ヨネックスのイーゾーン100 2025とパーセプト100 2023ってどっちが自分に合っているかな？
違いが知りたい！
どちらもヨネックスの人気ラケットなので、どっちを使おうか迷いますよね。
そこで今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、実際に両方使った私が使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ
本記事の内容
- スペック比較
- 使用感の違いを解説
- おすすめの選び方を解説
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数＆購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター（＠tennis_torasan）
結論は以下の通りです↓
イーゾーンの方がパワー＆スピード性能が高め
パーセプトの方がコントロール性能が高め
打感の柔らかさ/球持ちの良さ/スイートスポットの広さは共通
個別のレビュー記事はこちら↓
☑EZONE 100 2025
☑PERCEPT 100 2023
ではでは、双方の違いについて細かくかみ砕いて解説していきますね。
5分位で読み終わるよ～。
Contents
ヨネックス イーゾーン100 2025とパーセプト100 2023のスペック比較
まずは簡単にスペック比較から。
| EZONE100 2025 | スペック | PERCEPT100 2023 |
| 100平方インチ | フェイスサイズ | 100平方インチ |
| 300g | 重さ | 300g |
| 320㎜ | バランスポイント | 320㎜ |
| 23.8-26.5-22.5㎜ | フレーム厚 | 23㎜ |
| 16×19 | ストリングパターン | 16×19 |
両方とも100インチ/300g/バランス320㎜の黄金スペック。
黄金スペックは最も万人に扱いやすい仕様で人気があり、メーカー各社が特に力を注いでいる。
フレーム厚はパーセプトの方が少し薄い設計。
一般的にフレームは厚いほど反発力が強くなり球速が出しやすく、薄いほどフレームがしなりやすくボールの飛びが抑えられ、打球のコントロール性能が上がる傾向にあります。
関連記事↓
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ヨネックス イーゾーン100 2025とパーセプト100 2023の使用感の違いを解説
次にこの二つのラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。
張っているガットはどちらも全く同じ。
打感の柔らかさ
| イーゾーン100 | 8.5/10 |
| パーセプト100 | 8.5/10 |
打感は2本ともかなり柔らかい印象。
パーセプトの方がフレームが薄い分しなるソフトさが強い印象ですが、イーゾーンも振動吸収性がバツグンの優しい打ち心地だと思います。
イーゾーンもパーセプトもスイートスポットが広くてミスヒット時の硬さを感じにくい。
両方8.5点付近。
球離れ
| イーゾーン100 | 標準～ゆっくりめ |
| パーセプト100 | ゆっくりめ |
2本ともガットのたわみによる心地よい球持ちの良さを感じやすい。
やはりパーセプトの方がしなりによるホールド感があると思いますが、イーゾーンも球持ちの良いラケットの部類の印象です。
前作のイーゾーン 100 2022モデルがだいぶ弾きが強い印象だったから、かなりホールド感がアップしたように思う。
ボールの飛びの良さ
| イーゾーン100 | 8～8.5/10 |
| パーセプト100 | 7.5～8/10 |
反発力はイーゾーンが強め、パーセプトは標準～やや強め辺り。
イーゾーンは飛びを抑えたいパワフルプレイヤーには飛びすぎると思いますが、少ない力でもラクに打球を飛ばしていきたいならピッタリなタイプです。
球速や飛距離が出しやすい。
パーセプトは飛びすぎず飛ばなすぎず、丁度良いパワー感。
イーゾーンのようなパワー＆スピード感はないですが、攻撃時にはアウトしにくく、守備時にはきちんと返球できる適度な反発力で使いやすいと思います。
軌道
| イーゾーン100 | 中軌道 |
| パーセプト100 | 低～中軌道 |
2本とも極端に高く上がったり低くなったりしない印象。
ただ、イーゾーンの方がパーセプトよりも打球が少し高くなりやすいと思います。
回転のかけやすさ
| イーゾーン100 | 7.5～8/10 |
| パーセプト100 | 7.5～8/10 |
スピン性能はどちらも標準的。
基本的に両方ともフラットドライブ系のショットが最も打ちやすいと思います。
ヨネックスのスピン特化ラケットを使いたいならブイコア 100 2023がおすすめ。
スライス
イーゾーン⇒少ない力でもコート後方まで飛んでいく中軌道スライスショットになりやすい。
打感の柔らかさと球持ちの良さも感じやすいです。
ソフトさと飛びの良さが印象的。
パーセプト⇒イーゾーン同様に打感の柔らかさと球持ちの良さがありつつ、適度な飛距離かつ中軌道のショットになりやすい印象。
飛距離はイーゾーンの方が出ると思う。
パーセプトは丁度良い飛び感。
ボールコントロール性能
| イーゾーン100 | 7.５/10 |
| パーセプト100 | 8～8.5/10 |
パーセプトのボールコントロール性能は高め。
適度なパワー感があり、飛距離と軌道の高さのブレ/バラつきが少なく、コースも狙いやすく、意図せぬアウトをしにくいです。
球持ちの良さと丁度良い反発力によって、同じような飛距離&軌道のショットをミスらず打ち続けやすい。
イーゾーンも球持ちが良いラケットではありますが、ボールが良く飛ぶタイプなので、パーセプトにコントロール性能は負ける印象です。
操作性&取り回しの良さ
| イーゾーン100 | 8/10 |
| パーセプト100 | 8/10 |
両方とも標準的なスペックなので、特に違和感なし。
ストローク
ストロークの使用感の違いを書いていきます。
イーゾーン100
かなり柔らかく振動の少ない快適な打感を感じつつ、ラクにパワフルなフラットドライブを飛ばせる。
力まず打っても飛距離や球速が出て、心地良い球持ち感/ホールド感も感じられるので、ソフトなパワー系100インチを使いたいプレイヤーにはとても合うと思います。
ヨネックスの持ち味のスイートスポットの広さもあり、ミスヒットしにくいのも良いところ。
パーセプト100
超柔らかくて心地良いホールド感を感じつつ、安定して低～中軌道フラットドライブをコントロールして展開しやすい。
飛距離と軌道のブレが少なく、適度にボールを飛ばすパワーもあり、スイートスポット広めでとても使いやすいと思います。
打感、飛び感、コントロール性能が個人的に最高。
ストロークの神ラケ。
確実に神ラケ。
2本とも柔らかく球持ちの良い快適な打感のフラットドライブ系なのは共通。
その中でも、イーゾーンは優れたパワー＆スピード性能、パーセプトはボールコントロールのしやすさが魅力です。
守備に関して
2本とも反発力が十分ある100インチのラケットなので、走らされた際のボールの処理はカンタン。
難しくないと思います。
ボレー
ボレーの使用感の違いを書いていきます。
パーセプト100
柔らかい打感かつ飛びもまあまあ良く、スイートスポット広めでラクにボレーしやすい。
面の安定性も高く、面ブレしにくく感じました。
ラク。
イーゾーン100
ストローク同様に打感の柔らかさ、球持ちの良さ、スイートスポットの広さを感じやすい。
割とボールの飛距離は出しやすいと思います。
柔らかい!飛びが良い!スイートスポットが広い!
だいぶボレーしやすいので、ボレーヤーやダブルスプレイヤーにおすすめ。
どちらも簡単にボレー出来るタイプだと思いますが、特にイーゾーンは飛びが良く、超使いやすい印象です。
サーブ
サーブの使用感の違いを書いていきます。
イーゾーン100
フラットサーブ⇒思い切り打つとフォルトしやすいですが、8割位の力で打つとサービスエリア内に収まりやすい印象。
軽く打ってもスピーディなサーブになりやすいと思います。
力まず打ってもスカッとスピードボールが飛ばせる感触。
スライスサーブ＆スピンサーブ⇒回転のかかりはまあまあ。
割と曲がったりハネたりしやすいと思います。
パーセプト100
フラットサーブ⇒ボールスピードはそこそこだけど、サービスエリア内に収まりやすく、コースも狙いやすい。
スライスサーブ＆スピンサーブ⇒スライスサーブは割とガッツリ曲がりやすい。
スピンサーブのハネは標準的な感触です。
フラットサーブはストローク同様に安定感があり、打感が柔らかい。
スライスサーブの回転のかかりも良いと思う。
スピード重視ならイーゾーン、収まりの良さ重視ならパーセプトが良いと思います。
おすすめの選び方：パワー＆スピード重視ならイーゾーン、ボールコントロール性能重視ならパーセプト
本記事ではヨネックスのイーゾーン100 2025とパーセプト100 2023を比較してきました。
ヨネックスの人気ラケット2本。
打感の柔らかさ、広めのスイートスポット、フラットドライブ系という点は共通。
柔らかパワー＆スピード系が良いならイーゾーン、超柔らかコントロール系が良いならパーセプト、という風に選ぶと良いと思います。
では今回はこの辺で(‘ω’)ノ
ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるから、実店舗で買うよりも5000~10000円くらい安く手に入るよ。
今回解説したラケット用品一覧