こんにちは～テニス歴20年以上の週末プレーヤー・テニスタイガーです(^^)/
今回は「プリンス ツアー 100 O3 290g 2020」（Prince Tour 100 O3 290g 2020）のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペック、使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
- おすすめのガットの紹介
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数＆購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター（＠tennis_torasan）
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
（※ツアーシリーズは2022年に新作が発売されるので、最新モデルの情報を知りたい方はコチラの記事をご覧ください⇒新作情報まとめ プリンス ツアー 2022 2023）
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ～。
プリンス ツアー 100 O3 290g 2020 7TJ124
Contents
プリンス ツアー 100 O3 290g 2020のスペック
| フェイスサイズ | 100平方インチ |
| 重さ | 290g |
| バランスポイント | 325㎜ |
| フレーム厚 | 22-23-20㎜ |
| ストリングパターン | 16×19 |
標準よりやや軽めのスペック。
大きなグロメットが備え付けられたプリンス独自のテクノロジー「O3」バージョンです。
O3は搭載されると通常版（ノーマルタイプ）より
- 打感がソフトになる
- スピン性能が上がる
- スイートスポットが広まる
- 振り抜きが良くなりスイングスピードが上がる
といった効果がある。
<適正表>
| 上級者 | 中級者 | 初級者 | |
| 男性 | 〇 | ◎ | ◎ |
| 女性 | ◎ | ◎ | 〇 |
テクノロジー/予備知識
| テキストリーム×トワロン | 球持ち感、球速のアップ、振動吸収に役立つハイブリッド素材 |
| ATS | テキストリーム×トワロンをシャフト部、フレームの10時、2時に使用し、打球のコントロール性能をアップ |
| Xモーフフレーム | フレームの内側と外側の厚さを変えることでねじれに対して強くなり、空気抵抗も減少 |
| 2ピーススロート | ボールヒット時の衝撃を減らすパーツ |
| ニューオーポート（O3） | スイートスポットを広め振り抜きを良くするグロメット |
プリンス ツアー 100 O3 290g 2020のデザイン
ホワイトを基調とした美しいデザイン。
フレームのサイドにはO3独自の大きな穴が開いています。
プリンス ツアー 100 O3 290g 2020のインプレ・評価・レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、レビューを書いていきます。
打感の柔らかさ: 8/10
柔らかめの打感。
O3効果もあってガットのたわむ感触がわかりやすいです。
ソフト系。
ボールの飛びの良さ: 7.5～8/10
反発力はやや強め～強め辺り。
当てるだけで飛ぶようなことはないですが、割とパワーがあるラケットの部類です。
結構良く飛ぶタイプ。
【軌道について】
打球の軌道は中軌道になりやすいです。
スピンのかけやすさ: 8.5～9/10
スピン性能はかなり高い。
打球にガッツリ回転がかかります。
スピン特化ラケットに近い回転量。
【スライスについて】
スピン同様に回転が良くかかる。
軌道は低～中軌道になりやすく、あまり高く上がりやすい感じはしないです。
コントロール性能： 7.5/10
ボールコントロール性能は標準といったところ。
細かくコースを狙ってボールを打ち抜くのはそこまで向いてはないですが、スピン性能の高さゆえに意図せぬアウトはしにくいです。
そこそこ。
操作性&取り回しの良さ: 8.5～9/10
O3効果により振り抜きが良い◎
スイングスピードが自然と上がります。
ビュンビュン振れる。
ストローク
柔らかい打感でやや軌道高めのグリグリスピンを安定して展開できる。
振り抜きが良くてスイングしやすく、飛びも良好なので好みに感じるプレイヤーは多そうです。
急降下して良く弾む回転ショットが打ちやすい。
相手から沢山ミスを引き出せる。
欠点としてはラケットが軽量な分ショットの威力が出にくい点。
割と軽めのショットになるので、球威を重視するプレイヤーには向いてないですね。
【守備について】
反発力があり、打感も柔らかめなので、走らされた時のボールの処理はカンタン寄り。
難しくはないと思います。
ボレー
ミスヒットするとそれなりに重さを感じやすいものの、基本的にソフトな打ち心地で適度に飛ぶ印象。
軽くて操作しやすく、割と使いやすいです。
サーブ
フラットサーブ⇒ストローク同様に球威は出にくいですが、比較的ボールの収まりが良く、コースも狙いやすい。
スライスサーブ＆スピンサーブ⇒回転は非常によくかかる。
スライスサーブはしっかり曲がり、スピンサーブもハネやすいです。
軽くて振り抜きが良い所もメリット。
プリンス ツアー 100 O3 290g 2020 7TJ124
類似・競合ラケットの紹介
☑プリンス ツアー 100 O3 290g 2022
2022バージョン。
スピン性能の高さや反発力の良さはそのままに、打感が少し硬くなってO3っぽくなく、通常のラケットと同じような打ち心地となっています。
O3特有のたわみやすさが好きな方には微妙かもだけど、逆に「O3は打感がぼやける感じがして苦手でいつも敬遠してしまう」という方には違和感が少ない打ち心地。
☑プリンス ツアー 100 O3 310g 2022
310gのバージョン。
290gより重く操作性が落ちる分、打球の威力が出しやすいです。
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プリンス ツアー 100 O3 290g 2020に合うおすすめのガットの紹介
打感の柔らかさ重視ならソフト系ガットがおすすめ。
回転量を引き上げたいならスピン特化系ガットも良いと思います。
プリンス ツアー 100 O3 290g 2020はこんな人におすすめ
- 柔らかい打感が好きな人
- まあまあ強めの飛びを求める人
- ガンガンに回転をかけたい人
- 振り抜きの良さを求める人
こんな人には向いてない
- 硬い打感が好きな人
- ボールの飛びを抑えたい人
- フラット系プレイヤー
- 威力重視の人
まとめ：ソフトで良く飛び振り抜きやすいスピン系ラケット
本記事では「プリンス ツアー 100 O3 290g 2020」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
柔らかめの打感、やや強めの飛び、強力なスピン性能、振り抜きの良さが特徴のラケット!
柔らかな打ち心地でボールを飛ばしやすく、回転がかけやすい振り抜きの良いラケットを使いたい方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したテニス用品一覧
プリンス ツアー 100 O3 290g 2020 7TJ124
（※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。）