こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(^^)/
今回は「バボラ タッチ VS 125/130」(BABOLAT TOUCH VS 16/17)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペック、使われているテクノロジーの紹介
- 打感、ボールの飛び、スピン性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ガットの紹介
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
スペックや詳細情報を盛り込みつつ使用感を詳しく書いていくので、
- このガットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
Contents
バボラ タッチ VS 125/130のスペック
「バボラ タッチ VS」
太さ | 1.25㎜/1.30㎜/1.35㎜ |
長さ | 12m |
素材 | 天然繊維(牛腸) |
色 | ナチュラル/ブルー/ブラック |
テクノロジー/予備知識
ナチュラルガットの大定番。
トッププロの使用率も非常に高いバボラを代表するガットです。
解説動画
バボラ タッチ VS 125/130のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感のインプレ、評価、感想を書いていきます。
使用ラケット | ブリヂストン エックスブレード |
太さ | 1.25㎜/1.30mm |
ポンド数 | 縦45ポンド、横43ポンド |
打感の柔らかさ:【125⇒9.5~10/10】【130⇒9.5/10】
どちらもかなり柔らかい打感で肘や手首に優しく、快適な打ち心地。
比較するとちょっとだけ125の方が柔らかく軽い感じですが、130も十分ソフトで軽い軽快な打ち心地です。
ソフトフィーリング。
特に125は打感が超軽い。
「ナチュラルは意外とそこそこ打ちごたえがある」という話も聞いていましたが、個人的にとても柔らかく感じました。
ソフト特化のナイロン1.25㎜以下を常用している場合はもしかしたら打ちごたえを感じるかもだけど、普通のナイロンやポリを使っているならだいぶ優しさを感じられると思う。
球離れ:ゆっくりめ
球離れはゆっくりめ。
しっかりガットがたわんでボールをホールドする感じがわかりやすいです。
兄弟モデルのトニックはタッチVSより打感が硬く球離れが早めだったから、打ち心地に違いアリ。
ボールの飛びの良さ:【125⇒9.5~10/10】【130⇒9.5~10/10】
反発力は最強レベル。
軽く打ってもコート後方までしっかり飛距離が出るし、球速とノビの出しやすさもナイロンと比べて段違いです。
ナイロンの中では飛びの良いエックスワンバイフェイズと一緒に打ち比べしたけど、平均50㎝以上飛距離が長くなり、スピードも明らかに勝っていた。
ラクにボールを飛ばしたい方やスピード&ノビが欲しいならこれ以上のガットはないですね。
スピードボールが簡単に打てるし、バウンド後も失速せずそのまま伸びていく。
最強。
軌道:中
両方とも打球は極端に低くなったり高く上がったりせず、中軌道辺りの直球になりやすい印象。
回転のかけやすさ:【125⇒7.5~8/10】【130⇒7.5/10】
回転のかけやすさはどちらも標準的。
125の方が細い分やや回転のかかりは良い感じですが、基本的に2種とも特にガットが回転を強力にアシストする感触は少なく、自分でかけた分だけ回転がかかる感触です。
少し打感は硬くなり、飛びも控えめになるけど、横糸にポリを張る「ハイブリッド」形式にすると、回転がかけやすくなるから、スピン重視なら試してみると良いかも。
125と130の選び方
125の方が少し打感が柔らかくて軽く、回転をかけやすい。
一方、130は125よりも耐久性とテンション維持性能が良い設計。
飛距離&球速&バウンド後のノビの出しやすさはほとんど同じだと思います。
普通は太い方が飛びを抑えやすくなる傾向にあるけど、タッチVSは125と130の両方が同じくらいのパワー感に感じた。
両方スーパーパワフル。
バボラ タッチ トニック130とタッチ VS 130の違い
タッチVSとトニックは作られている素材や製造方法は同じ。
ただ、太さが1.30㎜に近い精度で作れた個体を「タッチ VS 130」としてパッケージ化し、少し太さにバラツキが出てしまった個体を「タッチ トニック<135」として少し安めに売っているようです。
ネット価格で2000円くらい違う。
打ち比べた結果の性能差としては、タッチVS130の方が打感が柔らかく、ホールド感(球持ち感)が強めで少し軌道が上がり、トニック130の方が打感が硬く、弾きが強く軌道が低めになりやすい。
飛距離&球速&バウンド後のノビの出しやすさはほとんど同じだと思います。
打感はだいぶタッチVSの方が柔らかく球持ちが良い。
「トニックはタッチVSよりバラつきがある廉価版というだけ」というネット情報もありますが、打感には差があるので、それも考慮した上でどちらか決めるのがおすすめです。
類似・競合ガットの紹介
ライバルガットを紹介していきます。
ウィルソン ナチュラル ガット 125/130
ウィルソンの最高級ナチュラルガット。
タッチVS以上に打感が最上級に柔らかくて軽いタイプです。
どちらもとても柔らかくて飛びが良いけど、比較するとタッチVSがパワー&スピード寄り、ウィルソンナチュラルが柔らかさ寄りかな。
125の方が少し柔らかくて回転をかけやすく、130の方が耐久性とテンション維持が良いと思います。
トニックやタッチVSより高いけど、打感の柔らかさと軽さは極上。
テクニファイバー エックスワンバイフェイズ 124/130
テクニファイバーの大人気ナイロンストリング。
タッチVSに飛距離&球速&バウンド後のノビは負けますが、打感がだいぶ柔らかく、飛びやノビも良いタイプです。
124は超ソフトで軽い打感。
反発力もスピン性能も結構良い。
130は124より少し硬い代わりに、耐久力があるタイプ。
ナチュラルガットよりはだいぶ安いので、ナチュラルの代わりとして使うには向いている逸品だと思います。
それぞれの違いの印象は以下の通りです↓
柔らかさ&軽さ&球持ち
⇒ウィルソン125、バイフェ124≧ウィルソン130、タッチVS125≧タッチVS130≧バイフェ130≧トニック
飛距離&バウンド後のノビ
⇒ナチュラル5種≧バイフェ124、バイフェ130
球速
⇒タッチVS2種、トニック≧ウィルソン2種≧バイフェ124、バイフェ130
スピン量
⇒バイフェ124≧タッチVS125、ウィルソン125≧その他
コスパ
⇒バイフェ≧トニック≧タッチVS≧ウィルソン
比較記事
タッチVS、トニック、ウィルソンナチュラル、エックスワンバイフェイズの打ち比べ比較は以下の記事にまとめています↓
バボラ タッチ VS 125/130はこんな人におすすめ
- 超柔らかく球持ちの良い打感が好きな人
- 強力な反発力を求める人
- 球速&バウンド後のノビ重視の人
- テンション維持性能重視の人
こんな人には向いてない
- 硬い打感が好きな人
- ボールの飛びを抑えたい人
- スピン性能重視の人
まとめ:ハイパワー&ハイスピードを誇るソフトなナチュラルガットの王様
本記事では「バボラ タッチ VS 125/130」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
超柔らかい打感、最強の飛び&球速&バウンド後のノビ、緩みにくさが特徴的なガット!
ナチュラルガットらしい最高の飛びと柔らかめの打感を体感したい方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
※ナチュラルガットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも30~40%位安く手に入るよ!
楽天のKPIが特に安くておすすめ。
今回解説したテニス用品一覧