こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回は「ダンロップ FX500 ツアー 2020」(DUNLOP FX500 TOUR 2020)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペックの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
- おすすめのガットの紹介
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
(※FXシリーズは2023年1月に新作が発売されますので、最新モデルの情報を確認したい方はこちらの記事をご覧ください⇒「ダンロップ FX500 2023 新作情報まとめ」)
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
Contents
ダンロップ FX500 Tour 2020のスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
フレーム厚 | 21-23㎜ |
バランスポイント | 315㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
標準よりややフェイスが小さく、重いスペック。
バランスポイント(重心)は普通より5㎜ほど手元よりのトップライト系ラケットです。
トップライト系はフルスイングしやすくボレー時の取り回しも利く。
フレーム厚は21~23㎜とやや薄めで、ある程度ラケットを振っていける方を想定して作られている感じですね。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | 〇 | ◎ | ◎ |
女性 | ◎ | ◎ | 〇 |
テクノロジー/予備知識
フレックスタッチレジン | スロート部に伸縮性と反発性に優れた素材を使用し、柔らかな打感と食いつき感を実現 |
パワーブーストフレーム | 新形状のラウンドフレームを採用し、面の安定性を高め、パワーとコントロールの両立を実現 |
パワーブーストグルーブ | 新たなグロメット構造を採用し、たわみ量を増やしてスイートエリアを拡大 |
今作は”フルスイングしてもボールがコート内に収まるコントロール性能を兼ね備えたパワー系ラケット”というテーマで開発された。
ダンロップ FX500 Tour 2020のデザイン
ライトブルー×ブラックのシンプルなデザイン。
フレーム厚21~23㎜なので少し薄い見た目です。
ダンロップ FX500 Tour 2020のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ: 7.5/10
やや柔らかめな印象。
ミスヒットしたりハードヒットしても不快な雑振動はあまり来ないと思います。
ガットのたわみ感が心地よい。
ボールの飛びの良さ: 7.5/10
反発性能はそこそこ強め。
ツアー系はボールが飛びにくい難しいモデルが多いですが、このFX500 Tour 2020に関してはハードさはない感じです。
兄弟機種のFX500とパワー感は近いと思う。
スピンのかけやすさ: 7.5/10
スピン性能はごくごく標準的。
普通にスイングすると自然な回転量のフラットドライブになります。
【スライスに関して】
軌道を抑えた良く滑るスライスが打ちやすいです。
コントロール性能: 8/10
パワー系ラケットの中ではやや高めのコントロール性能。
パワーヒッターだとアウトになりやすそうですが、一般的な人ならしっかりラケットを振り切ってもちゃんとコート内に収まってくれる使いやすいラケットだと思います。
FX500も割とパワー系の中では打球を制御しやすかったけど、ツアーはさらにコントロールしやすい。
操作性&取り回しの良さ: 7.5/10
305g/バランス315㎜なので、300g/バランス320㎜の黄金スペック系ラケットとほぼ同じような重量感。
重いとか軽いとかは特に感じませんでした。
ストローク
柔らかな打感とやや強めのパワーアシストを感じつつ、しっかりと振り切って低軌道のフラットドライブを打っていける\(^o^)/
パワー系あるあるの「楽に飛ぶけどアウトしまくり」や、ツアー系あるあるの「ボールが飛ばない」といったこともなく、丁度いいパワーとコントロールのバランスだと思います。
”パワー系の中ではややコントロール寄り”なラケット。
パワー系とツアー系の美味しい部分だけ取り込んだ感じ。
パワフルでコートの隅をつくようなボールコントロールがしたい上級者や、305gを振るのがしんどいという方以外は使いにくさはあまり感じないかなと。
あまりパワフルではない私には合っていました。
【守備に関して】
パワーアシストがややあるので、走らされた時でも比較的楽に返球できます。
ボレー
打感の柔らかさ、面の安定性、飛びすぎず飛ばなすぎずのうまい具合なパワー感の3つが実感できる仕上がり。
ボレーのレベルが上がったと錯覚するくらいには使いやすかったですね。
サーブ
フラットサーブ⇒目いっぱい打つとちょっと収まりが悪いですが、8割位の力で打っている分には球速も出て安定感がありました。
スライスサーブ⇒FX500もそうでしたが、ビックリするくらい曲がる。
回転系特化でもなければメーカーのうたい文句にもないんで正直謎ですが、マジでデュースサイドからのスライスサーブは切れて相手をコート外に追い出せます。
回転特化型のラケット並みに曲がる…(;’∀’)
理由はわからずw
スピンサーブ⇒まあまあの変化量。
しっかりこすれている感触があり、そこそこハネます。
類似・競合ラケットの紹介
ライバルラケットを紹介していきます。
ダンロップ FX500 2023
FX2023シリーズの主力モデル。(100インチ/300g/バランス320㎜)
ツアーよりもボールコントロール性能が低い代わりに、反発力がかなり強く、ラクにボールスピードと飛距離を出せる超パワー系ラケットです。
反発力が強い100インチが良いならFX500の方がおすすめ。
打感は結構ソフト。
ダンロップ FX500 ツアー 2023
2023バージョン。(98インチ/305g/バランス315㎜)
非常にボールスピードが出しやすく、それでいて2020モデルよりも打感が柔らかい仕上がりになっています。
ソフトなスピード特化の98インチ。
ダンロップ CX400 ツアー 2024
CX2024シリーズの主力モデル。(100インチ/300g/バランス320㎜)
ガットのたわむソフトさがわかりやすく、パワー&スピン&コントロール性能の3点とも高水準の人気ラケットです。
かなり使いやすい。
関連まとめ記事
新作情報 FX500 2023シリーズ ラインナップ テクノロジーまとめ
ダンロップ FX500 Tour 2020に合うおすすめのガットの紹介
打球の威力とバウンド後のノビを重視するなら、ボールスピード特化系ガットがおすすめ。
打感の柔らかさ重視ならソフト系ガットも良いと思います。
ダンロップ FX500 Tour 2020はこんな人におすすめ
- 柔らかな打感が好きな人
- ボールを飛ばしやすく、なおかつコントロール性能も欲しい人
- フラットドライブ系プレーヤー
- ボレーのしやすさを重視する人
こんな人には向いてない
- 硬い打感が好きな人
- パワフルな人
- 超コントロール志向な人
まとめ:しっかり振り切って使えるパワー系ラケット
本記事では「ダンロップ FX500 ツアー 2020」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
柔らかな打感、パワー系にしては抑えの利くコントロール性能、ボレーのしやすさが持ち味のラケット!
抑えの利きやすいパワー系ラケットが欲しい中級~中上級者には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)