今回は、フランスのプロテニス選手、ジル・シモン(Gilles Simon)のプロフィール、プレースタイル、スタッツなどを紹介していきます。
Contents
ジル・シモンのプロフィール
Gilles Simon advanced to the quarter-finals on a day of upsets in Marrakech.
Read More ▶️ https://t.co/YvkVwq0LSi pic.twitter.com/coT5Y5alZZ
— ATP Tour (@atptour) April 11, 2018
出身 | フランス |
生年月日 | 1984年12月27日 |
身長 | 183cm |
体重 | 70キロ |
利き腕 | 右利き、バックハンド両手打ち |
世界最高ランク | 6位 |
グランドスラム最高成績 | 全豪 ベスト8
全仏 4回戦 全英 ベスト8 全米 4回戦 |
ツアー優勝回数 | 14回(内250が13回、500が1回) |
コーチ | Etienne Laforgue |
憧れだった選手 | セドリック・ピオリーン |
もし優勝できる大会を選べるとしたら? | 全仏オープンを選ぶ |
武器 | バックハンド |
趣味 | ゲーム、ローラーブレード、映画鑑賞 |
シモンはフランス4銃士(シモン、モンフィス、ツォンガ、ガスケ)の一角を担うフランスの有名選手です。
保険会社に勤める父と、医師だった母を持つシモンは両親に教えられて6歳でテニス開始。
子供時代いつも満員のセンターコートで試合をすることを夢見ていたそうな(*’▽’)
ただ、彼は元々低身長の家系出身だったので、若いときはテニスのプロになるのは厳しいかもしれないと感じていました。
そんなときに錦織選手のコーチであるマイケル・チャンの「偉大な選手になるには必ずしも高身長である必要はない」という言葉を聞いて、とても刺激を受けたそうです。
2002年にプロに転向し、フューチャーズやチャレンジャーなどで実力をつけ、2005年に全仏で4大大会デビュー。
2006年には現在ティームのコーチのニコラス・マス―、ゴファンのコーチのトーマス・ヨハンソンを破るなど活躍しtop100入りを果たしました。
ツアー初優勝は2007年のオープン13。
2009年には全豪でベスト8入りし、世界ランク最高6位まで上り詰めました。
現在はベテランの部類に入りますが、それでも毎年いくつかの大会で上位進出しています。
ジル・シモンのプレースタイル
プロフィールに続いて、次はプレースタイルやスタッツについてまとめていきます。
プレースタイルは「沼」「シコラー」
シモンのプレースタイルは、ミスをせずにラリーをし続けるシコラースタイルです。
その戦い方は時に「沼」とも評され、対戦相手的には非常に戦いにくい選手。
フォアもバックも相手の球種に合わせて適切にヒットし、フラット系の球を相手のコートに入れ続けることができます。
また、相手のハードヒットをさらに強烈なショットで返すことのできるカウンターパンチャーでもあるので、攻撃力が低い選手だとシモンを攻略できないこともしばしば。
サーブはファーストの確率が悪い上にセカンドもあまり速度が出ず叩かれがちですが、リターンが強力。
メンタルもそこそこ強く、ブレイクポイントを握られても何事もなくその後キープできます。
2016年の全豪ではあの王者ジョコビッチから100本のUEを引き出しました↓
ただ、その粘り強い戦い方がグランドスラムの5セットマッチではあだになり、トーナメントの序盤で消耗しすぎて中々勝ち上がることのできない選手でもあります。(1セット終わるのに1時間ほどかかることもザラ)
一方3セットマッチでは体力が残りやすいので、マスターズ準優勝2回の他にツアー優勝14回を達成済み。
シモンの持ち味が存分に発揮されたモンフィスとの超ロングラリーはある意味伝説(?)になっています( ̄▽ ̄)↓
サーブ&リターンのスタッツ(キャリア通算)
参考として、錦織選手とフェデラー選手のスタッツも載せてあります。
シモン | 錦織圭 | フェデラー | |
1stサーブが入る確率 | 57% | 61% | 62% |
1stサーブ時のポイント獲得率 | 69% | 71% | 77% |
2ndサーブ時のポイント獲得率 | 52% | 53% | 57% |
ブレイクポイントを防いだ確率 | 60% | 61% | 67% |
サービスゲームの獲得率 | 76% | 80% | 89% |
1stサーブのリターン時のポイント獲得率 | 31% | 31% | 33% |
2ndサーブのリターン時のポイント獲得率 | 53% | 53% | 51% |
ブレイクポイントの獲得率 | 42% | 41% | 41% |
リターンゲーム獲得率 | 27% | 27% | 27% |
サーブはそこそこといった感じですが、リターンは錦織選手やフェデラー並。
トップクラスの数値です。
コート別勝率(キャリア通算)
クレー | ハード | グラス | |
勝率 | 56.9% | 57.9% | 57.3% |
(※60%を超えていれば十分トップクラス)
平均約57%の綺麗なスタッツ。
どのコートでも安定した成績を残しているということがわかります。
能力値表
メンタル | 9/10 |
サーブ | 7/10 |
リターン | 9/10 |
フォアハンド | 7/10 |
バックハンド | 8/10 |
ボレー | 7/10 |
フットワーク | 8/10 |
ミスらず集中してストロークし続けられるメンタルと、トップクラスのリターンの数値を高めにしました。
以上、フランスのプロテニス選手、ジル・シモン選手のプレースタイル、プロフィール、スタッツ紹介でした。