バボラのピュアアエロ 100 2022とピュアストライク 100 2020ってどっちが自分に合っているかな？
違いが知りたい！
どちらもバボラの人気ラケットなので、どっちを使おうか迷いますよね。
そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際に両方使った私が使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ
本記事の内容
- スペック比較
- 使用感の違いを解説
- おすすめの選び方を解説
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数＆購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター（＠tennis_torasan）
結論は以下の通りです↓
ピュアアエロの方が打感が柔らかく、スピン性能が強力で、面の安定性が高い
ピュアストライクはパワー＆コントロール性能のバランスの良さが特徴的なフラットドライブ系
スピン系のピュアアエロ、バランス型のピュアストライク
個別のレビュー記事はこちら↓
☑ピュアアエロ 100 2022/2023
☑ピュアストライク 100 2019/2020
ではでは、双方の違いについて細かくかみ砕いて解説していきますね。
5分位で読み終わるよ～。
ピュアドライブ2021/ピュアアエロ2022/ピュアストライク2020の比較解説動画はコチラ↓
バボラ ピュアストライク 100 2019/2020 101400
Contents
バボラ ピュアアエロ 2022とピュアストライク 100 2020のスペック比較
まずは簡単にスペック比較から。
| ピュアアエロ 2022 | スペック | ピュアストライク 100 2020 |
| 100平方インチ | フェイスサイズ | 100平方インチ |
| 300g | 重さ | 300g |
| 320㎜ | バランスポイント | 320㎜ |
| 23-26㎜ | フレーム厚 | 21-23-21㎜ |
| 16×19 | ストリングパターン | 16×19 |
どちらも100インチ/300g/バランス320㎜のいわゆる”黄金スペック”。
黄金スペックは幅広い層に最適化された使いやすいスペックで、非常に人気が高く、メーカー各社が特に力を入れている。
ただ、フレームの厚さはピュアアエロが一般的な黄金スペックと同じ最大26㎜なのに対し、ピュアストライクは薄めの21~23㎜となっています。
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新作情報 ピュアアエロ 2022 テクノロジー ラインナップまとめ
バボラ ピュアアエロ 2022とピュアストライク 100 2020の使用感の違いを解説
次にこの二つのラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。
全く同じガット、ポンド数で打ち比べた。
打感の柔らかさ
| ピュアアエロ 2022 | 8/10 |
| ピュアストライク 100 2020 | 7.5～8/10 |
両方ともまあまあ柔らかい打感。
割とガットのたわむソフトさを感じやすいと思います。
ミスヒットした時の振動吸収性がピュアアエロの方が良い感じがする。
ピュアストライクも硬くはなく、ソフト系だと思う。
【球離れについて】
ピュアアエロのホールド感（球持ち感）は強く、球離れはややゆっくりめ。
ガットとボールの接地時間は長い感触です。
結構強めの球持ちの良さを感じる。
ガットがボールを掴む感じがして、少し押して運べる打ち心地。
ピュアストライクの球離れは特に早くも遅くもない印象。
少しガットがたわんでボールをホールドする感じがありつつ、あっさり軽く弾き出す感触もある。
ボールの飛びの良さ
| ピュアアエロ 2022 | 7.5/10 |
| ピュアストライク 100 2020 | 7.5～8/10 |
反発力は2本とも飛びすぎず飛ばなすぎず、適度。
フラット系のショットを打った時の飛距離は同じくらい。
ただ、ピュアアエロの方が回転のかかりが強いので、スピン系のショットを打った時は若干ピュアストライクより先に急降下しやすいと思います。
ほぼ近いパワー感の印象。
適度なパワー感ではなく、強めの飛び&スピード感を求めるなら、ピュアドライブ 2021がおすすめです。
爆速フラットドライブが打てる。
【軌道について】
打球はピュアアエロもピュアストライクも低～中軌道になりやすいと思います。
回転のかけやすさ
| ピュアアエロ 2022 | 8～8.5/10 |
| ピュアストライク 100 2020 | 7.5/10 |
スピン性能はピュアアエロの方が強め。
普通に打つとやや軌道低めのフラットドライブ気味のショットになる一方、ガンガンに回転をかけるスイングで打つと中軌道のグリグリスピンに近いショットになります。
回転量の調整がしやすい。
最大回転量の上限はまあまあ高い。
ピュアストライクはピュアアエロほどのスピンのアシスト感はなく、低～中軌道フラットドライブが最も打ちやすいと思います。
【スライスに関して】
両方ともやや軌道低めのショットが打ちやすい印象。
ボールコントロール性能
| ピュアアエロ 2022 | 8～8.5/10 |
| ピュアストライク 100 2020 | 8/10 |
打球を狙った所に打ち込むコントロール性能はどちらも良好。
意図せぬアウトが少なく安心してスイングできる良さがあります。
ピュアアエロの方が球持ちが良く、さらに自然に回転がかかって打球が最後に落ちるから、アウトしにくい。
でもピュアストライクも十分コントロールしやすいと思う。
ピュアストライクは「バボラのコントロール系」という位置付けですが、100に関しては比較的パワーがあり弾く感じもあるので、ガチガチのコントロール系ではないと思います。
飛び控えめなコントロール系が欲しいなら向いてないけど、割と飛びの良いコントロール&フラットドライブ系が良いならピュアストライク100はおすすめ。
操作性&取り回しの良さ
| ピュアアエロ 2022 | 8/10 |
| ピュアストライク 100 2020 | 8/10 |
2本とも標準的なスペックなので、違和感ナシ。
ただ、ピュアストライクはフレーム厚が薄くて空気抵抗が少ないので、ピュアアエロよりも振り抜きやすいです。
ストローク
ストロークの使用感の違いを書いていきます。
ピュアアエロ 2022
柔らかく球持ちの良い打感を感じつつ、低軌道フラットドライブと中軌道スピンボールを安定してコントロールしやすい。
2種類の球質を織り交ぜて相手を翻弄するストロークを展開できます。
丁度いい反発力ということもあって、パワー＆スピン＆コントロールの3つとも高水準の印象です。
球持ちが良いからボールに厚く当てて押し込んで打つと、非常にパワフルかつバウンド後にノビるショットが打てる。
そしてアウトしにくい。
また、フレームが厚い分ピュアストライクよりも相手の強打に対する面の安定性が高く、押されにくく感じました。
ピュアストライク 100 2020
柔らかく軽めの打感を感じつつ、低～中軌道フラットドライブを安定してコントロールしやすい。
ピュアアエロより回転のかかりが控えめですが、自分の想定通りの飛距離、軌道、コース、回転量の打球を打ちやすいです。
勝手に飛びすぎたり、回転がかかりすぎたりしない。
打ちたい球種がそのまま飛んでいく。
イメージ的にはピュアアエロのスピン性能を抜いてシンプルでクセの少ないフラットドライブ系ラケットにしたのがピュアストライク、みたいな感じです。
尖った性能はないけども、パワー＆コントロールの性能バランスが良いラケット。
打感も柔らかめ。
【守備に関して】
両方とも反発力は適度にある100インチラケットなので、走らされた際のボールの処理はややカンタン寄り。
ボレー
ボレーの使用感の違いを書いていきます。
ピュアアエロ 2022
ストローク同様に球持ちが良く、打球を狙った所に落としやすい。
飛びは適度で、面の安定性は高く、打ち負けにくいと思います。
スイートスポット広め。
使いやすい◎
ピュアストライク 100 2020
比較的柔らかい打感かつ、あっさり軽く弾く感触。
飛びは適度で、まあまあボールコントロールしやすいです。
少しピュアストライクの方が軽く弾く感じが強い。
サーブ
サーブの使用感の違いを書いていきます。
フラットサーブ
両方とも結構しっかり打ってもサービスエリアへの収まりが良く、コースも狙いやすい。
スライスサーブ&スピンサーブ
ピュアアエロは回転のかかりが強く、ガッツリ曲がったりハネたりしやすい。
ピュアストライクはスピンサーブのハネはそこそこですが、スライスサーブは曲がりやすいと思います。
おすすめの選び方：スピン性能重視ならピュアアエロ、クセの少ないバランス型が良いならピュアストライク
本記事ではバボラのピュアアエロ 100 2022とピュアストライク 100 2020を比較してきました。
バボラの定番2機種。
スピン系のピュアアエロとバランス型のピュアストライク。
おすすめの選び方は以下の通りです↓
- スピン系プレイヤー
- 柔らかく球持ちの良い打感が好きな人
- ボールコントロール性能重視の人
- 適度な反発力を求める人
- フラットドライブ系プレイヤー
- 柔らかく軽めの打感が好きな人
- ボールコントロール性能重視の人
- 適度な反発力を求める人
では今回はこの辺で(‘ω’)ノ
>>ピュアアエロ 100 2022 インプレ 評価 レビュー
>>ピュアストライク 100 2020 インプレ 評価 レビュー
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今回解説したラケット用品一覧
バボラ ピュアストライク 100 2019/2020 101400