今回は、2023年1月発売の新作テニスラケットシリーズ「ダンロップ FX500 2023」(DUNLOP FX500 2023)の
- ラインナップ
- 各種スペック
- 使われているテクノロジー
- 解説動画
の4つをまとめていきます。
5分で読めるよ。
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計180本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
Contents
新作情報 ダンロップ FX500 2023 ラインナップ スペックまとめ
ダンロップの人気パワー系シリーズ「FX500」に新作が登場。(既に予約の受け付けが開始中)
鮮やかなブルーカラーのデザインです。
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ダンロップ FX 2023の特徴は?
FXはダンロップのパワー特化シリーズであり、2023シリーズのコンセプトは「柔らかい打球感」。
強力なパワフルボールを打ちやすく、なおかつソフトな打ち心地も欲しいプレイヤー向けのテニスラケットです。
#ガチ進化宣言 したFXシリーズの1番の進化ポイントは?
ズバリ‼グロメットの下に溝を設けた構造「POWER BOOST+ GROOVE」🌟
ボールがストリングに当たると、ストリングがグロメットの下の溝に沈み込み変形。これによりストリングのたわみ量と、しなやかさとパワーも向上するという仕組みです☝ pic.twitter.com/2z9G9LEAFx— Dunlop Tennis Japan_ダンロップテニス (@dunloptennisjp) December 19, 2022
#ガチ進化宣言 したFXシリーズの開発コンセプトは?
✓しなやかな打球感
✓前作以上のパワー
✓広いスイートエリアこれらすべてを達成した今回のFXシリーズ。打ちたくなってきましたか?💙 pic.twitter.com/wno4av3Eeq
— Dunlop Tennis Japan_ダンロップテニス (@dunloptennisjp) December 18, 2022
今回の主なラインナップは以下の通り↓
以前のシリーズとの大きな違いは、
- フレーム形状/スペックの微調整
- 新テクノロジーの採用
です。
まずはラインナップについて詳しく見ていきましょう。
ダンロップ FX500 2023
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 23~26㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
RA値 | 71⇒69 |
100インチ/300g/バランス320㎜のいわゆる黄金スペックモデル。
FXシリーズの主力モデルです。
フレームの硬さを表すRA値は69。
前作の71より2つ下がっている。
RA値が下がると打球感が柔らかく感じやすくなる傾向にあります。
実際に使用した際の詳細レビューはコチラ↓
ダンロップ FX500 ツアー 2023
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 21~23㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
RA値 | 70⇒66 |
標準より面が小さく重い中上級者向けのスペック。
通常のFX500の飛びを少し抑えてボールを狙った所に打ち込むコントロール性能を上げたタイプです。
FX500ツアーもRA値が下がっている。
実際に使用した際の詳細レビュー↓
ダンロップ FX500 LS 2023
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 285g |
バランスポイント | 325㎜ |
フレーム厚 | 23~26㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
RA値 | 71⇒69 |
標準より15g軽い軽量モデル。
女性やジュニア、操作性重視の男性向けのスペックです。
実際に使用した際の詳細レビューはコチラ↓
ダンロップ FX500 ライト 2023
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 270g |
バランスポイント | 330㎜ |
フレーム厚 | 23~26㎜ |
ストリングパターン | 16×19⇒16×18 |
RA値 | 71⇒69 |
超軽量タイプ。
ストリングパターンが前作の16×19から横糸を1本減らした16×18に変更になっています。
ガットは本数が減るとスピン性能が上がる傾向にある。
ダンロップ FX700 2023
フェイスサイズ | 107平方インチ |
重さ | 265g |
バランスポイント | 340㎜ |
フレーム厚 | 23~27㎜ |
長さ | 27.25インチ |
ストリングパターン | 16×19⇒16×18 |
RA値 | 70⇒69 |
フェイスサイズが大きく、長さも通常の27インチより0.25インチ(6.35㎜)長いデカラケモデル。
こちらも16×19から16×18に変更されています。
ラケットに合わせてバッグの発売も開始
ラケットの発売に合わせて、バッグも3種類発売されます。
☑12本用
☑8本用
☑2本用
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テクノロジー:ガットのたわみを増やしソフトな打ち心地を追求
主に以下のテクノロジーが搭載されています。
- パワーブーストプラスグルーヴ
- パワーブーストフレームジオメトリー
- フレームスティフネスアジャストメント
出典:ダンロップ公式サイト
パワーブーストプラスグルーヴ
グロメットに設けた溝の深さと幅を従来よりも50%拡大することでガットのたわみを増やすテクノロジー。
たわみが増えることで反発性が向上し、スイートスポットも広くなる設計となっています。
たわみ量アップ。
パワーブーストフレームジオメトリー
フェイス部は剛性の異なる2つの形状を効果的に組み合わせた高反発なラウンドフレームを採用。
シャフト部はより高い剛性を実現し、ねじれを抑制。
スロート部はワイドに設計し、面安定性を向上。
フレームスティフネスアジャストメント
フレームの硬さを従来よりも柔らかくし、食いつき感を向上させ、より柔らかい打感を実現するテクノロジー。
解説動画
解説動画はコチラ↓
発売日:2023年1月中旬
発売日は2023年1月中旬です。
既に予約の受け付け開始中!
まとめ:柔らかい打感を追求したパワー系
今回は「ダンロップ FX500 2023」についてまとめてきました。
グロメットの溝を拡大してガットのたわみ量を増やした他、フレームを従来よりも柔らかくすることでソフトな打ち心地を追求したパワー系ラケットとなっています。
ソフトなパワー系!
初回入荷分は数に限りがあるので、気になる方はお早めにどうぞ。
というわけで、以上です。
ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるから、実店舗で買うよりも5000~10000円くらい安く手に入るよ!
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