数値。
以前の2019年モデルは64でしたが、今作は4ポイント上がった68です。
少し硬くなって面の安定性やボールを飛ばすパワーを上げた設計となっている。
インプレ・レビュー記事はコチラ↓
ダンロップ SX300 2022
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 23~26㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
RA値 | 68 |
100インチ/300g/バランスポイント320㎜のいわゆる黄金スペックモデル。
SXシリーズのメイン機種ですね。
バッチリ回転がかかるスピン特化ラケット。
RA値はツアー同様64から68にアップ。
インプレ・レビュー記事はコチラ↓
ダンロップ SX300LS 2022
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 285g |
バランスポイント | 325㎜ |
フレーム厚 | 23~26㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
RA値 | 68 |
標準より15g軽い軽量モデル。
女性やジュニア・操作性重視の男性プレイヤー向けの設計です。
軽くてビュンビュン振れるスペック。
実際に使用した際の詳細レビューはコチラ↓
ダンロップ SX300 Lite 2022
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 270g |
バランスポイント | 330㎜ |
フレーム厚 | 23~26㎜ |
ストリングパターン | 16×18 |
RA値 | 64 |
標準より30g軽い超軽量モデル。
ストリングパターンが前作の16×19から横糸が1本少なくなった16×18に、RA値が68から64に変更されています。
ガットの目が粗くなるとその分たわみやすくなるから、打感がソフトになって回転もかけやすくなる。
ダンロップ SX600 2022
フェイスサイズ | 105平方インチ |
重さ | 270g |
長さ | 27.25インチ(0.25インチロング) |
バランスポイント | 335㎜ |
フレーム厚 | 23~26㎜ |
ストリングパターン | 16×18 |
RA値 | 64 |
面大きめで軽量のデカラケモデル。
標準より0.25インチ長いロングモデルです。
SX600もSX300 Lite同様にストリングパターンが以前の16×19から16×18に、RA値が68から64に、そしてさらにフレーム厚も26.5㎜から26㎜になっています。
バランス335㎜のトップヘビー系。
超カンタンにグリグリスピンが打てそう。
関連記事>>SX600 2019 インプレ・評価・感想レビュー
ラケットに合わせてバッグも発売!
12本用、8本用、2本用のバッグも発売が開始されました。
ラケットバッグ(テニスラケット12本収納可)SXシリーズ DTC-2280
ラケットバッグ(テニスラケット8本収納可)SXシリーズ DTC-2281
ラケットバッグ(テニスラケット2本収納可)SXシリーズ DTC-2282
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テクノロジー:スピン量を増大させ弾道補正機能を強化
以下の4つのテクノロジーが搭載されています。
スピンブーストプラスグロメッツ(SPIN BOOST + GROMMETS)
スピンブーストストリングテック(SPIN BOOST STRINGTECH)
ソニックコア(SONIC CORE)
ブイエナジーシャフト(V-ENERGY SHAFT)
スピンブーストプラスグロメッツ(SPIN BOOST + GROMMETS)
ストリングの可動域を最適化させただ円+三角形状のグロメット。
前モデルは10か所に備え付けられていましたが、今作は2つ増えた12か所。
さらに形状や可動域の角度に細かな改良が加わりました。
このグロメットのおかげでオフセンターに当たった時でもストリングがよく動き、食いつきが良くなってボールが飛びやすくなる。
しっかり打てた時とミスヒットした時の打球の飛びのばらつきを抑える働きがあるので、「弾道補正機能」と呼ばれています。
NEW SXシリーズの弾道補正機能についてのお話👀
1.メインストリング12本に特長あるグロメットを採用(前作は10本)
2.ストリングホール形状の変更(前作は楕円、新製品は楕円+最適化された三角形)☞ストリングのたわみ量が増加。低い打点でのショットにおいてボールに高さと飛距離を与えます👏 pic.twitter.com/eVWidjlZs3
— Dunlop Tennis Japan_ダンロップテニス (@dunloptennisjp) December 17, 2021
スピンブーストストリングテック(SPIN BOOST STRINGTECH)
以前のモデルよりもガット中央部のマス目を大きくしたストリングパターンに設計し、スピン量やボールの飛びをアップ。
ソニックコア(SONIC CORE)
反発力を上げ、面ブレを抑え、振動吸収にも優れた素材をフレームの2時10時部分に採用。
ブイエナジーシャフト(V-ENERGY SHAFT)
スロート部の側面に溝を設け、ボールヒット時にしなりやすくすることでガットがボールを掴むホールド感(球持ち感)をアップ。
解説動画
どの動画でも
- スピン量が2019モデルよりアップした
- 軌道が自然と上がりやすい
と言われていますね。
強烈な高軌道グリグリスピンが楽に打てそうです。
最強スピンラケットの予感…!
発売日は2022年1月下旬/入荷分は少なめ
発売予定は2022年1月下旬です。
楽しみ。
しかし他の日本メーカーと同様にコロナによる影響で生産に影響が出ているそう。
初回入荷分が少なかったり、その後の仕入れ量が不透明なようなので、確実にゲットしたい場合は予約がおすすめです。
しばらくは品薄、品切れ状態が続きそう。
まとめ:スピン性能と弾道補正機能がアップ
今回は「SXシリーズ 2022」についてまとめてきました。
スピン性能と打球の飛びのばらつきを抑える弾道補正機能がアップした仕様となっています。
既に発売開始中。
初回入荷分は数に限りがあるので、気になる方はお早めにどうぞ。
というわけで、以上です。
今回解説したラケット用品一覧
ラケットバッグ(テニスラケット12本収納可)SXシリーズ DTC-2280
ラケットバッグ(テニスラケット8本収納可)SXシリーズ DTC-2281
ラケットバッグ(テニスラケット2本収納可)SXシリーズ DTC-2282
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)