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プリンス X100とX105 290g/270g/255gの違いを徹底比較 2022 2023

テニスラケットインプレ

 

プリンス Xシリーズ2022の

X100

X105 290g

X105 270g

X105 255g

ってどれが自分に合っているかな?

違いが知りたい!

人気の4本なので、どれを使おうか迷いますよね。

そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際に全部使った私が使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ

本記事の内容

  1. スペック比較
  2. 使用感の違いを解説

 

☑筆者情報

  • テニス歴20年以上
  • ラケット試打数&購入数合計180本以上
  • ガットインプレ数100種以上
  • 週末プレイヤー
  • ツイッター(@tennis_torasan

結論は以下の通りです↓

X100は硬く弾くフォア/ホールドするバックの違いが4本の中で最もわかりやすい。

X105は非常に打感が柔らかく良く飛ぶスピン系。

290gは操作性が良く、270gは遠心力を利かせやすい。

255は球威は出ないけど、とても軽くて振りやすい。

個別のレビュー記事はこちら↓

☑X100 2022

プリンス X100 2022 2023 インプレ 評価 感想レビュー ねじれラケット
「プリンス X100 2022 2023(PRINCE エックス100 2022 2023)」のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

☑X105 290g 2022

プリンス X105 290g 2022 2023 インプレ 評価 感想レビュー
「プリンス X105 290g 2022 2023(PRINCE エックス105 290g 2022 2023)」のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

☑X105 270g 2022

プリンス X105 270g 2022 2023 インプレ 評価 感想レビュー
「プリンス X105 270g 2022 2023(PRINCE エックス105 270g 2022 2023)」のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

☑X105 255g 2022

プリンス X105 255g 2022 2023 インプレ 評価 感想レビュー
「プリンス X105 255g 2022 2023(PRINCE エックス105 255g 2022 2023)」のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

ではでは、双方の違いについて細かくかみ砕いて解説していきますね。

5分位で読み終わるよ~。

 

 

 

プリンス X100とX105 290g/270g/255g 2022 2023のスペック比較

まずは簡単にスペック比較から。

X100 X105 290g X105 270g X105 255g
フェイスサイズ 100 105 105 105
重さ 290g 290g 270g 255g
バランス 325㎜ 310 338㎜ 352㎜
フレーム厚 24.5-24.5-20㎜ 27-25-22㎜ 27-25-22㎜ 27-25-22㎜
ストリングパターン 16×18 16×19 16×19 16×19
パワーレベル 880 1150
1155 1160

100は一番面が小さく、標準よりやや軽め。

ストリングパターンは通常の16×19より横糸が1本少ない16×18を採用し、回転をかけやすいタイプです。

割と一般的なラケットに近いスペック。

105の290gはバランスポイント(重心)が通常より10㎜ほどグリップ寄りの310㎜のトップライト系。

軽い上にトップライト系なので、振りやすさ重視のラケットですね。

一方、270gはバランス338㎜の超トップヘビー系です。

トップライト系はボレー時の操作性が良くフルスイングしやすい。

トップヘビー系は操作性が落ちる代わりに遠心力を利かせたハードヒットがしやすく、球威やバウンド後のボールのノビが出やすい傾向にある。

255gはとにかく軽さを重視するプレイヤー向けのタイプです。

フォアとバックで性能が違うというコンセプトのラケットなので、右利き用とは別に左利き用も発売されています。

 

 

>>新作情報 プリンス X(エックス) 2022 2023 ラインナップ スペックまとめ

プリンス X100とX105 290g/270g/255g 2022 2023の使用感の違いを解説

次にラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。

打感の柔らかさ

X100 フォア⇒7~7.5/10 バック⇒7.5~8/10
X105 290g 8.5~9/10
X105 270g 8.5~9/10
X105 255g 8.5~9/10

100のフォアは硬すぎず柔らかすぎずといった印象。

弾きが良くて球離れが早く、ボールスピードが出しやすいです。

バックと比べて硬さでガツンと弾く感触。

バックは柔らかめの打球感。

フォアよりソフトで割と球持ちの良い打ち心地です。

フォアとバックの差を結構感じる。

かなり弾くフォア、ややホールド感強めのバック。

105は面が大きいので100と比べてガットのたわむ柔らかさを感じやすく、だいぶソフトな打ち心地。

100のフォアは硬さがありましたが、105だとあまりそういった打ち応えはなく、フォアとバックの打感の違いは小さくなる印象です。

100はまあまあ左右差がわかりやすい、105は柔らかい。

ボールの飛びの良さ

X100 フォア⇒8/10 バック⇒7.5~8/10
X105 290g 8.5~9/10
X105 270g 8.5~9/10
X105 255g 8.5~9/10

100のフォアはかなり弾きが良く、良好な反発力。

飛びを抑えたい方には向かないですが、ラクにボールを飛ばしたいなら合うタイプですね。

パワー強めかつ球離れ早めで弾き飛ばす感じ。

バックはフォアより少し飛ばず、適度なパワー感。

飛びすぎず飛ばなすぎず丁度良いです。

球持ちが良く、フォアより飛ばない。

105はデカラケらしい反発力を持ち、フォアもバックも100以上にボールを飛ばしやすい。

無理してスイングする必要が一切ないです。

ハイパワー。

反発力重視のプレイヤー向き。

【軌道について】

100⇒フォア/バック問わず中軌道のショットになりやすい印象。

105⇒打球の軌道は上がりやすく、自然と中~高軌道ショットになりやすいです。

回転のかけやすさ

X100 8~8.5/10
X105 290g 8.5/10
X105 270g 8.5/10
X105 255g 8.5/10

スピン性能は4本ともかなり良好。

105は面が大きい分回転をかけるスイングで打つと急降下して高く弾むグリグリスピン系のショットが打ちやすいです。

素晴らしいスピン性能。

100もストリングパターン16×18を採用している影響もあってか、だいぶ回転はかけやすいですね。

【スライスに関して】

★100

スーッと滑って伸びていく軌道低めのスライスが超うちやすい。

ホールド感強めでフェイスにボールを乗せて運べる感触が強いです。

球持ちの良さによる「ノリ感」がたまらん。

気持ち良い。

★105

デカラケ特有のパワー&ガットのたわみにプラスして、エックスシリーズの持ち味であるバックハンドスライスの球持ちの良さも感じられる仕上がり。

力まず打ってもしっかりボールが飛び、回転も良くかかります。

ふんわりとした軌道高めのスライスをカンタンに打てる。

力を無理に入れる必要なし。

ボールコントロール性能

X100 フォア⇒7~7.5/10 バック⇒7.5~8/10
X105 290g 6.5/10
X105 270g 6.5/10
X105 255g 6.5/10

★100

フォアは飛びが強く、球離れも速いので、打球を狙った所に打ち込むコントロール性能はやや低め。

コースを狙うよりもスピーディなパワフルスピンボールで圧倒する使い方が向いています。

フラットで打つと飛びすぎてアウトしやすい。

回転をかけるときちんと収まる。

バックは球持ちが良く、適度な飛び感なので、まあまあボールコントロールしやすいです。

フォアよりバックの方がコントロールしやすい。

★105

反発力が100のフォア以上に強いので、細かくコースを狙って打っていくのはニガテ。

ボールをコントロールするよりパワフルスピンボールを打ち込んでいく使い方が向いています。

操作性&取り回しの良さ

X100 8~8.5/10
X105 290g 9/10
X105 270g 8.5~9/10
X105 255g 9~9.5/10

105の255gは最も軽くてバツグンの操作性。

105の290gもバランス310㎜のトップライト系の設計なので、だいぶスイングしやすいです。

良い。

100は290gのバランス325㎜、270gはバランス338㎜の超トップヘビー系なので、若干290gや255gより操作性は落ちますが、それでもラケット全体で見ればかなり取り回しやすいです。

ストローク

★100

フォアは弾きの良さを感じつつ、パワフルスピンボールを展開しやすい。

球離れが早いので、ボールスピードも結構出しやすいと思います。

弾きの良いパワースピン系。

バックはやや強めのホールド感と柔らかめの打感を感じつつ、安定してスピンショットを展開しやすい。

弾きの良さやスピード感はフォアに負けますが、フォアより球持ちが良く、飛びすぎず、ボールコントロールしやすいです。

フォアより柔らかく、球持ちが良く、コントロール性能が高い。

★105

ガットのたわむ柔らかい打ち心地を感じつつ、ラクに軌道高めのスピン系のショットを展開できる。

軽く打っても良く飛びます。

ソフトな高反発スピン系ラケットという印象。

290g⇒操作性が良い

270g⇒操作性が少し落ちる代わりに遠心力を利かせたハードヒットがしやすい

255g⇒球威は出にくいけどとても軽くて振りやすい

といった違いがあると思います。

【守備に関して】

4本とも反発力が強めなので、走らされた際のボールの処理は、カンタン。

特に105の3本は面が大きく軽いので、当てるだけでも割と返球できる安心感があります。

ボレー

105はストローク同様にとても打感が柔らかく、面が大きくてスイートスポットが広く、ラク。

290gと255gは操作性にも優れているので、かなり使いやすいですね。

ボレーのしやすさ重視の人におすすめ。

100も105程ではないですが、操作性に優れ、飛びも適度で良い。

270gは他より若干操作性が落ちますが、それでも全く難しくはないです。

サーブ

★105

フラットサーブ⇒サービスエリア内への収まりが良く、割としっかり打ってもフォルトしにくい。

ストロークでは飛びすぎる感じがありましたが、サーブはコートに収まりやすいですね。

スライスサーブ&スピンサーブ⇒回転系サーブの変化は大きめ。

デカラケらしい回転のかかりやすさを感じられ、きっちり曲がったりハネたりしやすい印象です。

飛びすぎない所が良い。

★100

フラットサーブ⇒しっかり振り抜くと飛びすぎるけど、8割位の力で打てば十分サービスエリア内に収まる。

スライスサーブ&スピンサーブ⇒回転のかかりは良好。

スライスサーブはしっかり曲がり、スピンサーブはハネやすいと思います。

意外とフラットサーブは105の方が収まりやすく感じた。

回転性能と操作性は105同様に良い。

まとめ:左右差が大きい100、柔らか高反発スピン系の105

本記事ではプリンス Xシリーズ2022のX100/X105 290g/X105 270g/X105 255gを比較してきました。

Xシリーズの4本!

おすすめの選び方は以下の通りです↓

100

  • フォアの弾き/バックのホールド感のわかりやすさを重視する人
  • 100インチが好きな人
  • ラクにスピンボールを飛ばしたい人
  • 操作性重視の人

105(290g)

  • 柔らかい打感が好きな人
  • スイートスポットが広めが良い人
  • 操作性重視の人
  • 強力なスピン&反発性能を求める人

105(270g)

  • 柔らかい打感が好きな人
  • スイートスポットが広めが良い人
  • 遠心力の利きやすさや球威を重視する人
  • 強力なスピン&反発性能を求める人

105(255g)

  • 柔らかい打感が好きな人
  • スイートスポットが広めが良い人
  • 操作性を最重視する人
  • 強力なスピン&反発性能を求める人

では今回はこの辺で(‘ω’)ノ

今回解説したラケット用品一覧

 

 

 

 

 

 

 

 

(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)

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