こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回は「Tecnifibre T-Fight 300 RS(テクニファイバー ティーファイト 300 RS)」のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペックの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
- おすすめのガットの紹介
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
(※ティーファイトシリーズは2023年に最新作が出たので、新作の情報を確認したい方は「新作情報 ティーファイト 2023 ラインナップ スペックまとめ」をご覧ください。)
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
テクニファイバー T-FIGHT rs 300 BRFT10
Contents
テクニファイバー T-Fight 300 RSのスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 22.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
重さとバランスポイント(重心)は標準ですが、若干面が小さく、またフレーム厚が薄めのモデル。
ありそうで中々ないスペック。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | 〇 | ◎ | ◎ |
女性 | ◎ | ◎ | 〇 |
テクノロジー/予備知識
RS SECTION | フレーム形状を一般的な4角形から5角形に変更し、ボールヒット時の安定性と快適性を向上 |
YOKE CONNECTIONS | フレームとシャフトの接続部分を改良し、しなりや反発性、コントロール性を向上 |
フレームを5角形にすることでボックスフレーム特有の「ボールコントロールのしやすさ」とラウンドフレーム特有の「パワー」を上手く融合させたわけですな。
テクニファイバー T-Fight 300 RSデザイン
テクニファイバーお馴染みのホワイトを基調としつつレッドとブルーのラインがあしらわれたトリコロールカラー。
おしゃれ!!
5角形のフレーム形状は他のラケットにはない特殊な感じ。
フレームとシャフトの内側にも綺麗な柄が入っています。
テクニファイバー T-Fight 300 RSのインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ: 8/10
柔らかめの印象。
ボールの重さはあまり感じないあっさり軽めな打球感。
フレームは22.5㎜と薄目にもかかわらず、かなりしっかりしていて面の安定性が抜群です◎。
ボールの飛びの良さ: 7.5~8/10
ボールは比較的ラクに飛ぶ。(フレーム厚22.5㎜の薄ラケ系とは思えないくらいパワーがある)
頑張って振らなくても良い感じに打球にスピードが乗ってくれます。
しっかり振って攻撃する際には、ネット上50㎝くらいを狙ってフラットドライブを打つとアウトしにくくていい感じ。
スピンのかけやすさ: 7.5/10
スピン量は標準的。
自然な回転量のフラットドライブが最も打ちやすいです。
スライスの軌道はやや上がりやすい印象。
コントロール性能: 7.5/10
割とボールは飛ぶので全然ボールが飛ばないガチのコントロール系ラケットには負けますが、しっかり回転をかけている分には意図しないアウトもなく、使いやすいと思います。
まあまあ。
操作性&取り回しの良さ: 8.5/10
300g/バランス320㎜ですので全く違和感なし。
一般的な黄金スペック(100インチ/300g/バランス320㎜)よりも面が小さくてフレームが薄い分振りぬきやすく感じました。
ストローク
柔らかな打感を感じつつ、キッチリとフラットドライブを展開できる◎
パワフルプレーヤーには飛び過ぎると感じられるかもしれないですが、まあまあ反発力があってボールを飛ばしやすいラケットを使いたい場合には良いですね。
ガンガンに回転がかかるとか、飛びが超強いといった尖った性能はないものの、コントロールも割と効くし安定して良いショットを打てるバランスの良さを感じる。
【守備に関して】
打感が柔らかくパワーアシストも強めですので、走らされた際にも割と簡単に返球可能。
硬くて飛ばない、ツラいという事はないと思います。
ボレー
面の安定性が高く、なおかつ打感が柔らかくて飛んでくれるので、かなりボレーがしやすい◎
頻繁にネットに出るボレーヤーの方には特に相性が良さそうです。
安心感がある!
サーブ
フラットサーブは目一杯振ると若干収まりが悪く感じますが、8割位の力で打つ分には抑えも効いて腕への衝撃も少なめな印象。
空気抵抗が少ないから振りぬきも良い。
スライスサーブやスピンサーブはまあまあ変化してくれて、癖がなくて良いラケットだな~思いました。
テクニファイバー T-FIGHT rs 300 BRFT10
類似・競合ラケット
ライバルラケットを紹介していきます。
テクニファイバー ティーファイト 295 2023
ティーファイト2023シリーズの100インチ/295g/バランス325㎜のモデル。
柔らかくてあっさり軽めの打感、強めの反発力、弾きの良さ、スピーディなフラット系のショットの打ちやすさが特徴的です。
100インチが良いなら295の方がおすすめ。
テクニファイバー TF40 305 16×19 2022
ホールド感が強く、打感が柔らかく、回転もしっかりかかるコントロール系。(98インチ/305g/バランス325㎜)
ソフトで球持ちが良く、ボールコントロールしやすいラケットが良いならTF40の方がおすすめです。
柔らかコントロール系。
>>TF40 305 16×19 2022 インプレ 評価 レビュー
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新作情報 ティーファイト アイソフレックス 2023 テクノロジー ラインナップまとめ
テクニファイバー T-Fight 300 RSに合うおすすめのガットの紹介
打感の柔らかさを重視する場合はソフト系ガットがおすすめ。
楽にボールを飛ばせるセッティングにしたいなら高反発系のガットも良いと思います。
テクニファイバー T-Fight 300 RSはこんな人におすすめ
- 柔らかい打感が好きな人
- フラットドライブ系プレーヤー
- 積極的にネットに出るボレーヤー
こんな人には向いてない
- パワフルな人
- グリグリスピンを打ちたい人
- コントロール志向な人
まとめ:柔らかな打感と面の安定性が魅力のシンプルなパワー系ラケット
本記事では「Tecnifibre T-Fight 300 RS」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
柔らかな打感、やや強めなパワーアシスト、面の安定性が特徴的なラケット!
柔らかい打感でしっかりとフラットドライブを展開していきたい中級者には向いていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
テクニファイバー T-FIGHT rs 300 BRFT10
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)